【伊豆クルーズ】黒船来航の下田港と、伊豆最南端の石廊崎をめぐる
「下田港内めぐり」と「石廊崎岬めぐり」の二つの航路で遊覧船を運航している「伊豆クルーズ」。
「下田港内めぐり」は日本開国の舞台である下田港を、「石廊崎岬めぐり」は伊豆半島最南端の石廊崎をめぐるコースになっている。
それぞれのコースに異なった魅力があり、片方行くのも贅沢に両方行くのもおすすめだ。
日本開国の舞台・下田港を黒船でめぐる「下田港内めぐり」
「下田港内めぐり」は、幕末開港歴史の港・下田港を遊覧船 黒船「サスケハナ」に乗って一周するコース。
海岸沿いの街並や、ペリー艦隊投錨(とうびょう)の地、吉田松陰が密航を企て身を潜めたとされる柿崎にある弁天島、そして南伊豆の遠景などを楽しむことができる。
所要時間は約20分。揺れが少ない構造なので、船酔いしやすい人でも比較的安心。
サスケハナの2階特別展望室は、海上を遠方まで見渡すことができるので、有料(2階席乗船は別途大人500円、小人250円)ではあるが、せっかくなので利用してみてはいかがだろう。
この日のモデルは、「Izu Letters」編集部のドローン使いであるTakeshi Kusakabe氏。
1階ソファー席
Takeshi Kusakabe氏は、迷わず2階席へ。
2階ソファー席
2階デッキのプラスチックベンチに陣取るTakeshi Kusakabe。
取材だということも忘れ、夏の「下田港内めぐり」が楽しみで仕方がないようだ。
吉田松陰が密航を企て身を潜めた「弁天島」。
岩場に鳥居があるこの島は、毘沙子島(みさごじま)というらしい。
この日は堤防で少年たちが釣りをしていた。
2階席は海風が気持ち良く、とてもリフレッシュできる。
デッキから見える風景をながめながら、人生の意味を考えるTakeshi Kusakabe氏。
いや、おそらく昼飯のことしか考えていないだろう。
「下田港内めぐり」では、カモメの餌付け体験もできる!
「下田港内めぐり」では、船から「カモメの餌付け」を体験することができる。
下田のカモメ達は人なつっこいため、子どもはもちろん大人でも童心にかえってカモメとの交流を楽しむことができる。
筆者もカモメの餌付けを体験したことがあるが、かなり間近でカモメが飛ぶ様子を見ることができ、その迫力に圧倒された。
圧倒されすぎて、最初は直接手から餌をやるのは非常に怖かったが、慣れるとどんどんと楽しくなっていった。
この日は、Takeshi Kusakabe氏に餌付けを体験をしてもらった。
恥ずかしいだの、どうのこうのと言っていたが、しぶしぶお菓子を手にし、カモメを待つ彼。
カモメが近くには来るものの、彼を警戒してからか、まだお菓子には食いつかない。
人なつっこい下田のカモメ達も、彼が要注意人物であることがわかるのだ。
しかし、カモメ達もお菓子の魅力には逆らえず、寄ってくる数が増えてきた。
目の前にカモメが!
Takeshi Kusakabe氏、初めての餌付け体験に成功!
お菓子を咥える瞬間のシャッターチャンスを逃してしまったため、再チャレンジ。
写真はカモメにピントが合わなかったが、咥えた瞬間をとらえることができた。
Takeshi Kusakabe氏、二度目の餌付け体験に成功!
最初は恥ずかしがっていた彼も、童心にかえり餌付け体験に夢中になっていた。
こんなにも間近にカモメを見ることはなかなかできないため、是非「下田港内めぐり」でカモメの餌付け体験をしてみて欲しい。
伊豆半島最南端の風光明媚な絶景をめぐる「石廊崎岬めぐり」
「石廊崎岬めぐり」では、「下田港内めぐり」とはまた異なり、ダイナミックな景勝地「石廊崎」の景観を海上から堪能することができる。当日の海況により、2コースから船長がコースを選ぶ形となっている。
「奥石廊崎コース」では、南伊豆の秘境と言われる抜群の透明度を誇るヒリゾ浜をはじめ、日本の灯台50選にも選ばれている石廊埼灯台、断崖絶壁に建てられた「石室神社(いろうじんじゃ)」などの絶景が楽しめる。
また、「みのかけ岩コース」では、日の出百選にもリストアップされている「みのかけ岩」や、袈裟を着た坊主が頭をさげるように見える上人岩(じょうにんいわ)などを見ることができる。
(写真提供:伊豆クルーズ)
▶︎【石廊崎】伊豆半島の最南端の絶景岬。真っ青な海に白く輝く灯台も
伊豆クルーズの基本情報
伊豆クルーズ
住所:静岡県下田市外ヶ岡19
TEL:0558-22-1151
URL: http://izu-kamori.jp/izu-cruise/
下田港遊覧船のりば
住所:静岡県下田市外ヶ岡19
アクセス:伊豆急下田駅より東海バスで約3分(9番、10番のりば)、「道の駅開国下田みなと前」バス停下車徒歩約1分
石廊崎遊覧船のりば
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町石廊埼55
アクセス:伊豆急下田駅より東海バスで約40分(4番のりば)、「石廊崎港口」バス停下車徒歩約7分
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「下田港内めぐり」と「石廊崎岬めぐり」の二つの航路で遊覧船を運航している「伊豆クルーズ」。
「下田港内めぐり」は日本開国の舞台である下田港を、「石廊崎岬めぐり」は伊豆半島最南端の石廊崎をめぐるコースになっている。それぞれのコースに異なった魅力があり、片方行くのも贅沢に両方行くのもおすすめだ。