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【修善寺・MatoKa】「旅する大人のおやつ」がコンセプトのバウムクーヘン専門店 

2025/01/10
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Mayumi Miyagawa中伊豆伊豆市
【修善寺・MatoKa】「旅する大人のおやつ」がコンセプトのバウムクーヘン専門店 

伊豆の小京都とも呼ばれている修善寺。

弘法大師(空海)が修行したお寺「修禅寺」や、伊豆最古の温泉ともいわれる「独鈷(とっこ)の湯」など、古き良き温泉街や竹の美しさに圧倒される「竹林の小径(こみち)」など、見どころたくさんのエリアです。

そんな伊豆の玄関口:修善寺に2024年12月にオープンしたバウムクーヘン専門店「MatoKa(マトカ)」について、ご紹介していきます。

魅力溢れる修善寺エリア

魅力溢れる修善寺エリア

「修禅寺」は、平安時代初期の807年に弘法大師・空海が創建したと伝えられているお寺。

その「修禅寺」の目の前にあり、修善寺温泉のシンボルでもある「独鈷(とっこ)の湯」は、空海が見つけた温泉だと言われています。

桂川で病気の父親を洗う少年の姿に心を打たれた空海は、仏具である独鈷で川の中の岩を叩いたところ、そこから温泉が湧き出たとされています。

修善寺温泉・独鈷の湯は、病気や怪我を癒す温泉として多くの人に利用されてきました。

 

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MatoKaとは?

MatoKaとは?

2024年12月19日にオープンしたバウムクーヘン工房併設カフェ「MatoKa(まとか)」。

場所は修善寺温泉場のバス停「修善寺温泉」。

このバス停は建築後43年が経ち、老朽化進んでいたため、バス乗り場リニューアルのタイミングでホッと一息つける止まり木のような憩いの場所にしたいとカフェを作ることにしたのだそう。

木の温もりが随所に感じられる素敵な空間です。室内のテーブル席だけでなく、テラス席もあってバスを待ちながらのんびりできるのがうれしい。

 

店名の「MatoKa(マトカ)」は

バウムクーヘンは丸い=「円」

「円」の古い読み方の「まとか」

そして、「時間」「空間」の「間」、そこで楽しむお菓子という「間と菓」のという意味が込められています。

MatoKaのメニュー

MatoKaのメニュー

MatoKaでは、伊豆産の卵を使ったバウムクーヘンを提供します。

 

イートインメニュー・テイクアウトメニューとお土産商品が用意されています。

イートイン商品は現在4種類。

 

・表面をキャラメリゼしたブリュレ風のバウムクーヘン「琥珀(こはく)」

MatoKa

 

・バウムクーヘンの上にモンブランが乗っている「栗色土(くりいろど)」

MatoKa モンブラン

 

・バウムクーヘンのフレンチトーストに岩塩と蜂蜜をかけてフレッシュチーズを添えた「白日(はくび)」

MatoKa 白日

 

・バウムクーヘンを土台にした特製レアチーズ「MatoKaのレアチーズケーキ」

MatoKa レアチーズケーキ

 

テイクアウトは

・もちもちのバウムクーヘンの生地に小豆ホイップを挟んだどら焼き風の「バム焼き」

MatoKa

 

・もちもちのバウムクーヘンにアイスクリームとみたらしのたれをかけた「みたらしバウム」

MatoKa

食べ歩きしながら修善寺温泉場をゆったり散策できるのも魅力。

 

お土産商品も充実しています。

ホールバウムクーヘンはしっとり食感の「ソフト」と、しっかり食感の「ハード」があります。

MatoKa ソフト バウムクーヘン

MatoKa ハード バウムクーヘン

 

カットバウムクーヘンは3種類。

抹茶とホワイトチョコのバウム「雪竹(せつちく)」は

修善寺の竹に雪がかかった冬の情景を表していています。

 

苺とホワイトチョコのバウム「紅白梅(こうはくばい)」は

紅白の梅が咲く修善寺の情景を。

 

ラム酒とナッツがほのかに香る「薫衣香(くのえこう)」は

ちょっと大人の味わい。

MatoKa スティック バウムクーヘン

和の装いをした洋菓子のバウムクーヘンはとてもオシャレで、

これをプレゼントしたらあなたの株も上がること間違いなし。

 

MatoKaのコンセプトは「旅する大人のおやつ」。

歴史ある修善寺を訪れる人たちと年月を一緒に重ねていきたいとの思いから

何層にも重なる、まるで年輪のようなバウムクーヘン専門のカフェを作ったのだそう。

MatoKa テラス席

修善寺の新たな魅力、MatoKaで特別なひとときを。

MatoKaのバウムクーヘンが、あなたの旅に彩りをきっと与えてくれることでしょう。

MatoKaの基本情報

MatoKa(まとか)

住所:静岡県伊豆市修善寺809-1

URL:https://matoka.jp/

TEL:0558-79-3260

栄養時間:9:30-16:30(L.O.16:00)

定休日:無休

アクセス:伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から東海バス「修善寺温泉」行きに乗車、「修善寺温泉」(乗車時間7分)、終点「修善寺温泉」バス停下車すぐ

 

 

この記事を書いた人

Mayumi Miyagawa

静岡県函南町出身。「沼津経済新聞」で地元情報を取材し、地元コミュニティーFMのラジオパーソナリティを務める。興味あるジャンルは、地場産のおいしいものとクラフトビール。伊豆半島の隠れた魅力を発信していきます。

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