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【すみんこcafe】「おじゃまします」と言いたくなる、あたたかな空間

2023/02/25
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Ryoko Kawada東伊豆東伊豆町稲取
【すみんこcafe】「おじゃまします」と言いたくなる、あたたかな空間

伊豆急行伊豆稲取駅より徒歩約10分。
「すみんこcafe」は手づくりの焼き菓子とコーヒーを味わえるお店。
古民家を改装し、居間と和室の仕切りをなくした広々空間で、外には広めの縁側が。
靴を脱いで"おじゃま"するスタイルに、友達の家に遊びに来たような気分になり、思わずほっこりしてしまう。
こちらを切り盛りする荒武悠衣(あらたけ ゆい)さんは、結婚を機に稲取へ移住。
菓子製造やカフェで働いた経験を活かし、日替わりでお菓子をつくっている。

 

 

すみんこcafe

 

すみんこcafe

 

すみんこcafe

 

イチ押しは米粉の「チョコまみれマフィン」(400円)と「すみんこ焼きプリン」(400円)。
素朴な味わいの焼き菓子と、悠衣さんがハンドドリップで淹れる深炒りのコーヒーがよく合う。

 

 

すみんこcafe

 

すみんこcafe

 

すみんこcafe

 

すみんこcafe

 

すみんこcafe

 

地元のイベントに出店することもあり、米粉のマフィンはそこでも人気があるという。
ときには稲取産のキウイフルーツなど、地物を使うこともあるそうだ。

 

 

すみんこcafe

 

すみんこcafe

 

悠衣さんは絶賛子育て中で、店内にはもうすぐ1歳となる娘さんの姿も。
カフェのアイドル的存在で、近所のおばあちゃんがつるし飾りを手づくりして持ってきてくれたという。
そんな子連れで訪れやすい雰囲気もあってか、お客さんには子育て中のママも多く、情報交換の場にもなっている。

 

 

すみんこcafe

 

またこちらには、宿泊のできるスペースが。
「湊庵 赤燈 -so-an sekito-」の名前で運営しており、”泊まれる路地裏カフェ”がコンセプトになっている。
畳の部屋にベッドというシンプルな設えだが、稲取の町を楽しんだ後、そのまま横になれるというのはなんとも贅沢だ。

 

 

すみんこcafe

 

まるで昔からの友だちの家に遊びに来たような、懐かしく落ち着ける空間。
仕事に、町歩きに、ちょっと疲れたら、ぜひ足を運びたい。

 

 

すみんこcafe

 

 

DATA

すみんこcafe(すみんこカフェ)

住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1222-1

営業時間:11:00〜16:00(ラストオーダー15:30)

休業日:火曜・水曜・木曜

アクセス:伊豆稲取駅より徒歩約10分

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この記事を書いた人

Ryoko Kawada

福岡県出身、名古屋の編集プロダクションでデザイン・執筆の仕事をしたあと、2004年に静岡市へ移住。出版社でwebディレクターとして勤務後、2007年に取材・執筆・撮影・編集・デザインを生業とするフリーランスとして活動開始。静岡県内各地を飛び回りながら、静岡の魅力を発掘中。

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