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<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが巡る南伊豆①

2025/07/04
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GENIC編集部フォトグラファーモデルコース下田南伊豆
<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが巡る南伊豆①

『東海バスフリーきっぷ(全線)』を使って下田・南伊豆エリアを巡る旅。GENICプロデュースで、フォトグラファーのyucoさんとモデルのAsamiさんが出かけた1泊2日のガールズ旅を紹介。

伊豆急下田駅を拠点に、ペリーロード、弓ヶ浜、入田浜、石廊崎まで。『東海バスフリーきっぷ(全線)』をフルに活用した、南伊豆エリアの魅力的なスポットを巡る旅と、フォトグラファー目線で切り取った南伊豆の魅力をお届け。1日目は下田エリアへ。

 

 

2日目は近日公開
 
 

美しい海に包まれる下田・南伊豆エリア

美しい海に包まれる下田・南伊豆エリア

今回のバス旅の舞台は下田・南伊豆。伊豆半島の最南端に位置し、大海原を見渡せる断崖絶壁スポットや、透明度の高い海と白い砂浜などが楽しめる、太平洋の魅力に存分に触れられるエリア。都内からこれだけアクセスがいいところに、こんなにも綺麗なビーチがあるのか、と感動必至。また、下田はペリー来航の地としても有名で、歴史と文化にも触れながら、いろいろを欲張りに楽しみたい1泊2日にぴったりの旅先。

 

 

 

1日目スタート

 

東京駅 8:27発

熱海駅 9:12着

JR東海道新幹線 こだま709号

「伊豆急下田駅」から南伊豆巡りをスタート

「伊豆急下田駅」から南伊豆巡りをスタート

まずは、下田を巡る旅のスタート地点となる「伊豆急下田駅」を目指す。主要駅から東海道新幹線・山陽新幹線「こだま」で熱海駅へ行き、伊豆急行線に乗り換え。下田駅に近づくにつれ、車窓を流れる景色はどんどんのどかな雰囲気に。約1時間半の乗車で、下田駅に到着。駅員さんがアロハシャツのようなカラフルな服装で、旅気分も高揚。駅前のロータリーでは、ヤシの木や真っ赤な花が迎えてくれ、南国に来たかのような気分に。

 

伊豆急下田駅で『東海バスフリーきっぷ 石廊崎・下田2日券』を購入

 

東海バスフリーきっぷ 石廊崎・下田2日券

 

南伊豆をお得に観光するのにぴったりのきっぷ、『東海バスフリーきっぷ 石廊崎・下田2日券』を購入するため、「東海バス伊東駅案内所」へ。大人2,100円で2日間、下田・南伊豆エリアの東海バスが乗り降り自由で、さらに指定観光施設で提示すると「割引優待」を受けられるお得なチケット。きっぷを入手したら、コインロッカーに大きな荷物を預けて、いざ出発。

 

 
 

駅の目の前のバス停から「道の駅開国下田みなと前」バス停へ

 

バス乗車のようす

 

駅の目の前にあるバス停「下田駅」から、さっそくバスに乗車。慣れない道を運転する必要がないバス旅はリラックス度満点。スイスイと目的地まで連れていってくれるので、旅を楽しむことに集中できる。

 

 

 

下田駅 11:35発
東海バス

道の駅開国下田みなと前 11:38着

東海バス

すぐ

道の駅「開国下田みなと」で地元の名産を吟味

道の駅「開国下田みなと」で地元の名産を吟味

みかんサイダー

 

下田駅からのバスの所要時間、たった3分ほどで「道の駅開国下田みなと前」バス停に到着。道の駅「開国下田みなと」は、下田港の目の前にあり、下田の歴史と自然をテーマとしたハーバーミュージアムも併設。さまざまな飲食店やお土産店も並ぶ、食事や買い物を楽しみながら下田について学ぶこともできるのが特徴のスポット。
地元でとれた鮮魚や、伊豆名産のフルーツを使ったお菓子やドリンクなど、美味しそうなお土産もずらり。お昼の時間帯に、人気で売り切れてしまった商品も。

 

道の駅「開国下田みなと」

 基本データ

<住所>〒415-0000 静岡県下田市外ヶ岡1-1

<TEL>0558-25-3500

<営業時間>9:00~17:00(施設により異なる)

<休業日>なし(設備点検に伴う臨時休館あり)

<駐車場>あり(大型13台 普通車207台 内身障者用6台)

 

 行き方・アクセス

<電車>伊豆急行「伊豆急下田駅」から東海バス「道の駅開国下田みなと前」下車、徒歩で約3分 「伊豆急下田駅」から徒歩で約13分

<車>東名高速道路「沼津IC」から約2時間

 

 

下田バーガー

下田バーガー

 

ランチは道の駅の1階にあるハンバーガーショップ「Cafe&Hamburger Ra-maru(カフェ&ハンバーガー ラマル)」で。常にお客が絶えない、テレビでも何度も取り上げられている人気店。キンメダイ水揚げ量日本一の港ならではの、顔が隠れそうなほどのビッグサイズのキンメダイのフライが挟まれた「下田バーガー(金目鯛)」をオーダー。熱々のフライの上で溶け出すチェダーとモッツァレラの濃厚Wチーズと、サクサクとした食感と甘辛いタレ。最高、の一言。

 

下田バーガー

 

食べ切れるかな?という最初の不安をよそに、食べ始めたらあっという間に完食。

 

Cafe&Hamburger Ra-maru

 基本データ

<住所>〒415-0000 静岡県下田市外ヶ岡1-1 道の駅「開国下田みなと」 1階東棟

<TEL>0558-27-2510

<営業時間>10:00~17:00(L.O.16:30)

<休業日>なし(設備点検に伴う臨時休館あり)                 

 

 

 

道の駅開国下田みなと前 14:07発

東海バス

下田駅 14:10着

東海バス

 

 

 

東海バスで下田駅に戻って乗り換え

バス停 道の駅開国下田みなと前バス車内

 

一度下田駅に戻って、別のバスに乗り換え。次の目的地は「龍宮窟」。主要観光スポットには、近くにバス停があることが多いのが便利!

 

 

下田駅 14:15発

東海バス

龍宮窟 14:32着

東海バス

すぐ

 

竜宮公園内にあるパワースポット「龍宮窟」

竜宮公園内にあるパワースポット「龍宮窟」

「龍宮窟」バス停で降りてすぐ。直径50mほどの天窓が広がる洞窟「龍宮窟」。波の侵食で地層が削られ作り出された龍宮窟は、とても神秘的。自然のパワーを強く感じながら、今見ている景色も、また違う景色に変わっていくのか、と考える。この景色は今しか見られないんだ、とより感動。

 

龍宮窟

龍宮窟

 

洞窟上部にある遊歩道から龍宮窟を見下ろすと、なんとハート形。洞窟の天井が不安定になって崩落し出現したもので、ハートスポットとして恋人たちから人気の場所。

 

龍宮窟 遊歩道

 

海の美しさにもうっとりしながら、龍宮窟の周りを一周できる遊歩道を歩く、自然に癒されるよい時間。

 

 

龍宮窟

 基本データ

<住所>〒415-0029 静岡県下田市田牛

<駐車場>あり(有料)

 

 行き方・アクセス

<電車>伊豆急行「伊豆急下田駅」から東海バスで約20分「龍宮窟」バス停下車、徒歩で約3分

<車>東名高速道路「沼津IC」から約1時間45分

 

 

田牛海水浴場

龍宮窟 バス停

 

次のバスまで時間があったので「龍宮窟」バス停の近くの「田牛(とうじ)海水浴場」で水遊び。停留所にあるハートの看板がかわいかったので記念撮影。

 

 

龍宮窟 16:27発

東海バス

入田 16:35着

東海バス

すぐ

 

大人女性旅にうってつけのビーチ「入田浜海水浴場」へ

大人女性旅にうってつけのビーチ「入田浜海水浴場」へ

「入田」バス停で下車し、「入田浜海水浴場」へ。「入田」バス停は看板はナシ。このかわいらしい白い小屋が目印。

 

入田浜海水浴場

 

入田浜海水浴場は、「水質調査」で最高ランクとなる「AA」を獲得した海水浴場。驚くほど透明な海水と、サラサラの白い砂浜が魅力的な美しいビーチが特徴。浜辺周辺には南国ムードを演出するソテツ並木が連なり、サーファーも多く訪れる場所。サンセットタイムに近い時間帯は静かで、大人女子旅にうってつけ。

 

入田浜海水浴場

 

 

入田浜海水浴場

 基本データ

<住所>〒415-0028 静岡県下田市吉佐美

<駐車場>あり(夏季シーズン中は有料)

 

 行き方・アクセス

<電車>伊豆急行「伊豆急下田駅」から東海バスで約8分「入田」バス停下車、徒歩で約3分

<車>東名高速道路「沼津IC」から約1時間45分

 

 

入田浜海水浴場

すぐ

「FermenCo.」で海を眺めながらのピザディナー

「FermenCo.」で海を眺めながらのピザディナー

入田浜海水浴場近くにあるレストラン「FermenCo.(フェルメンコ )」。目の前は海という最高のロケーションで、自家製の自然酵母「サワードウ」を使用した「サワードウピッツァ」が名物。サワードウでゆっくりと時間をかけて発酵させた生地は、軽くてふっくら、さらに低糖質で消化吸収に優れた生地というヘルシーさ。ビザ生地を広げたり、ピザ釜で焼き上げたり、ピザができあがるまでの過程が見られるので、厨房の近くの席がおすすめ。

 

FermenCo. ピザ

 

魅力的なメニューから、2種類のピザをディナーにチョイス。「プロシュートとルッコラ」は、下田産の味の濃いルッコラに生ハムを載せた、トマトの酸味がアクセントのピザ。途中で唐辛子の入ったオイルをかけて、味変を楽しむことも。もう1品は「シラスとカラスミのピッツア」。とにかくシラスとカラスミをふんだんに使った贅沢なピザで、生ニンニクのトッピングが利いて、お酒が進む味!

 

FermenCo.

 

時間とともに色づく入田浜の海と空を目の前で眺められるオープンエアな店内。常連さんや外国人も多く、海外リゾートのような雰囲気。ずっとここにいたくなる。

 

 

FermenCo.

 基本データ

<住所>〒415-0028 静岡県下田市吉佐美348-37

<TEL>0558-36-3643                           

<営業時間>ランチ10:30~15:00(L.O.14:30) ディナー17:00~20:30(L.O.20:00)   

<休業日>火曜日        

<駐車場>あり(3台)

 

 行き方・アクセス

<電車>伊豆急行「伊豆急下田駅」から東海バスで約8分「入田」バス停下車、徒歩で約6分
<車>東名高速道路「沼津IC」から約1時間45分

 

 

 

入田 18:54発

東海バス

下田駅 19:03発

東海バス

 

老舗旅館「清流荘」に宿泊

老舗旅館「清流荘」に宿泊

清流荘

 

バスで再び下田駅に戻り、本日の宿泊先である「清流荘」へ。下田駅から清流荘までの送迎サービスは事前申し込み制。
日本らしさ満点の高級感ある老舗旅館で、緑豊かな自然と庭園に囲まれた、美しい宿。約6000坪もの広大な敷地に、客室は26室のみという贅沢なつくり。

 

清流荘 ウェルカムスイーツ

 

宿のお楽しみ、ウェルカムスイーツ。大正時代から伊豆で栽培されている伊豆を代表する特産品ニューサマーオレンジを使ったおまんじゅう。爽やかな香りでさっぱりとした甘味。

 

清流荘

 

客室の窓辺にある椅子に座り、庭園を眺めながら、静岡茶とともにホッと一息。さまざまな木々が揺らめく、美しい一面緑の世界。しとしと降る雨にも風情あり。秋の紅葉も美しそう。

 

清流荘 温泉

 

湯を楽しむのも重要な旅の醍醐味。清流荘・蓮台寺(れんだいじ)温泉の源泉かけ流しは、神経痛や筋肉痛緩和の効能があり、体をしっかり温めて癒してくれる。大浴場は野趣豊かな露天風呂と、湯を1時間ごとに入れ替えるという、常に澄んだ内風呂の2種類。源泉かけ流しの露天風呂や半露天風呂が付いている部屋では、プライベートな空間でこの湯を楽しめるので奮発もあり。

 

 

清流荘

 基本データ

<住所>〒415-0011 静岡県下田市河内2-2

<TEL>0558-22-1361 

<駐車場>あり

 

 行き方・アクセス

<電車>伊豆急行「伊豆急下田駅」から東海バスで約8分「稲生沢小学校」バス停下車すぐ 伊豆急行「蓮台寺」駅下車、徒歩で約5分
<車>東名高速道路「沼津IC」から約1時間30分

 

 
 

この記事を書いた人

GENIC編集部

表現と表現する人の想いをお届けする、フォト&トラベルカルチャーメディア

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