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<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが娘と行く、西伊豆途中下車の旅②

2026/07/29
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GENIC編集部フォトグラファーモデルコース西伊豆
<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが娘と行く、西伊豆途中下車の旅②

『東海バスフリーきっぷ』を使って静岡県の沼津・三津(みと)エリアを巡る旅。GENICプロデュースで、フォトグラファーのすずさんが出かけた1泊2日のぶらりバス旅を紹介。

東海バスに乗って、慣れ親しんだ町を改めて旅として巡ってみる。初めての場所に足を延ばしてみたり、いつもとは違う視点で町を眺めてみたり、お気に入りのお店に立ち寄ってみたり。カメラ片手に巡った2日間を、すずさんの視点で切り取った写真とともに届ける。

 

 
 

 

 
 
 

 

 2日目スタート

 

いつもとは違う、バスで過ごす朝

 

ばすてい バス車内

 

ばすてい バス車内

 

ばすてい バス車内

 

2日目の朝はバスの中で過ごす。この時間が楽しみだったようで、珍しく早起き。朝からとても嬉しそう。

前日に買っておいた朝食を、バスの中でいただく。バスの中で朝食を食べるという特別な体験も、子どもの心に深く残る思い出に。出発時間ぎりぎりまで運転席で遊ぶ姿を見ていると、この宿に泊まってよかったなと、しみじみ感じる。外はあいにくの雨だったが、心は晴れやか。

 

東海バスに乗って堂ヶ島へ

 

「宇久須」バス停

 

ばすていを出る頃には、夜から降り続いていた雨も上がり、曇り空に。今日はどんな一日になるのか、とわくわくが止まらない。

宇久須から東海バスW34系統松崎行き(堂ヶ島経由)に乗って、最初の目的地である堂ヶ島へと向かう。

 

バス車内

 

偶然にも、前日に乗ったバスの運転士。旅の途中でふと日常とつながったような、ちょっと不思議で嬉しい気持ちになる。私たちにとっては旅の時間。でも、その一方で、周りではいつも通りの時間が流れている。その中にほんの少しだけ触れられたような気がして、なんだか心があたたかくなる。

 

バス 降車ボタン

 

降車ボタンを押すと、小さなバスの絵が現れる。「かわいいね!」とふたりで盛り上がり、すかさず写真に収める。

 

 

ばすてい

すぐ

宇久須 8:55発

東海バス

堂ヶ島 9:16着

すぐ

「堂ヶ島」で雄大な自然に心を奪われる

「堂ヶ島」で雄大な自然に心を奪われる

堂ヶ島

 

宇久須バス停から約20分で、「堂ヶ島」バス停に到着。バスを降りると、すぐ目の前には海が広がる。遊覧船に乗って洞くつを巡る予定だったが、この日は海が荒れていて欠航に。少し残念な気持ちもありつつ、「堂ヶ島遊歩道」を歩きながら、堂ヶ島の景色を楽しむことにした。

 

堂ヶ島

 

堂ヶ島

 

堂ヶ島の海岸は、火山活動でできた岩が複雑に重なり合い、縞模様や層がはっきりと見えるのが特徴。長い時間をかけて波に削られた断崖や奇岩が並び、場所ごとに異なる表情を見せてくれる。

取材時は、曇り空で海風も強く、少しひんやりとした空気。そんな状況下で見る、波に削られてできた岸壁。その迫力や美しさに、何度も足を止めて見入る。ただ、岩場のルートは足場も不安定で、子どもと一緒に歩くには少し難しいと感じる場面も。途中で、他の観光客から「この先は急だから気をつけて」と声をかけてもらい、今回は無理はせず引き返すことに。

その後は、近くにある階段ルートを利用して上へ。安全に歩ける道も整備されているので、状況に合わせながら、無理のない範囲で景色を楽しめた。

ただ歩いているだけなのに、目の前に広がる雄大な景色に何度も足を止めてしまう。自然がつくり出した壮大な風景に、大人も子どももすっかり引き込まれていた。

 

堂ヶ島

 

堂ヶ島

 

堂ヶ島は、天気によって異なる表情が見える撮影スポット。曇りの日は岩肌の質感がいっそう際立つ。波の動きや岩のシルエットを写し込むことで、堂ヶ島らしいドラマチックな風景を切り取れる。

 

堂ヶ島遊歩道(どうがしま ゆうほどう)

 基本データ

<住所>静岡県賀茂郡西伊豆町仁科堂ヶ島

<TEL>0558-52-1268(西伊豆町観光協会)

<利用料金>無料

<定休日>なし

<駐車場>あり(無料)

 

 行き方・アクセス

<電車>JR三島駅 南口4番のりばから、東海バス「松崎(特急)」行に約1時間50分乗車、「堂ヶ島」バス停下車すぐ

<車>東名高速「沼津IC」または新東名高速「長泉沼津IC」から約2時間

 

 

堂ヶ島遊歩道

約5分

「伊豆トリックアート迷宮館」でわくわく体験

「伊豆トリックアート迷宮館」でわくわく体験

堂ヶ島散策のあとは、「サンセットプラザ堂ヶ島」内の「伊豆トリックアート迷宮館」へ。堂ヶ島遊歩道からは徒歩5分とアクセスもよく、散策のあとに気軽に立ち寄れる。

 

伊豆トリックアート迷宮館

 

館内は6つのゾーンに分かれていて、名画の世界に入り込める作品や、動物と一緒に写真が撮れるもの、見る角度によって印象が変わる不思議なトリックアートなど、さまざまな体験ができる。次々と現れる仕掛けに足を止めながら、親子でわくわくしながら巡っていく。

 

伊豆トリックアート迷宮館

 

動く雲のトリックアートに惹き込まれる。

 

伊豆トリックアート迷宮館

 

トリックアートの傘が飛ばされないように、必死に踏ん張る。アートの傘が飛ばされそうなのか、それとも人が飛ばされそうなのか、一瞬分からなくなるような遊び心ある一枚。

 

伊豆トリックアート迷宮館 お土産

 

伊豆トリックアート迷宮館は、見て、触れて、体験しながら楽しめる、子連れ旅にもぴったりのスポット。

楽しかった時間をそのまま持ち帰りたくなり、仕掛け絵本を一冊とブックマークをひとつ、自分たちのお土産に。旅が終わったあとも絵本を開けば、あのときのわくわくした気持ちがよみがえり、楽しい時間がまだ続いているような気持ちになれる。

 

伊豆トリックアート迷宮館

 基本データ

<住所>静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2048-1

<TEL>0558-52-1122

<入館料> 大人(中学生以上)1,100円、 小人(4歳〜小学生)600円、3歳以下 無料

<営業時間> 10:00〜16:30(最終入館16:00)

<定休日> 年中無休

<駐車場>あり(350台・無料)

 

 行き方・アクセス

<電車> JR 三島駅 南口4番のりばから、東海バス「松崎(特急)」行きに約1時間50分乗車、「堂ヶ島」バス停下車すぐ

<車> 新東名高速「長泉沼津IC」から約2時間

 

 

 

「サンセットプラザ堂ヶ島」で再びアイス休憩

「サンセットプラザ堂ヶ島」で再びアイス休憩

サンセットプラザ堂ヶ島は、伊豆随一の規模を誇るショッピングゾーンをはじめ、海を一望できるレストランや親子で楽しめるスポットが揃う複合施設。伊豆トリックアート迷宮館のように、天候を気にせず過ごせる場所があるのも魅力のひとつ。1階にはお土産ショップや軽食を楽しめるスペースがあり、観光の合間にほっとひと息つける。

 

サンセットプラザ堂ヶ島 売店

 

サンセットプラザ 売店 ソフトクリーム

 

次のスポットへ向かう前に、外のテイクアウトのお店でソフトクリームを。少し肌寒かったので、ひとつをふたりで分け合う。旅先で食べるアイスって、なんでこんなにも美味しいのだろう。

 

サンセットプラザ堂ヶ島

 基本データ

<住所>静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2048-1

<TEL>0558-52-1122

<営業時間>10:00〜16:30

<定休日>年中無休

<駐車場>あり(350台・無料)

 

 行き方・アクセス

<電車> JR 三島駅 南口4番のりばから、東海バス「松崎(特急)」行に約1時間50分乗車、「堂ヶ島」バス停下車すぐ

<車> 新東名高速「長泉沼津IC」から約2時間

                

 
 

 

サンセットプラザ堂ヶ島

すぐ

堂ヶ島 11:38発

東海バス

修善寺駅 13:05着/13:20発

東海バス

修善寺温泉 13:28着

約7分

ひっそりと佇む「古民家カフェ あまね」でランチ

ひっそりと佇む「古民家カフェ あまね」でランチ

一息ついたところで、堂ヶ島の観光案内所前にある堂ヶ島バス停から、東海バスW39系統修善寺駅行き(快速経由)に乗り、修善寺へ。車窓からの風景を眺めていると、再び富士山の姿が。少し雲に隠れてはいたものの、ここに暮らす人たちにとっては、この景色が日常の中にあるのだと思うと、なんだか贅沢なことのように感じる。

バスに乗ると、子どもはすぐに夢の中へ。静かな車内に身をゆだねながら、ゆったりと流れる時間を過ごす。目的地へ向かう時間さえも心地よく感じられるのは、バス旅ならでは。

 

古民家カフェ あまね

 

古民家カフェ あまね

 

古民家カフェ あまね

 

堂ヶ島からバスで約1時間30分。修善寺駅に到着したら、東海バスC10系統修善寺温泉行きに乗り換え、「修善寺温泉」のバス停で下車し、約5分歩く。観光地のにぎわいから少し離れた場所に、「古民家カフェ あまね」がひっそりと佇んでいる。

 

古民家カフェ あまね

 

中へ一歩足を踏み入れると、外とは少し違う空気が流れている。木のぬくもりと懐かしさを感じる店内には、やわらかい光が差し込み、ほっとする空気に包まれている。

 

古民家カフェ あまね

 

古民家カフェ あまね

 

古民家カフェ あまね

 

「鮎飯のお茶漬け」と「キッズプレート」をいただく。修善寺のお米を使用したお茶漬けは、出汁の旨みがじんわりと広がって、身体にすっと染みていくようなやさしい味わい。キッズプレートは選べるジュース付き、カルピスを選び、ふたりで「おいしいね」と声をかけながら、ゆっくりと食事の時間を楽しんだ。

 

古民家カフェ あまね

 

店内にはキッズスペースもあり、食事が運ばれてくるまでの間も遊びながら過ごせる。店員のあたたかい接客に触れていると、はじめて訪れたとは思えないほどほっとする。美味しい食事とともに、肩の力を抜いて過ごせるのも、このお店の魅力。

 

古民家カフェ あまね

 基本データ

<住所>静岡県伊豆市修善寺3461-10

<定休日>月・火(不定休)

 <営業時間>12:00〜16:00

<駐車場>なし

 

 行き方・アクセス

<電車>修善寺駅から東海バス「修善寺温泉」行で約7分、「修善寺温泉」バス停より徒歩5分

<車> 東名高速「沼津IC」または新東名「長泉沼津IC」から約30分

                

 
 

 

古民家カフェ あまね

約3分

「竹林の小径」で散策と撮影を楽しむ

「竹林の小径」で散策と撮影を楽しむ

ランチを済ませたら、徒歩で約3分の場所にある、修善寺の温泉街の中心を流れる桂川沿いの散歩道、「竹林の小径」へ。約300mにわたって続く竹林には、まっすぐに伸びた竹が並び、無意識に視線を上へ向けてしまう。観光客でにぎわう中、道の中央にあるベンチに腰掛けて、竹を見上げながらひと休みしている人たちの姿も印象的。

 

竹林の小径

 

竹林の高さや整然と並ぶ竹の美しさ、葉の隙間からこぼれるやわらかな光にうっとり。少し屈んで低い位置から見上げるように撮ると、竹の縦のラインが際立ち、自然の美しさに加えその場の空気感までも感じられる一枚に仕上がる。

 

楓橋

 

楓橋

 

竹林を抜けると、赤が印象的な「楓橋」に出る。橋の上から見える桂川には、周囲の緑や竹林の景色が水面に映り込んでいる。しばらく足を止め、目の前の美しい景色を眺めながら、川のせせらぎや風の音に耳を傾ける。

 

修善寺温泉

 

楓橋の上から撮影した桂川と「桂橋」。赤い欄干と水面に映る緑が印象的でカメラを向けた。撮影をしながら、竹林や川沿いを歩いた余韻に浸る。

 

竹林の小径

 基本データ

<住所>静岡県伊豆市修善寺(修善寺温泉街内)

<営業時間>散策自由(終日開放)

<定休日>なし

 

 行き方・アクセス

<電車> 修善寺駅から東海バス「修善寺温泉」行きに乗車、「修善寺温泉」バス停下車、徒歩5分

<車> 東名高速「沼津IC」または新東名「長泉沼津IC」から約30分

                

 

 

 

竹林の小径

約3分

「河原湯」の看板を見つけて、足湯へ立ち寄る

「河原湯」の看板を見つけて、足湯へ立ち寄る

竹林の小径を抜け、修善寺駅へ向かっていると、ふと足湯の看板が目に入る。「足湯!」と顔を見合わせ、そのまま立ち寄ることに。修善寺温泉のシンボルでもある「独鈷(とっこ)の湯」のすぐそばにある足湯「河原湯」。今は、独鈷の湯には入ることができないが、その隣で川の流れを感じながら、足湯を楽しめる。

 

河原湯

 

「あつっ!!でも、きもちいい〜」と言いながら、嬉しそうに足をお湯につける。

 

独鈷の湯

 

修善寺温泉の象徴として知られる、独鈷の湯。

 

河原湯

 

目の前にある独鈷の湯を眺めながら、ゆっくりと足を浸していると、じんわりと身体がほどけていくような感覚に。

旅の最後に身体をあたため、今回の旅をやさしく締めくくる。親子ふたりで楽しんだ1泊2日のバス旅を終え、修善寺駅から電車に乗って帰路へ。

 

河原湯

 基本データ

<住所>静岡県伊豆市修善寺(修善寺温泉街内)

<営業時間>散策自由(終日開放)

<利用料金>無料

<定休日>なし

 

 行き方・アクセス

<電車> 修善寺駅から東海バス「修善寺温泉」行きに乗車、「修善寺温泉」バス停下車、徒歩5分

<車> 東名高速「沼津IC」または新東名「長泉沼津IC」から約30分

 

 
 
 

 

河原湯

約5分

修善寺温泉 15:49発

東海バス

修善寺駅 15:56着/16:05発

伊豆箱根鉄道駿豆線

三島駅 16:40着/16:54発

JR東海道新幹線 こだま832号

品川駅 17:40着

母娘ふたり巡る、特別な1泊2日バス旅

母娘ふたり巡る、特別な1泊2日バス旅

気がつけば、あっという間の1泊2日。ふたりにとって初めてのバス旅は、想像していたよりもずっと気軽に楽しめるものだった。東海バスフリーきっぷがあれば、さまざまな場所を自由に行き来できる。その安心感が、美しい景色や我が子との大切な時間を、より豊かにしてくれた。

土肥でのんびりと過ごした時間や、堂ヶ島のダイナミックな景色、修善寺の穏やかなひととき、そしてバスの中で過ごした時間。どの瞬間もふたりにとって特別で、これからもふとした瞬間に思い出すような旅の記憶になっていく。

西伊豆は、子どもと一緒でも訪れやすいスポットが多く、親子旅にもおすすめできるエリア。やさしくゆったりとした空気が流れていて、観光地でありながら、どこか日常に近い感じもある。

季節を変えて、またバスに乗って旅に出たい。親子でのバス旅に、気軽に出かけてみて。

 

 
 

 

 
 
 

 

この記事を書いた人

GENIC編集部

表現と表現する人の想いをお届けする、フォト&トラベルカルチャーメディア

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