【熱海・Piesta】時間を味わうレストラン——足湯とアートが迎える「Piesta」でのひとときを
2023年6月、熱海の住宅地に静かにオープンしたレストラン「Piesta(ピエスタ)」。2025年6月には2周年を迎え、地元客にも観光客にも知られざる人気スポットとしてじわじわと注目を集めています。
温泉地・熱海の魅力は、海の眺望だけではありません。静けさ、温もり、そして上質な食。そんな熱海の“もうひとつの魅力”を体験できるのがこのレストラン。源泉掛け流しの足湯テラスと、地元の食材を使ったカリフォルニアスタイルの料理。訪れる人の五感を癒す「Piesta」の世界をご紹介します。

SiestaとPeacefulが溶けあう、静謐な熱海時間
熱海の坂道を少し登った先、緑に囲まれた静かな住宅地にひっそりと佇むレストラン「Piesta(ピエスタ)」。その名は「Siesta(休息、昼寝)」と「Peaceful(平穏)」を組み合わせた造語で、まさにその言葉通りの心地よい時間がここには流れています。

もともと茶室があったという緑に囲まれた場所に新しく建てられた建物は、コンクリート打ちっぱなしの無機質な質感と、薪ストーブや木の家具のぬくもりが融合した、落ち着きとモダンが共存する空間。

大きなアメリカンポップアートが迎える室内は、アートギャラリーのような趣さえあり、食事をするという行為を、どこか非日常の芸術的体験に昇華させてくれます。さらに、自然を感じる足湯テラスでは、源泉掛け流しの温泉が疲れを癒し、熱海ならではの贅沢なひとときを演出します。

地元の旬とカリフォルニアスタイルの自由
ピエスタの料理は、熱海・伊豆の豊かな海と山の恵みに、アメリカ西海岸の自由な発想が加わったカリフォルニアスタイル。季節に応じて変わる素材の数々には、その日そのときだけの一期一会の魅力があります。

例えば、朝どれの鮮魚を使ったカルパッチョ、地元野菜とひよこ豆の自家製フムス、窯で焼き上げる自家栽培のハーブを使ったピザ、A5ランクの黒毛和牛ヒレを使用したステーキなど、どれも素材の力強さを引き出すレシピばかり。カリフォルニアワインとフルーツをふんだんに使ったフルーツワインゼリーも人気メニューの一つ。そしてその料理に寄り添うのは、カリフォルニアの自然を映したようなワインたち。料理とワインが語り合い、テーブルの上に熱海と西海岸が穏やかに交差します。


食事を超える体験、記憶に残る“熱海の隠れ家”
ピエスタは単なる“食事処”ではなく、訪れた人の感覚と記憶に作用する“体験の場”です。熱海駅から車で10分、観光地の喧騒から少し離れた場所にあることで、そこに辿り着くだけでも気分は切り替わり、まるで大人の隠れ家に招かれたような感覚を覚えます。
記念日や特別な日に訪れる人もいれば、ふらりとで足を運ぶ常連も多いというのも頷けます。足を運んだ人の数だけ、それぞれの物語が静かに紡がれていく――そんなレストランが、Piestaです。

Piesta(ピエスタ)の基本情報
Piesta(ピエスタ)
住所:静岡県熱海市桜木町12-17
営業時間:ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:30)、ディナー 17:00〜20:30(L.O.20:00)
休業日:火曜+月曜不定休(Instagramにて告知)
駐車場:6台分あり
アクセス:JR熱海駅より車で約10分 熱海駅から東海バス「桜ヶ丘」行乗車、バス停「神社前」下車、徒歩4分
URL:https://piesta-atami.com/

この記事を書いた人
熱海在住、ローカルメディア編集長。静岡県委嘱ライター、テレビ番組への出演などを通して、静岡、伊豆、熱海の魅力を発信しています。
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2023年6月、熱海の住宅地に静かにオープンしたレストラン「Piesta(ピエスタ)」。2025年6月には2周年を迎え、地元客にも観光客にも知られざる人気スポットとしてじわじわと注目を集めています。
温泉地・熱海の魅力は、海の眺望だけではありません。静けさ、温もり、そして上質な食。そんな熱海の“もうひとつの魅力”を体験できるのがこのレストラン。源泉掛け流しの足湯テラスと、地元の食材を使ったカリフォルニアスタイルの料理。訪れる人の五感を癒す「Piesta」の世界をご紹介します。