【沼津】伊豆の美しさを全身で感じる、狩野川SUP体験。
2023/05/23
Emi Aoki北伊豆沼津沼津市狩野川
今回は、「カヌー」という名称の発祥の地であるという説があるほど、アウトドア・アクティビティとの縁が深いこの美しい川・狩野川で開催されている、「SUP(サップ)体験ツアー」をご案内します。
富士山を眺めながら狩野川の流れに身をまかせる、穏やかな時間
慌ただしい日々に「少し疲れてしまったな」と感じる時。
そんな時は、ゆっくりと深呼吸して流れに身を任せてみる時間を取り入れるのはいかがでしょうか。
天城山に源流を発し、伊豆半島のほぼ中央を北上して駿河湾に流れ込む狩野川。まるで富士山を目指して流れているかのようなこの雄大な川は、古くからこの地域の人たちに多くの自然の恵みをもたらし、また富士山と織りなす美しい景観で、人々を魅了してきました。
普段、何気なく車を走らせながら横目で見ていたこの川ですが、一歩近づいてみると、そこには、一瞬「ここはどこ?」と思ってしまうほど美しい、別世界が広がっていました。
鳥の声と穏やかな水の流れの音が耳に優しく響く、おだやかな時間。
この美しい川の流れに身をまかせる贅沢な体験、それがまさにこの狩野川のSUP体験です。
SUPとは?
SUPとはStand Up Puddleboard(スダンドアップ・パドルボード)の略。
その名の通り、ボードの上で立ってパドルを漕ぐことによって進むウォーター・アクティビティのひとつで、初心者でも比較的簡単に楽しむことができるのが特徴。その気軽さから近年、その人気は急上昇しています。
カヤックタパの狩野川SUP体験
今回案内してくれたのは、伊豆でリバーカヤックとSUP体験をメインに展開している「カヤックタパ」の皆さん。
中央に立っているのが、オーナーのタパさん。「子供たちに、自然の中で大切なことや、自分の気持ちを自分の言葉で伝える方法を学んでほしい」という思いで「自然学校」も運営されていますツアーの内容もそうですが、タパさんの人柄に惹かれて、SUPツアーのリピーターになる人も多くいます。
今回は特別に、茅ヶ崎から常連のゲストさんも駆けつけてくれました。
川に出る前に、まずは道具の確認から。
その人のレベルに合わせて、丁寧にいろいろ教えてくれるから、初めての人でも安心です。
準備が整ったら、いざ川へ。
初めは、流れのない場所でウォーミングアップ。
タパさんが側で「もっと重心を落としてやってごらん」などと、丁寧なアドバイスをしてくれます。
これは、流れのはやい場所に入る練習。
左右の足の重心とパドルを使って、バランスを取りながらスムーズに流れにのります。
サーフィンやスノーボードの重心移動の感覚に少し似ているかもしれません。
「あ、いいねー!」と、タパさんの明るいかけ声。
何かと思えば、本日のゲストさんが、ボードから落ちて、川の中へダイブしていました (笑)でも、ボードはリーシュという紐で体と繋がれているから、すぐにボードにつかまることができるし、ライフジャケットを着ているから溺れる心配もありません。
むしろ、冷たい水に落ちて気持ち良さそう。
安心してきれいな川の中に飛び込めちゃうのも、SUPの魅力のひとつです。
ウォーミングアップと、トレーニングを一通り終えたら、さっそく川の流れに沿ってパドルで漕ぎ出します。
右側に富士山を見ながら、ゆったりと川を下って行きます。
立っているのに疲れたら、膝立ちでも大丈夫。
SUPはサーフィンやカヤックよりも、かなり自由度が高いので、楽しみ方もいろいろです。
SUPを岸につけて、休憩しているカヤックタパのスタッフ、林さんに話しかけてみました。
-SUP歴はどれくらいですか?
林:約1年くらいです。
-SUPの良さはどんなところにありますか?
林: いろんな楽しみ方があって、何より簡単に楽しめるからSUPはとてもオススメです。私はこのあいだ、前に子供を乗せて遊んだりもしました。特にここ狩野川は、水も綺麗だし、天気がいいと美しい富士山をみながらSUPをする時間は最高です。
SUPが一番人気のある季節は夏ですが、実は梅雨入り前の今の時期は、気候も心地よく、おすすめの季節です。
狩野川は都心からも約2時間というアクセスの良さ。
鳥の声に耳を傾けて、富士山を眺めながら川の流れに身をまかせる最高の時間。
そんな素晴らしいSUP体験、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
狩野川カヤック・SUPガイド【カヤックタパ】の基本情報
狩野川カヤック・SUPガイド【カヤックタパ】
住所:静岡県沼津市下香貫柿原2814−20
電話番号:090-1283-0840(上野)
メール:kayak@tapa.ptu.jp
電話受付:9:00~17:00
※電話またはWEBにて事前予約制
定休日:不定休
※ツアー、イベントがある場合はお休みとなります
カヤック・SUP体験集合場所:川の駅 伊豆ゲートウェイ函南
アクセス:三島駅より東海バス「大平車庫」行き乗車(乗車時間21分)、「ゲートウェイ函南」バス停下車
この記事を書いた人
海の近くに住みたくて、2020年に地域おこし協力隊として沼津に移住。美しい自然と共に暮らす日々に、日々ときめきながら暮らしている。趣味は英会話。伊豆の魅力を世界に発信するのが夢です!
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静岡県伊豆市修善寺にある「民藝 麦わらの店 晨 〜あした〜」は、江戸時代の伝統工芸「麦わら細工」を購入・体験のできる場所。
77年前、初代・辻晨吾さんが自ら建てたという工房では現在、2代目である奥さまの紀子さんと、3代目である娘の享子さんの二人が、その技術を受け継ぎ作品づくりに励んでいる。
あまり聞き馴染みのない「麦わら細工」だが、フィンランドの伝統飾り「ヒンメリ」といえば、ピンとくる人もいるのではないだろうか。