COLUMN

【沼津・淡島ホテル】島に泊まるという意味 雑貨店hal店主・後藤由紀子

2025/04/30
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Yukiko Goto北伊豆沼津市
【沼津・淡島ホテル】島に泊まるという意味 雑貨店hal店主・後藤由紀子

港町・沼津の海辺に寄り添う淡島は少し特別な場所。

雑貨店「hal」店主の後藤由紀子さんが、夫婦ふたりの小さな旅として訪れたのは、その淡島に佇む「淡島ホテル」。
チェックアウトまでのすべての時間が、静かに・丁寧に流れていく——そんな滞在の記録をお届けします。

淡島ホテル

 

沼津に淡島(あわしま)という島があります。

国立公園特別地区に指定された島は

一周徒歩40分程度で回れるほどの大きさです。

 

子供が小さい頃は、隣接された淡島マリンパークへ

よく遊びに行っていましたが

淡島ホテルはこれまで利用したことはありませんでした。

 

ただいま我が家は、子供たちが独立して夫婦二人暮らしになり

伊豆や箱根など近場のホテルでのんびり過ごす旅をしています。

 

淡島ホテル ロゴ

今回ご縁がありまして、淡島ホテルに宿泊しました。

16時までhalを開店して、その足でホテルへ向かうという手軽さです。

 

東海バスに揺られて重寺下車、徒歩3分

レセプションで受付をして淡島までの移動手段は船!

その5分間で旅情を掻き立てられました。

 

淡島ホテル

淡島ホテル ロビー

ホテルのロビーには、天窓があり明るい雰囲気でやわらかい色調です。

美術品が至る所に飾られ

2階のギャラリーでのんびりと美術鑑賞をしました。

 

淡島ホテル 室内

お部屋は角部屋のガーデン・デラックス・スイート。

70平米と広々していて、リビングとお風呂から海を一望でき

波音が響いています。

 

淡島ホテル 夕食会場

夕食はレストランへ。

こちらもオーシャンビューで夕暮れを楽しみながら

おいしいフレンチをいただきました。

 

淡島ホテル ディナー

カンパチのたたきと地物野菜の前菜からとてもおいしくて

スッキリしたシャルドネによく合いました。

 

淡島ホテル フィッシュ

沼津港で水揚げされた真鯛のポワレもふわふわで

サフランのソースも良いお味!

 

淡島ホテル キャンドル

デザートの頃には、日も暮れてキャンドルを灯します。

その後は波音をBGMに、まったりお部屋で過ごし

大浴場で暖まり、ふかふかのベッドでぐっすり眠って

心身ともにリラックスできました。

 

淡島ホテル 海

朝は波音で目を覚ますという贅沢。

 

カーテンを開けると海に潮目ができていて

海鳥たちが魚を狙って低空飛行をしています。

 

 

海を眺めながら朝風呂に入り、ゆっくりお仕度をして

朝食はバイキングでした。

 

淡島ホテル 朝ごはん

夫は洋食、私は和食と好きなものを選べるのが嬉しかったです。

 

おかずのポーションが小さくて少しずつ色々楽しめる心遣いがあり

なんといってもごはんがおいしかったです。

 

バイキングあるあるですが食べ過ぎて、しあわせな朝ごはんとなりました。

海を眺めながらおいしくいただきました。

 

 

滞在中は日常を離れ、島に泊まり心身ともにリフレッシュできました。

まるで、どこかの国のリゾートホテルに来たようです。

 

淡島ホテル ヤシの木

ホテルのスタッフの方々にも、とても良くしていただきました。

県外からのお客様に、宿泊先の質問をよくいただきます。

「せっかく沼津まで来られたのだから、是非淡島ホテルへ」

とこの贅沢な時間をおすすめしようと思います。

 

ありがとうございました。

また伺います。

淡島ホテル

 

淡島ホテルの基本情報

淡島ホテル(あわしまホテル)

住所:静岡県沼津市内浦重寺186

URL:https://www.awashimahotel.com/

TEL:055-941-3341

駐車場:船着場に駐車場あり(ホテルご宿泊のお客さまは無料)

アクセス:沼津駅南口から、東海バス「木負農協/江梨」行に乗車(乗車時間29分)、「マリンパーク」バス停下車、船着き場から淡島ホテルの専用ボートでホテルへ。

三島駅よりシャトルバス送迎あり(ご宿泊前日の16:00までに予約)

 

 

この記事を書いた人

Yukiko Goto

静岡県沼津市で器と雑貨の店「hal」を営み、暮らしの中で自分が心から「いい」と思ったもののみを店に並べている。暮らしの工夫や気づきを綴った飾らないエッセイ、著書も多数。

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