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もともとは日本列島の南側にあり、海底火山が噴火して生まれた伊豆半島。
その影響で、本州の中でも温暖な気候が特徴。
本州の中では見られない植物や、温暖な気候を生かした暖かい地域の植物も生息する。
特に桜に関しては種類が豊富で、長い期間、愛でることができる。
伊豆急行・伊豆高原駅から大室山へ向かう道の両側には、例年3月中旬〜4月上旬頃、約3kmに渡り植えられた約600本の淡紅色の大寒桜やソメイヨシノが咲き誇る。この桜並木は、満開になると「桜のトンネル」「桜のアーチ」と呼ばれ、伊豆を代表する桜の観光スポット。
薄ピンク色の桜に囲まれ、時折、花吹雪が舞う中は、歩いていても気持ちがよい。
ちなみに大寒桜は、伊豆高原駅を出てすぐに目にすることができ、ソメイヨシノより1〜2週間ほど早く見頃を迎える。「伊豆高原桜並木」は、都心からのアクセスもよいので、ぜひ訪れておきたい場所だ。
松崎町を流れる那賀川。その河口から大沢温泉までの約6kmに植えられている約1200本のソメイヨシノ。どこまでも続く桜並木が美しい。また、桜とともに楽しんでほしいのが約3万㎡の広大な農閑期の田んぼを利用して行われる「田んぼをつかった花畑」(写真提供:松崎町)
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