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三島を流れる源兵衛川を眺めながらくつろげるカフェ「Onigiri Daruma」「rivière」

2023/09/14
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Mayumi Miyagawa三島市北伊豆
三島を流れる源兵衛川を眺めながらくつろげるカフェ「Onigiri Daruma」「rivière」

三島市の中心市街地を流れる源兵衛川。

全長約1.5kmのこの清流は、三島市立公園「楽寿園」にある小浜池が水源です。

初夏にはホタルが舞うとても綺麗な川。川の中には飛び石などもあり、散歩することもできます。

川の水温は1年を通して15~16℃。夏はひんやり、冬は暖かく感じられます。

「水の都」とも言われている三島市の源兵衛川沿いのカフェで、美味しいお食事と癒しの時間を過ごしてみませんか?

今回は、川の流れを眺めながら、お食事も楽しめて、更には音楽やアートが楽しめるカフェ「Onigiri Daruma(ダルマ)」と「rivière(リビエール)」をご紹介します。

「Onigiri Daruma(ダルマ)」

「Onigiri Daruma(ダルマ)」

おにぎりをメインに提供する「Onigiri Daruma(ダルマ)」は2022年7月30日にオープンしました。

席数はテーブル14席、テラス3席。

このお店の面白いところは店内でウクレレの展示販売がされているところ。

 

Onigiri Daruma 店内

店主の宮澤大輝さんと奥様の美里さんは、もともと楽器のリペア(修理)のお仕事をしていました。

カフェを開くのが夢だった美里さんと、ウクレレの販売と修理を行うオンラインショップをしていた大輝さんが「お酒が飲めて、楽器の修理や相談ができる店」としてOnigiri Darumaをオープンしました。

店内には楽器修理の相談に応じるカウンターもあるんです。

おにぎりは山形県産の米「つや姫」ともち麦を交ぜたご飯を使って作ります。種類は約30種類。

 

「Daruma Plate」

Daruma Plate

おにぎりの価格に1,000円プラスするとお好みのプレートができる「Daruma Plate」。

メインのおかずは唐揚げ、サバのみりん干し、春巻きから選べます。

サラダとだし巻き卵、日替わりの副菜、お漬物、みそ汁がセットになった大満足のプレート。

おにぎりは約30種類の中からお好きなものを何個でもOK。

飲み物はソフトドリンクだけでなく、クラフトビールやウイスキー、焼酎、日本酒などのアルコールメニューもあります。

 

猫好きにはたまらない「猫茶漬け」

Daruma 猫茶漬け

とっても可愛らしい猫茶漬けもDarumaの人気メニュー。

具は梅・サケ・おかか・昆布・明太子のいずれかを選べます。

(崩してしまうのがもったいない)と思いながらも、おいしくいただきます。

食べる前に忘れずに写真を撮りたいところ。

 

daruma かき氷

9月末まではかき氷も提供しています。

2人が楽器店時代に過ごした奈良は、かき氷の聖地。

毎年たくさんのかき氷店を巡って数々のかき氷を食べて研究を重ねたそう。

 

かき氷に魅せられた美里さんが作るDarumaのかき氷はとても評判で、かき氷を目指してこのお店に足を運ぶ人も多いのだとか。

ふわふわの氷、こだわりの自家製シロップ、写真の「レモンみるく」の底にはメレンゲクッキーが隠れているんですよ。

 

源兵衛川のせせらぎと共に楽しむおにぎりとデザート。

定期的に開催されるウクレレイベントもおすすめです。

 

店主の宮澤さんがウクレレについて丁寧にアドバイスしてくれるので、この機会にウクレレを始めてみるのも新しい自分を見つけられそうです。

 

daruma 店外

 

Onigiri Darumaの基本情報

Onigiri Daruma(おにぎり ダルマ)

住所:静岡県三島市広小路町12-15

営業時間:平日 8:00〜20:00、土曜・日曜・祝日 11:00〜20:00

定休日: 木曜

アクセス:三島広小路駅から徒歩2分

 

「rivière(リビエール)」

「rivière(リビエール)」

2020年2月にオープンした「rivière(リビエール)」。

お店のすぐ横を源兵衛川が流れています。

時折カルガモにも遭遇できることがあります。

2023年5月には函南町出身のアーティスト杉山あるくさんが、外壁に三島市の鳥カワセミなど、9種類の生物の絵を描きました。

 

<沼津経済新聞「三島のカフェに壁画 函南出身アーティスト描く」>

https://izu.keizai.biz/headline/1706/

 

定期的にアーティストとコラボした企画展が行われるおしゃれな店内で飲食するのはもちろん、川を眺めながらテラス席でいただくのも癒されるひととき。

リビエール 店内

 

そんなリビエールのおすすめは

【変なスコーン】

リビエール スコーン

 

「赤ワイン&レーズン」、「ブルーチーズ&オレンジコンフィチュール」、「ミント&ドライイチジク」、「チョコレート&エリンギ」「カボチャ&ブルーベリー」、「赤ワイン&イチジク」など、変幻自在、変わった食材の組み合わせがとってもユニークです。

全部で45種類あるというから驚き。

毎日食べても飽きない、甘さ控えめで、もう1個食べたくなるようなサイズ感にしているのだそう。

 

リビエールといえば「クラフトコーラ」

リビエール クラフトコーラ

店主の高塚賀行さんは、もともとフルーツやハーブを使った自家製ドリンクを作るのが得意だったとのこと。

ある日、できあがったシロップがコーラの香りに似ていたことから更に研究を重ね、自家製クラフトコーラをお店で出すことになりました。

たくさんのスパイスとフルーツをきび糖で2〜3週間漬け込んでできあがるクラフトコーラ。

「自家製コーラはスパイスやフルーツの香りをダイレクトに感じられるのが魅力」とのこと。

「ベーシック」「コーヒーフレーバー」「季節のフルーツ」の3種類から選ぶことができます。

「季節のフルーツ」はキウイ、さくらんぼ、摘果みかん、三島マンゴーなど、その季節の旬なフルーツを使っています。

 

ビリヤニも食べられる

リビエール ビリヤニ

皆さんは「ビリヤニ」ってご存知ですか? かく言う私も今回初めて知りました。

ビリヤニとはインドの炊き込みご飯のようなもの。

リビエールのビリヤニはスパイスを結構使っているのだけれど、そこまで辛くないのが特徴です。

「スパイシー=辛い」という暗黙の了解が嫌いで、スパイシーだけど辛くはない、という味わいにしているのだそう。

ホール(固形のまま)のスパイスを使うことで、噛んだ時に香りが弾けるような仕掛けがされています。

香りの女王と称されるバスマティライスを使用してサラサラスパイシーに仕上げています。

香りを楽しむことができるお食事です。

 

NO SPICE, NO LIFE、

おいしいスパイスとおいしいカフェメニュー、そして清らかな源兵衛川とアート作品。

ここに来るだけで複合的に楽しめる、癒しのスポット、リビエールにお出かけしてみてはいかがでしょう。

 

リビエール 香辛料

 

rivièreの基本情報

rivière(リビエール)

住所:静岡県三島市広小路町1-17

営業時間:10:00〜18:00

定休日: 火曜・第4日曜

アクセス:三島広小路駅から徒歩3分

 

 

 

この記事を書いた人

Mayumi Miyagawa

静岡県函南町出身。「沼津経済新聞」で地元情報を取材し、地元コミュニティーFMのラジオパーソナリティを務める。興味あるジャンルは、地場産のおいしいものとクラフトビール。伊豆半島の隠れた魅力を発信していきます。

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