【熱海・REFS(レフズ)】カフェ併設の八百屋が10周年——つながりが生み出す未来の食卓
熱海の街角に佇む「REFS(レフズ)熱海店」。
地元の食材を生かした食文化を提案し続け、2025年3月で10周年を迎えました。
農家や生産者とのつながりを大切にしながら、食を通じて豊かなライフスタイルを発信するREFS。
その歩みとこれからの展望を紐解きます。

REFSの歩みと進化——八百屋から食文化の発信拠点へ
2015年、熱海の地にオープンした「REFS熱海店」。店主の小松浩二さんは、食品メーカーでバイヤーを務めた後、2009年に出身地の沼津でREFSの1号店を開業しました。
熱海店1階の八百屋では、伊豆や富士山麓で農薬不使用栽培された新鮮な野菜や、地元の加工品、雑貨などを取り揃えています。
2016年には2階に「REFS Kitchen」をオープン。1階で販売する野菜や食材をふんだんに使った料理を提供し、訪れる人々に食材の魅力を直接感じてもらう場を作りました。

地域とともに——つながりが生む、食の物語
REFSの最大の特徴は「生産者との距離の近さ」です。地元農家や漁師と直接つながり、それぞれのこだわりやストーリーを伝えることを大切にしてきました。
店頭に並ぶ食材は、どれも顔の見える生産者から届くもの。例えば、静岡東部の温暖な気候で育まれた旬の野菜や、地元で丁寧に作られた調味料や加工品が並びます。


カフェで提供されるのは、旬の食材を使ったおかずと古代米ごはん、選べる肉・魚を一皿に盛り付けた「REFSプレート」や和牛の旨みが凝縮した「ホロホロ煮込み和牛カレー」など。
「REFSプレート」には季節の野菜サラダと日替わりスープがセットに付きます。食材の本来の味を引き出すこだわりの塩や調味料を好みで合わせるのがお薦めだそう。


未来へ——これからのREFSが目指すもの
10年という節目を迎えた今、REFSはさらに新たな挑戦を続けます。食と環境の持続可能性を考えた商品開発、地域の生産者とより密接に関わるイベント、そして訪れる人が食を通じて学び・体験できる場づくり。
「これからも、生産者の思いとともに、伊豆の食材のおいしさを発信していきたい」と語る小松さん。その言葉通り、REFSはただの八百屋ではなく、訪れる人々に「食の背景」を伝える場として進化し続けています。
10周年の節目に訪れてみれば、新たな食の発見が待っているかもしれません。

REFS熱海店の基本情報
REFS(レフズ)熱海店
住所:静岡県熱海市咲見町7-29
URL:https://fujiyama-veggie.com/atami
TEL:0557-48-6365
営業時間:
・1F 八百屋:水~日曜日10:30~14:30(L.O.14:00)
・2F REFS Kitchen:
Lunch:水〜日曜日11:30~14:30(L.O14:00)
Happy Hour:金・土・日曜日14:30~16:30
休業日:月曜日、火曜日
アクセス:熱海駅徒歩6分

この記事を書いた人
熱海在住、ローカルメディア編集長。静岡県委嘱ライター、テレビ番組への出演などを通して、静岡、伊豆、熱海の魅力を発信しています。
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熱海の街角に佇む「REFS(レフズ)熱海店」。地元の食材を生かした食文化を提案し続け、2025年3月で10周年を迎えました。農家や生産者とのつながりを大切にしながら、食を通じて豊かなライフスタイルを発信するREFS。その歩みとこれからの展望を紐解きます。