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那賀川沿いの桜並木

写真提供＝松崎町

県道15号沿いを流れる那賀川。

その那賀川の河口から大沢温泉までの約6kmに、約1200本のソメイヨシノが植えられている。

どこまでも続く桜並木が美しい。

今年2023年の開花は3月下旬から4月上旬頃の見込み。桜の開花状況は松崎町観光協会のホームページで確認することができる。

https://izumatsuzakinet.com/桜の開花状況/

桜の花言葉は、「優美」「清純」「華麗」「優雅」那賀川沿いの遊歩道の桜のトンネルを歩くと、さまざまな思いが巡る。

繊細なソメイヨシノのピンク色の景色に包まれ、幸せな気持ちになる。

風に揺られハラハラと舞う桜の花びらは儚くもあるが、穏やかな春の日を彩ってくれる。

写真提供＝松崎町

菜の花とソメイヨシノを同時に楽しめる場所もある。

写真提供＝松崎町

穏やかな川の流れに時間を忘れ、ただぼーっと眺めてしまう。川面に映る桜もまた美しい。

写真提供＝松崎町

夜桜ライトアップ

写真提供＝松崎町

開花に合わせて、那賀バイパス沿い約1kmの夜桜ライトアップも行われる。 昼間とはまた違った、美しさと幻想的な雰囲気を楽しみたい。 ライトアップ時間は18:30～21:00。 2023年のライトアップは３月２５日～４月１０日頃までを予定する。 （※開花状況により実施期間が変わる場合があります）

3万㎡に広がる田んぼをつかった花畑

写真提供＝松崎町

那賀川沿いの桜とともに楽しんでほしいのが「田んぼをつかった花畑」

約3万㎡の広大な農閑期の田んぼに花の種を蒔くこの取り組みは、2001年から松崎町と地元住民が始めた。

「アフリカキンセンカ」、「るりからくさ」、「姫金魚草」、「フロックス」、「つましろひなぎく」、「ひなげし」、「矢車草」の7種類の花の種が田んぼに蒔かれ、2月中旬から5月初旬まで可憐な花を咲かせる。

まるで絵本の中の世界に入り込んだような景色が一面に広がる。

5月1日～5日はワイルドフラワーの花摘みを無料で楽しむことができる。

それ以外の期間は摘み取り禁止なので注意が必要だ。

この美しい花畑の景色をこれからもずっと楽しむためにも、花畑協力金に協力したい。

（花畑協力金:1組500円　※10人以上は1,000円、20人以上は10人ごとにプラス500円）

「田んぼをつかった花畑」の開花状況は松崎町観光協会のホームページで確認することができる。

https://izumatsuzakinet.com/category/news/hanabatake/

eバイクで快適に町巡り

写真提供＝松崎町観光協会

2023年3月から、松崎町では電動アシスト付きスポーツ自転車「eバイク」の貸し出しサービスが始まった。

快適なeバイクで松崎の観光を楽しんでみよう。

eバイクの利用料金は、3時間で3,000円、1日5,000円、1泊2日で7,000円。（18歳以上が対象、18歳未満は保護者の同伴が必要）

松崎町観光協会で貸し出している。

（町内で宿泊や飲食・買い物をすると最大で2,000円の割引あり）

合わせて訪れたいオススメスポット

▶【松崎町の町並み】旅する人の心を和ませる、魅力あふれるなまこ壁の町

▶【梅月園 桜田店】松崎特産品の桜葉を使った桜色スイーツ

▶【樹果香味菓子フランボワーズ】地元の原料とした香味菓子と創作ケーキ

ゆったりと時が流れる松崎町で楽しむ那賀川沿いの満開の桜と3万㎡の広大な花畑。

「花とロマンの里」松崎町の大自然の美しさに触れて、日々の疲れを癒してみるのもいいかもしれない。

DATA

那賀川堤の桜並木と「田んぼをつかった花畑」

住所：静岡県賀茂郡松崎町那賀

TEL：0558-42-0745（松崎町観光協会）

URL：https://izumatsuzakinet.com/season/

アクセス：伊豆急下田駅より、東海バス「バサラ峠経由堂ヶ島」行に乗車（乗車時間44分）、「宮小路」バス停より徒歩約1分

松崎バス停より東海バス「バラサ峠経由下田駅」行に乗車（乗車時間4分）、「桜田」バス停下車すぐ

この記事を書いた人

Mayumi Miyagawa

静岡県函南町出身。「沼津経済新聞」で地元情報を取材し、地元コミュニティーFMのラジオパーソナリティを務める。興味あるジャンルは、地場産のおいしいものとクラフトビール。伊豆半島の隠れた魅力を発信していきます。