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【きんめ処 なぶらとと】稲取漁港で水揚げされた金目鯛をいただける金目鯛専門店

2022/10/06
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Takeshi Kusakabe東伊豆東伊豆町稲取
【きんめ処 なぶらとと】稲取漁港で水揚げされた金目鯛をいただける金目鯛専門店

東伊豆町稲取では、高級魚・金目鯛の水揚げが盛んで、その規模は全国有数の漁獲量を誇る。

稲取漁港周辺にある「きんめ処 なぶらとと」は、伊豆でも珍しい金目鯛専門店。

ここで提供する金目鯛料理には、稲取漁港で水揚げされた地金目「稲取キンメ」を使用。

「稲取キンメ」は、やわらかな食感で脂ののりも抜群な金目鯛で、なぶらととでは煮付けからお刺身、しゃぶしゃぶ等様々な調理方法で「稲取キンメ」を食すことができる。

「日本一おいしい金目の大将 稲取金目鯛」の看板に期待高まる!

「日本一おいしい金目の大将 稲取金目鯛」の看板に期待高まる!

「きんめ処 なぶらとと」は稲取漁港のすぐ隣にあり、最寄りの駅の「伊豆稲取駅」から徒歩8分の場所にある。

今回筆者は、会社の先輩と2人でお昼前に訪れた。

 

なぶらとと 外観

 

お店の入口には「日本一おいしい金目の大将 稲取金目鯛」の看板が。伊豆に住んでいながら「稲取キンメ」を食べたことが無かった筆者は、この看板を見て「稲取キンメ」の味への期待を膨らませた。

お昼前ということもあり、入店後はすぐに席に座ることができた。

お昼の鐘が鳴ってからは次から次へとお客さんが入店。

「きんめ処 なぶらとと」の人気ぶりに驚かされる。

 

なぶらとと 内観

 

店内には稲取名物の「雛の吊るし飾り」等が飾られており、稲取らしい雰囲気。

グルメ番組で取り上げられた際の有名人のサインが数多く飾られており、「このお店は絶対にうまいはず!」と味への期待を更に膨らませた。

稲取キンメを使った、数々のご馳走たち

稲取キンメを使った、数々のご馳走たち

なぶらとと メニュー

 

メニューには「キンメ鯛煮付け膳」や「キンメ鯛お刺身定食」、「キンメ鯛どんぶり」等、目を惹く料理が並ぶ。

筆者がもう少し育ちざかりであれば、メニューの端から端まで注文していたが、もういい歳となってしまったため、メニューを厳選し今回は「キンメ鯛しゃぶしゃぶ定食」を注文した。

同行した先輩は「キンメ鯛どんぶり」を注文。

予想を超える稲取キンメの味に感動!

予想を超える稲取キンメの味に感動!

料理が運ばれてくるまでの間、お腹が空き過ぎた筆者は脳内で「キンメ鯛しゃぶしゃぶ定食」の味をシミュレーションしていた。

そして、「お待たせしました!」の声とともに、待望の料理が運ばれてきた。

 

きんめのしゃぶしゃぶ

 

「稲取キンメ」は前評判通り、脂のりがすごい!

筆者の期待は最高潮に達していた。

店員さんから食事方法のレクチャーを受けた後、すぐに「稲取キンメ」をしゃぶしゃぶした。

 

きんめしゃぶしゃぶ様子

 

「稲取キンメ」は鍋の出汁につけると、2~3回のしゃぶしゃぶで色が白く変わる。

固くなりすぎないよう直ぐに出汁から取り出し、薬味、特製のポン酢ダレを絡めて、急いで口に運んだ。

 

きんめしゃぶしゃぶ ポン酢

 

口に入れ、味わった瞬間「うまっ!」と思わず口にしてしまうほど。

「稲取キンメ」のしゃぶしゃぶは、脳内でシミュレーションした「金目鯛のしゃぶしゃぶ」の味をはるかに超えてきた。「普通の金目鯛とここまで違うのか!」とただただ「稲取キンメ」のおいしさに驚愕し、そのまま2枚、3枚と箸を進めた。

特製ポン酢ダレを絡めた「稲取キンメ」は、ごはんとの相性もバッチリで、ごはんもどんどん減っていった。

 

残り数枚のところで、隣の食いしん坊が「一枚食べさせて」と駄々をこねてきた。

しょうがなく1枚分けてあげると、「キンメ鯛どんぶり」を1口食べて良いとのことであった。

味が気になっていた筆者にとってはありがたい話であった。

 

きんめ鯛どんぶり

 

「キンメ鯛どんぶり」はお刺身とネギトロ、なめろうの3色丼となっており、見た目の迫力がすごかった。

一口食べてみると「これまた旨し!」。

しゃぶしゃぶに負けず劣らずの美味であった。

 

その後、先輩と筆者はお互いの料理を完食し、追加の注文を頼みたいところではあったが、次の予定があったため、「稲取キンメ」の余韻に浸りながら「きんめ処 なぶらとと」を後にした。

今回は金目鯛を代表する料理である「煮付け」は頼まなかったため、「次回は絶対に『稲取キンメの煮付け』を食べる!」と心に決めた筆者であった。

きんめ処 なぶらととの基本情報

きんめ処 なぶらととの基本情報

きんめ処 なぶらとと

住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取396

TEL:0557-95-5155

営業時間:11:00〜15:00

定休日:火曜日

アクセス:伊豆急行「伊豆稲取駅」から徒歩8分

 

 

 

 

この記事を書いた人

Takeshi Kusakabe

伊東市在住の「Izu Letters」ドローン担当。最近、職場の先輩が筋トレを始めたため、筋トレ話でマウントを取ることに快感を感じている。引き続き筋肉マウントをするために、日々の筋トレにも今まで以上に熱が入り、普段の倍以上のメニューをこなしている。好きな作家は「Testosterone」。

 

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