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【菓子舗 間瀬 本店】繊細な職人技が光る、四季の彩り豊かな上生菓子

2023/03/08
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Ryoko Kawada北伊豆熱海市
【菓子舗 間瀬 本店】繊細な職人技が光る、四季の彩り豊かな上生菓子

1872(明治5)年創業の「菓子舗 間瀬」は、2022年で150周年を迎えた老舗和菓子店。
熱海市網代にある本店のほか、網代駅前店、熱海咲見町店、熱海ラスカ店の4店舗を構え、季節感あふれる和菓子が評判だ。

 

 

間瀬

 

間瀬


「菓子舗 間瀬」の代表銘菓「伊豆乃踊子」は、伊豆を代表する定番土産のひとつで、その名の通り、川端康成の名作「伊豆の踊子」をイメージした和菓子。
伊豆の美しい自然と淡い恋心、ときめきとロマンを表現したのだそう。
白あんに香ばしいくるみを混ぜ、サブレ生地で包んで焼き上げたもので、お茶にもコーヒーにも合う上品な味わいだ。

 

 

間瀬

 

創業150周年記念第1弾商品の「熱海レモンケーキ」は、レモンの旬である12月~3月の季節限定販売。
地元契約農家さんから直接仕入れたフレッシュな熱海産レモンを使用し、丁寧に手搾りしている。
熱海の海をイメージした水色に、黄色いレモンが爽やかなパッケージデザインもかわいい。

 

 

間瀬

 

「菓子舗 間瀬」では、春は桜葉を使ったもの、夏は花火や海水浴をイメージしたお菓子やゼリー、秋冬は柿や栗を使った羊羹など、四季折々の伊豆の風景や素材を大切にした和菓子がたくさんある。

 

 

間瀬

 

間瀬

 

間瀬

 

優れた職人技で四季を繊細に表現する上生菓子は、月ごとに6種類ほど登場する。
ひなまつり、十五夜、敬老の日など、季節の行事にあわせたセットもあり、忘れがちな伝統行事や季節のうつろいを楽しみながら、和菓子でホッとくつろぐ時間を大事にしたいと思わせてくれる。

 

 

間瀬

 

間瀬

 

 

DATA

菓子舗 間瀬 本店(かしほ ませ ほんてん)
住所:静岡県熱海市網代400-1
TEL:0557-67-0111
営業時間:8:00~17:00
休業日:木曜日
駐車場:あり
アクセス:JR伊東線網代駅より徒歩15分
URL:https://www.mase-jp.com/

 

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この記事を書いた人

Ryoko Kawada

福岡県出身、名古屋の編集プロダクションでデザイン・執筆の仕事をしたあと、2004年に静岡市へ移住。出版社でwebディレクターとして勤務後、2007年に取材・執筆・撮影・編集・デザインを生業とするフリーランスとして活動開始。静岡県内各地を飛び回りながら、静岡の魅力を発掘中。

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