【下田・西林ところてん茶屋】明治創業の老舗が紡ぐ新風。了仙寺で味わう「涼」
2026/09/18
Kojiro Takamoto南伊豆南伊豆町
幕末の開国史の舞台として知られ、いまも多くの観光客が行き交う「了仙寺」。
ジャスミンの花や歴史の薫りが漂うその一角に、下田の町歩きをより豊かに彩る「西林ところてん茶屋」があります。
和モダンを基調とした店内には、ふらりと立ち寄りやすいカウンター7席を配置。すぐ隣には立ち食い寿司店もあり、地域の文化や食の発信地としても注目を集めるスポットとなっています。

最高峰「須崎産天草」が育む、澄んだ磯の香りと歯切れ
同店を手がけるのは、明治期創業のところてん専門店「西林商店」。その味の真ん中にあるのは、伊豆天草の中でも最高級と称される地元「下田・須崎産」の天草への徹底したこだわりです。
代々受け継がれてきた伝統製法でじっくりと煮出して作るところてんは、濁りのない澄んだ美しさと、つるりとなめらかな喉ごし、そして心地よい歯切れの良さが際立ちます。
定番の三杯酢はもちろん、濃厚な黒蜜や伊豆らしいわさびドレッシングなど、選べるタレは全部で 5種類。素材そのものの良質な磯の風味を感じながら、好みの味付けで食べ比べができるのも専門店ならではの贅沢です。
目の前で生まれる「突き立て」と、進化する和甘味
看板メニューのところてんに加え、注文を受けてから目の前で木製の天突き器から押し出す「突き立てところてん」は、旅のワンシーンを楽しく盛り上げてくれる人気メニュー。

甘味派には、伊豆の旬のフルーツを贅沢にあしらった「伊豆のフルーツあんみつ」がおすすめ。ところてんのさっぱりとした食感と果実の甘酸っぱさが重なり、歩き疲れた体を優しく潤してくれます。

さらに、赤と白のコントラストが美しい「Silky(シルキー)絹風いちごミルク」など、若い世代や子どもたちも思わず笑顔になる華やかなスイーツもラインナップ。テイクアウトスタイルにも対応しているため、涼やかな甘味を片手にペリーロードや下田の路地裏をめぐる「食べ歩き」にもうってつけです。
五代目が仕掛ける、伝統の継承と新しい景色
店を手掛けるのは、西林商店5代目の西川裕大さん。
「明治から受け継いできた本物のところてんの美味しさを、若い世代や観光で訪れる人たちにも、もっと身近に楽しんでほしい」
そんな想いから、伝統を守るだけに留まらず、今の時代に合わせた気軽で自由な楽しみ方を提案しています。

歴史ある了仙寺の一角で味わう伊豆の海の恵み。 昔ながらの職人技と現代の感性が交差するこの場所で、下田の町歩きを涼やかに彩るひとときを過ごしてみませんか。
西林ところてん茶屋の基本情報
西林ところてん茶屋
住所:静岡県下田市3丁目12-12
営業時間:11:00〜15:00
営業日:金曜日〜日曜日(詳細はインスタグラムで案内)
駐車場:あり
アクセス:
伊豆急下田駅から徒歩10分
伊豆急下田駅から東海バス「海中水族館」行に乗車(乗車時間5分)、「了仙寺」バス停下車、すぐ

この記事を書いた人
大阪府出身、南伊豆町と東京都の2拠点生活を送る会社員。伊豆下田経済新聞のライターとして伊豆半島南部の魅力を発信しています。
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幕末の開国史の舞台として知られ、いまも多くの観光客が行き交う「了仙寺」。
ジャスミンの花や歴史の薫りが漂うその一角に、下田の町歩きをより豊かに彩る「西林ところてん茶屋」があります。
和モダンを基調とした店内には、ふらりと立ち寄りやすいカウンター7席を配置。すぐ隣には立ち食い寿司店もあり、地域の文化や食の発信地としても注目を集めるスポットとなっています。