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【修善寺温泉】 豊かな緑に囲まれ、和の風情あふれる伊豆最古の温泉地

2022/02/01(2022/02/15)
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Ryoko Kawada中伊豆伊豆市
【修善寺温泉】 豊かな緑に囲まれ、和の風情あふれる伊豆最古の温泉地

緑豊かで静かな山間に位置し、伊豆半島の中でもっとも歴史のある温泉地。修善寺は「伊豆の小京都」とも称され、海沿いの賑やかな温泉地とはまた異なる、情緒豊かでしっとりとした日本の風情に癒やされる。
東京駅から修善寺駅までは特急踊り子号で約2時間10分、温泉街までは修善寺駅からバスで約8分。温泉街は歩いて回れるコンパクトなところも魅力で、駅前のレンタサイクルを利用するのもおすすめだ。車の場合は、修善寺道路・伊豆縦貫自動車道修善寺ICを降りて温泉街まで約1分とアクセスも良い。有料駐車場が点在しているので、車を停めてのんびり散策を楽しもう。

写真スポットとしての見どころが多い

写真スポットとしての見どころが多い

桂川沿いに趣のある宿が建ち並び、修禅寺、独鈷の湯、竹林の小径など見どころが多い。紅葉の時期はとりわけ美しく、多くの観光客が訪れる。桂川沿いをはじめ、修善寺自然公園や修善寺虹の郷など、修善寺温泉一帯が赤や黄色の鮮やかな景色に。
温泉街のライトアップもあり、写真映えするスポットが盛りだくさんの修善寺。着物レンタルのお店もあるので、着物や浴衣姿で優雅に散策しながら素敵な写真を残してみては。

1200年の歴史を紡ぐ、弘法大師ゆかりの地

1200年の歴史を紡ぐ、弘法大師ゆかりの地

独鈷の湯

修善寺温泉の発祥地とされているのが「独鈷(とっこ)の湯」。1200年以上前にこの地を訪れた弘法大師が、桂川で病気の父の体を清める少年の姿に心を打たれ、独鈷杵で岩を打ち温泉を湧出させたと伝えられている。「独鈷の湯」は桂川の中州にある三角屋根が目印で、入湯はできないが見学することは可能。「独鈷の湯」の対岸には「独鈷の湯公園」があり、ここでは足湯につかりながらのんびり眺めることができる。
なお、修善寺の地名の由来となった「修禅寺」は弘法大師によって開かれた寺。鎌倉幕府第2代将軍・源頼家が幽閉されたことでも知られる。「源頼家の墓」や「指月殿」といった源氏ゆかりの地をめぐるのもおもしろい。

映画やドラマのロケ地に

映画やドラマのロケ地に

修善寺は、首都圏から近く、趣ある風景や温泉宿が多いことから、ドラマや映画などの撮影地として利用されることも少なくない。最近では、一大ブームを築き、ドラマ同様、現実世界でもゴールインを果たした有名カップルのドラマのロケ地としても話題に。修善寺は今後もロケ地となる可能性が高いので、周辺風景を記憶しておけば、テレビで見た際「修善寺だ!」とすぐ気づくはずだ。

日帰り温泉で名湯を気軽に堪能

日帰り温泉で名湯を気軽に堪能

修禅寺のすぐ近くに「筥湯(はこゆ)」という日帰り温泉があり、木の香り豊かな檜風呂で掛け流しの名湯を堪能できる。予約なしで気軽に利用でき、入浴料は350円とリーズナブル。さらに旅館組合加盟旅館に宿泊している方は150円に割引される。併設された高さ約12mの展望楼「仰空楼(ぎょうくうろう)」からは、修善寺の街並みを一望できる。散策後のリフレッシュに立ち寄ってみてはどうだろう。

地元素材の美味しさを活かした修善寺グルメ

地元素材の美味しさを活かした修善寺グルメ

黒米・しいたけ・わさび・あまご・鮎・ズガニなど、地元の山の幸・川の幸を使った料理が味わえる修善寺。落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとランチを楽しめる店がそろい、そばの名店も多い。
最近では「地元の生産者と飲食店を元気に」という思いから、「修善寺バーガー」プロジェクトが始動。あまごやわさびなど、伊豆市内でとれる食材を使った新たなご当地バーガーをぜひ味わってみてほしい。
「修善寺しいたけの里」では原木栽培のしいたけ狩りを通年楽しめる。採ったしいたけはお土産として持ち帰れるほか、その場で炭火焼きにして食べるのもおすすめ。

筆者が修善寺をおすすめする理由

筆者が修善寺をおすすめする理由

静岡市在住の筆者が伊豆に行く際、比較的通り道に位置することから、行き、もしくは帰りに立ち寄ることが多い場所。歩いて散策するのももちろんよいが、最近では橋の辺りで人力車を見かけることも多い。機会があったら、ぜひ一度利用してみて欲しい。ただ歩いているだけでは気づかなかった・知らなかった修善寺の魅力、おいしいお店情報、お土産屋さんの情報などを教えてくれる。
人力車によるのかもしれないが、おすすめのスポットでは写真撮影をしてくれるサービスも。竹林の小径での人力車との写真は、まるで京都にいるようなSNS映えする写真に。次に訪れたときもまたぜひ利用してみたいと思うほど、よい時間を過ごさせてもらった。

修善寺温泉の基本情報

修善寺温泉(しゅぜんじおんせん)
住所:静岡県伊豆市修善寺
TEL:0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
URL:https://www.shuzenji-kankou.com/

 

この記事を書いた人

Ryoko Kawada

福岡県出身、名古屋の編集プロダクションでデザイン・執筆の仕事をしたあと、2004年に静岡市へ移住。出版社でwebディレクターとして勤務後、2007年に取材・執筆・撮影・編集・デザインを生業とするフリーランスとして活動開始。静岡県内各地を飛び回りながら、静岡の魅力を発掘中。

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