<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが巡る西伊豆⓶
2023/08/16
GENIC編集部フォトグラファーモデルコース中伊豆修善寺松崎西伊豆
『東海バスフリーきっぷ(全線)』を使って西伊豆エリアを巡る旅。GENICプロデュースで、フォトグラファーの藤井音凛さんとモデルの麻衣さんが出かけた1泊2日のガールズ旅を紹介。
三島駅から出発し、堂ヶ島、松崎町、黄金崎、修善寺温泉まで。『東海バスフリーきっぷ(全線)』をフルに活用した、西伊豆エリアの魅力的なスポットを巡る旅と、フォトグラファー目線で切り取った西伊豆の魅力をお届け。2日目は黄金崎〜修善寺温泉へ。
2日目はまず、堂ヶ島から「黄金崎(こがねざき)」へ
バス旅2日目は、西伊豆の名所の一つ「黄金崎」を目指すところからスタート。
黄金崎は駿河湾に面した岬で、夕日を浴びて黄金色に輝く岩肌と富士山の眺望のすばらしさで知られている場所。岬全体が公園として整備されていて、春になると約300本の桜が咲き誇るのも見所の一つだ。
まずは、ガラス原料「珪石(けいせき)」の産地で、「ガラスのふるさと」と言われる西伊豆町らしい施設、「黄金崎クリスタルパーク」へ。
堂ヶ島 8:43発
東海バス
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黄金崎クリスタルパーク 8:55着
徒歩 すぐ
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美しいガラスの世界「黄金崎クリスタルパーク」
黄金崎クリスタルパークは、世界中の現代ガラス作品や万華鏡、オリジナルガラスアートの体験などを"見て、体験する"ガラスのテーマミュージアム。
作者によってガラスの色や質感、形、見せ方が違い、造り手の感情や想いを覗いているような感覚に。
常設展示室の中心には、壁に写し出された巨大なオブジェの影が。
万華鏡エリアには、馴染みのある筒状の万華鏡とは異なる様々な形状の万華鏡が。
中に入って写真や動画の撮影ができる万華鏡などもあり、新しい角度で万華鏡を楽しめる。
黄金崎クリスタルパークから徒歩で約15分の黄金崎の岬にある、全長約2km、所要時間約40分の「黄金崎遊歩道」へ。
海岸線に沿って整備された遊歩道は歩きやすく景色も楽しめるので、時間に余裕がある人は巡ってみて。
黄金崎クリスタルパーク(こがねざきくりすたるぱーく)
基本データ
<住所>〒410-3501 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2204-3 <TEL>0558-55-1515 <営業時間>9:00~17:00(体験受付 16:00まで 美術館入場 16:30まで) <休業日>定休日なし(臨時休業あり) <駐車場>あり(無料 普通車160台 バス10台)
美術館 料金
大人(高校生以上)800円 小人(中学生以下)400円 シニア(65歳以上)700円 未就学児 無料
行き方・アクセス
<電車>JR東海「三島駅」から東海バス西伊豆特急バスで約1時間35分「黄金崎クリスタルパーク」バス停から徒歩すぐ <車>伊豆縦貫自動車道「函南塚本I.C.」から約1時間10分
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黄金崎クリスタルパーク 10:00発
東海バス
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修善寺インター 11:05着
徒歩 すぐ
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「修善寺インター」で降りて「修善寺温泉街」へ
西暦807年に弘法大師空海によって発見された、伊豆最古の温泉といわれている「修善寺温泉」。
空海が創建したと伝えられる「修禅寺」を中心に、飲食店やお土産店、宿泊施設、レジャー施設などが立ち並ぶ温泉街が広がるエリアが広がる。
少し足を延ばした場所にある「もみじ林」は紅葉の名所。
バス停から徒歩で行ける温泉街の「修善寺総合会館」内にある、伊豆市観光協会 修善寺支部では、修善寺温泉や伊豆市周辺の観光案内をしてくれるほか、無料の手荷物預かりサービスも。
バスを降りたら荷物を預けて、身軽な状態で温泉街を散策するのがおすすめ。
修善寺温泉街(しゅぜんじおんせんがい)
【基本データ】
<住所>〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺838-1(修善寺総合会館) <TEL>0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)
【行き方・アクセス】
<電車>伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」からバスで約10分「修善寺温泉」バス停下車 <車>伊豆縦貫自動車道「函南塚本I.C.」から約25分
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修善寺総合会館
徒歩 約4分
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「禅風亭なゝ番(ぜんぷうていななばん)」で静岡の生わさびを堪能するそばランチ
温泉街にある人気そば屋「禅風亭なゝ番」でランチ。
そばと一緒に提供される生わさびを、自分でおろし金ですりおろして。
ツーンとした辛味は少なく、ほのかに甘さを感じるのが生わさびの特徴。
お店の看板メニューは元祖「禅寺そば」。
ひょうたんの上段に入っているつゆをおちょこに注ぎ、ごまと生わさびをすって薬味と一緒につゆの中へ。
途中で中段に入っている山菜を入れて食べ、最後は下段に入っているとろろそばで締める。残ったわさびは、一緒に提供される専用の袋に入れて持ち帰りも可能。
禅風亭なゝ番(ぜんぷうていななばん)
【基本データ】
<住所>〒410-2416 伊豆市修善寺761-1-3 <TEL>0558-72-0007 <営業時間>10:00~15:30 L.O. <休業日>木曜日 <駐車場>あり
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禅風亭なゝ番
徒歩 すぐ
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癒し空間「竹林の小径(ちくりんのこみち)」
「竹林の小径」は、温泉街の中央を流れる桂川沿いの散策道だ。お店が立ち並ぶ賑わったエリアとは別世界の、自然が広がる静寂な空間で一休みできるスポット。
竹林の中心にある円形ベンチに座って、まったりとした時間を過ごして。
幻想的な夜のライトアップでは、円形ベンチに切り絵が影絵として映し出され、アートスポットに。
竹林の小径 (ちくりんのこみち)
【基本データ】
<住所>〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺1031-1(しゅぜんじ回廊) <TEL>0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部) <駐車場>なし(修善寺温泉街内の駐車場利用)
【行き方・アクセス】
<電車>伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」からバスで約10分「修善寺温泉」バス停下車徒歩で約5分 <車>伊豆縦貫自動車道「函南塚本I.C.」から約25分
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竹林の小径
徒歩 約5分
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「修禅寺」で心を清める
弘法大師空海が開基した、1200年以上続く「修禅寺」の正式名称は「福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)」。
鎌倉時代に北条氏が帰依した場所としても、源頼家が幽閉され非業の死を遂げた場所としても有名だ。
手水に「温泉」が使用されているのは、この地ならでは。
修善寺温泉街、竹林の小径、修禅寺は、歴史や文化、景観などから「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」で2つ星の評価をもらっている。ぐるりと歩きながら楽しんで。
修禅寺 (しゅうぜんじ)
【基本データ】
<住所>〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺964 <TEL>0558-72-0053 0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部) <営業時間>8:30~16:30(10月~3月は16:00) <休業日>なし <駐車場>なし(修善寺温泉街内の駐車場利用)
行き方・アクセス
<電車>伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」からバスで約10分「修善寺温泉」バス停下車徒歩で約3分 <車>伊豆縦貫自動車道「函南塚本I.C.」から約25分
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修禅寺
徒歩 すぐ
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修善寺温泉街を散策!恋愛成就のパワースポット「恋の橋めぐり」
温泉街の中央を流れる桂川にかかっている5つの橋は、夫婦円満や結婚祈願などの恋にまつわるご利益があるとされている、恋愛成就のパワースポット。
5つ全ての橋を願いをかけながら渡ると、恋が実るそう。
修善寺温泉街を散策する際には「恋の橋めぐり」に立ち寄ってみて。
修善寺温泉街を散策!お土産選びとカフェで旅の締め
「しいたけのお店『こめや』」は、伊豆で採れたしいたけを販売している専門店。
店主のおすすめは、巻きが強く肉厚で、風味豊かな味わいが魅力の「どんこ」だそう。伊豆市の名産品でもあるしいたけは、お土産にもぴったり。
しいたけのお店『こめや』 (しいたけのおみせ『こめや』)
【基本データ】
<住所>〒410-2416 伊豆市修善寺823 <TEL>0558-72-0059 <営業時間> 8:00~18:00 <休業日>なし
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しいたけのお店『こめや』
徒歩 すぐ
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地元産の食材を中心に使用した、安心安全なスイーツやドリンクを提供する「ジオカフェGAIA」は、修禅寺温泉バス停のすぐ近くにあるので、バスの待ち時間に立ち寄るのに最適。
自分で抹茶を点てたり、お店おすすめのコーヒー寒天をいただいたりしていると、あっという間にバスの時間。
ジオカフェGAIA (じおかふぇがいあ)
【基本データ】
<住所>〒410-2416 伊豆市修善寺818-1 <営業時間>10:00~16:00 (18:30~21:00要予約)
<休業日>木・金曜日 <駐車場>あり
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「修善寺駅」に向かって最後のバス移動
修善寺駅」へ向かって最後のバス移動。
伊豆市観光協会に預けていた荷物をピックアップするのを忘れずに。ローカルな景色をのんびりと眺めながら、ゆったりと流れる時間に旅を振り返る。
修善寺駅からは伊豆箱根鉄道駿豆線で三島駅へ行き、三島駅から新幹線に乗って東京へ。
修善寺温泉 16:22発
東海バス
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修善寺駅 16:29着 / 17:07発
伊豆箱根鉄道
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三島駅 17:44着 / 17:58発
東海道新幹線 ひかり514号
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東京駅 18:42着
魅力満載の西伊豆はバス旅が便利
2日間の西伊豆旅行を終えて感じたのは、『東海バスフリーきっぷ』は、西伊豆を旅するのにとっても便利だということ。東海バスの全ての路線バスで使用でき、乗車の度に料金を払う手間もいらないので、目的地を決めずにふらっと気になった所で降車できるのも嬉しい。 故郷に戻ってきたかのような、懐かしい感覚になれる、温かい場所「西伊豆」。バスからローカルな景色をのんびりと眺めながら、ゆったりと流れる時間に身を任せる旅を楽しんで。
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『東海バスフリーきっぷ』を使って東伊豆エリアを巡る旅。GENICプロデュースで、フォトグラファーの藤井音凛さんとモデルのRenさんが出かけた1泊2日のガールズ旅を紹介。
伊東駅から出発し、小室山、一碧湖、伊東温泉、熱海まで。『東海バスフリーきっぷ』をフルに活用した、東伊豆エリアの魅力的なスポットを巡る旅と、フォトグラファー目線で切り取った東伊豆の魅力をお届け。2日目は熱海へ。