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【三島~沼津】<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが巡る三島・沼津②

2024/01/30
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GENIC編集部フォトグラファーモデルコース三島北伊豆沼津
【三島~沼津】<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが巡る三島・沼津②

『東海バスフリーきっぷ』を使って静岡県の三島・沼津エリアを巡る1泊2日のバス旅。フォトグラファーの藤井音凛さんがモデルのなつみさんと出かけた、東海バスで巡る三島・沼津へのガールズ旅の様子をお届け!
エリア内の観光スポット付近にはバス停があることが多く、フリーきっぷ1枚あればお得に効率よくまわれる『東海バスフリーきっぷ』をフル活用した旅は三島駅からスタート。山中城跡、三島スカイウォーク、三嶋大社など、さまざまなスポットを紹介。2日目は三島~沼津へ。

 

 

 

 

2日目は寄り道しながら沼津港へ

 

 

2日目スタート

 

バス旅2日目は、バスで朝ごはんを食べに行くことからスタート。三島駅から東海バスに乗車して約3分、「本町」バス停で降ります。

 

 

三島駅 ④番バスのりば 8:50発

東海バス

本町 8:53着

徒歩すぐ

 

「和カフェ兎月園」でお楽しみモーニング

「和カフェ兎月園」でお楽しみモーニング

バス旅2日目は、三島駅から東海バスに乗車して約3分、「本町」バス停で下車するところからスタート。目的は、「和カフェ兎月園(とげつえん)」のモーニング。創業1936年の三島にある和菓子店「兎月園」が2021年にオープンした和カフェで、和菓子や朝粥、あんバタートースト、和風アフタヌーンティーなど、旅の朝を彩ってくれる美味しそうな朝食メニューがずらり。

 

和カフェ兎月園

今回は、「朝粥セット」と「あんバタートースト」をオーダー。朝粥セットは、お粥の蓋を開けると湯気と一緒にお出汁の優しい香りがふわりと漂い、お腹の中から目覚めさせてくれる感じ。この日のデザートはフロランタン。和食あとの洋菓子は意表を突く嬉しいサプライズ。

 

あんバタートースト

あんバタートーストは、ふわふわの超厚切りパンに、あんことバターをたっぷり載せてパクリ。あんことバターは最中の生地に載っているので、少し残して最後は最中に。
1階はテーブル席、2階はお座敷とカウンター席。お座敷は窓から朝日が入り込んできて心地いい空間。

 

和カフェ兎月園(わかふぇとげつえん)

【 基本データ】

<住所>〒411-0855 静岡県三島市本町2-1
<TEL>055-972-2376
<営業時間>平日9:00~18:00
土日祝7:00~18:00
<休業日>木曜日
<駐車場>あり(本店駐車場)

 

 行き方・アクセス

<電車>JR東海「三島駅」から東海バスで約3分、「本町」バス停下車すぐ
JR東海「三島駅」から徒歩で約10分
<車>東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から約20分

 

 

和カフェ兎月園

徒歩 約3分

 

「源兵衛川」で楽しい大人の水遊び時間

「源兵衛川」で楽しい大人の水遊び時間

和カフェ兎月園から徒歩で約3分の「源兵衛川(げんべえがわ)」で優雅な朝散歩を楽しむ。三島は、富士山の伏流水が、街中のいたるところで湧き出ている珍しい地域で、「水の郷百選」にも選ばれている“水の都”。源兵衛川は、その水の都・三島を代表する清流で、初夏の夜にはホタルも舞う水辺スポット。

 

和カフェ兎月園から徒歩で約3分の「源兵衛川(げんべえがわ)」で優雅な朝散歩を楽しむ。三島は、富士山の伏流水が、街中のいたるところで湧き出ている珍しい地域で、「水の郷百選」にも選ばれている“水の都”。源兵衛川は、その水の都・三島を代表する清流で、初夏の夜にはホタルも舞う水辺スポット。

透明度の高い綺麗な水の流れる場所が、三島市中心部にあるということに驚き。

 

源兵衛川

川の中に飛び石や木道等が設置してあるので、裸足になって直接せせらぎを感じながらお散歩を。川に足をつけたり、川の中を歩いたり、楽しい大人の水遊びタイム。水の温度は年間を通じて15~16℃。夏は冷たく、冬は温かく感じられるそう。

 

 

 

源兵衛川(げんべえがわ)

基本データ】

<住所>〒411-0857 静岡県三島市芝本町

 【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「三島駅」から東海バスで約3分、「本町」下車すぐ、または東海バスで約1分、「楽寿園前」バス停下車、徒歩で約3分
JR東海「三島駅」から徒歩で約10分
<車>東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から約20分

 

 

源兵衛川

徒歩 すぐ

歴史と自然と動物に触れる癒しスポット「楽寿園」

歴史と自然と動物に触れる癒しスポット「楽寿園」

三島駅から徒歩約3分の場所に位置する市立公園「楽寿園(らくじゅえん)」へ。源兵衛川からも歩いて行くことが可能。国の天然記念物及び名勝に指定されている、天然池泉と周囲の自然林からなる庭園でとても緑が美しい場所。
園内の南側に広がる「小浜池(こはまがいけ)」は、溶岩の間からの湧水で毎日水位が変化する池で、ほとりに立つ「楽寿館」は、明治維新期に活躍した小松宮彰仁親王の別邸として建造された、数寄屋造りの様式や京風建築の優れた手法を今に伝える建物。

 

楽寿園

小浜池と楽寿館を見渡せる「おきな島」は、自然と歴史的建造物をゆったりと眺められる素敵なスポット。藤棚があり、9月~10月頃は藤の花が咲き終えたあとの種を見られる。

 

楽寿園 いこいの松

楽寿園 いこいの松②

小浜池の東側にどっしりと佇む「いこいの松」は、片方に伸び続ける枝に負けないようにバランスをとっているように見える。正面から向かって左側の集合する枝の下から仰ぎ見る景色は圧巻。曲がりくねった枝が絡み合っているような姿がかっこいい!

 

楽寿園 アルパカ

楽寿園 カンガルー

自然に囲まれた楽寿館周辺エリアを抜けるとある、「どうぶつ広場」にはかわいい動物たちが。ウサギや、アルパカ、ミニチュアホース、ワラビーをはじめ、多くの動物たちがのびのびと暮らしている様子を、近距離で見ることができる癒しのスポット。

 

楽寿園 のりもの広場

 

園内には、子どもが楽しめる、豆汽車や自動遊具などのある「のりもの広場」も。思わず撮りたくなるような被写体がたくさん見つけられるスポットなので、カメラ片手に楽しんでみて。

 

 

 

 

楽寿園(らくじゅえん)

基本データ】

<住所>〒411-0036 静岡県三島市一番町19-3
<TEL>055-975-2570
<営業時間>4月~10月 9:00~17:00(最終入園16:30)
11月~3月 9:00~16:30(最終入園16:00)
<休業日>毎週月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合は開園、翌日火曜休園)
年末年始(12月27日~1月2日)
<駐車場>あり(有料)

【料金】

300円
【年間入園券】1,000円

 【行き方・アクセス】

<電車>正門:JR東海「三島駅」から東海バスで約1分、「楽寿園前」バス停下車すぐ
駅前入園口:JR東海「三島駅」下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から約20分

 

 

三島エリアを離れ「沼津港」へ

三島エリアを離れ「沼津港」へ

お次は、三島エリアを出て、駿河湾を堪能すべく沼津エリアへ。東海バスフリーきっぷ『三島1日券 (みしまるきっぷ)』は、沼津市内の一部路線も1乗車100円で利用できるのが嬉しいところ。まずは、三島駅から東海バスで沼津駅へ行き、バスを乗り換えて「沼津港」バス停で下車。

 

 

楽寿園

徒歩 すぐ

三島駅 11:20発

東海バス

沼津駅 11:49着 / 12:00発

東海バス

沼津港 12:11着

徒歩すぐ

複合施設「港八十三番地」でショッピング&ランチ

複合施設「港八十三番地」でショッピング&ランチ

沼津港バス停を降りてすぐの、飲食店やお土産店が集まった複合施設「港八十三番地」へ。日本一の水深を誇り、お馴染みの魚から珍しい深海魚までが生息する駿河湾の魚たちを、和洋問わずの調理法で楽しめるお店が揃う。沼津港で競り落としたばかりの新鮮な魚介をリーズナブルに味わったり、お土産を買ったり、世界初の深海に特化した水族館で楽しんだりできる、観光客に人気の複合スポット。

 

 

港八十三番地 (みなとはちじゅうさんばんち)

【基本データ】

<住所>〒410-0845 静岡県沼津市千本港町83
<TEL>055-954-0606
<営業時間>9:00~22:00※店舗により異なる
<休業日>年中無休※店舗により異なる
<駐車場>あり(有料)

【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「沼津駅」から東海バスで約15分、「沼津港」バス停下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から約20分

 

 

港八十三番地

徒歩すぐ

「沼津港・海天寿司 一富士丸」で寿司ランチ

「沼津港・海天寿司 一富士丸」で寿司ランチ

沼津港・海天寿司 一富士丸

沼津港でしか味わえない鮮魚と静岡でしか味わえない食材の数々を提供している「沼津港・海天寿司 一富士丸」でランチ。迫力と活気を感じる店内には、調理場の真上に、ネタの名前が力強く書かれた、インテリアと同化したアートのような看板が。

 

海賊船の宝石箱 こぼれ盛り

「海賊船の宝石箱 こぼれ盛り」は、マグロ、雲丹、蟹、海老を詰めた枡寿司。お店の人がお客さんの目の前で「わっしょい!」という掛け声とともに、仕上げのいくらをたっぷり盛ってくれる、このお店人気ナンバーワンのメニュー。

 

宝石のように輝くいくらににっこり!

宝石のように輝くいくらににっこり!見た目もお腹も大満足の一品。

 

人気の炙り5種盛り

こちらも人気の炙り5種盛りは、大トロ、赤海老、カツオ、富士山サーモン、ブリ。富士山サーモンは、富士山の湧水で育ったサーモンで、脂が乗ってるのに重たくなく、何個でも食べられそう。

 

 

海天寿司 一富士丸(かいてんずし いちふじまる)

【基本データ】

<TEL>055-939-8886
<営業時間>11:00~21:00(L.O.20:30)
<休業日>水曜日

【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「沼津駅」から東海バスで約15分、「沼津港」バス停下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から約20分

 

 

海天寿司 一富士丸 

徒歩 すぐ

沼津港のランドマーク「びゅうお」

沼津港のランドマーク「びゅうお」

港八十三番地から徒歩で約10分。沼津港のランドマーク、沼津港大型展望水門「びゅうお」に到着。沼津港に高くそびえる巨大な水門で、東海地震の津波対策の一環として2004年に完成。

 

びゅうおからの眺望

沼津港びゅうお 館内

沼津港びゅうお 館内②

地上30mのところにある展望施設は、富士山や箱根連山、沼津アルプスなどの山々、魚市場の活気ある様子や往来する船など、360度の大パノラマを望めるスポット。キラキラと輝く海はとても綺麗で、しばらく見惚れていると、まるで海に浮かんでいるかのような気分に。

 

トリックアートゾーン

「びゅうお」には、絶景を楽しめる展望台以外にも見どころがたっぷり。1Fは沼津の深海魚の「トリックアートゾーン」、2Fは沼津港の歴史を学べる「NUMAZUヒストリーゾーン」、3Fは床一面が深海になったかのような「空中散歩 〜 深海スカイエリア 〜」、4Fは沼津の知られざるBAR文化を知ることのできる「沼津Barエリア」と、各フロアにさまざまな沼津の世界が広がる、観光に来たら絶対訪れたい、沼津港のランドマーク!

 

 

大型展望水門「びゅうお」(おおがたてんぼうすいもん「びゅうお」)

【基本データ】

<住所>〒410-0867 静岡県沼津市千本1905-27
<TEL>055-963-3200
<営業時間>10:00~20:00(木曜日は14:00まで)
<休業日>なし
<駐車場>あり

【料金】

大人100円
小中学生50円

【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「沼津駅」から東海バスで約15分、「沼津港」バス停下車、徒歩で約7分
<車>東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から約25分

 

 

沼津港 14:13発 

東海バス

沼津駅 14:28着

徒歩約5分

 

バスに乗って、沼津駅へ

バスに乗って、沼津駅へ

バスに乗って、沼津港から「沼津駅」バス停へ。そこから徒歩で約5分、路地裏に佇むコーヒー店「すまコーヒー」に到着。

 

沼津港 14:13発 

東海バス

沼津駅 14:28着

徒歩約5分

 

コーヒー愛に溢れる「すまコーヒー」

コーヒー愛に溢れる「すまコーヒー」

コーヒー愛に溢れる「すまコーヒー」

カウンター席が4席と、座敷席が1つのみの店内は、どこか懐かしさを感じる心地のよい空間。その日のコーヒー豆の状態に合わせ、マスターが丁寧にドリップしてくれたコーヒーをいただく、贅沢な時間。カウンターにはコーヒーや食に関する本がびっしり並び、マスターのコーヒー愛が伝わってくる。

 

マスターが真剣にドリップする姿

コーヒーのお供でいただくオリジナルマーラーカオ

紙のフィルターではなく布生地のフィルターを使って淹れる、“ネルドリップ”アイスコーヒーをオーダー。マスターが真剣にドリップする姿は、こちらも瞬きを忘れてしまうほどの光景。愛情を込めて淹れてくれたアイスコーヒーは、口当たりまろやかで酸味の利いた、暑い日にぴったりの味わい。コーヒーのお供でいただくオリジナルマーラーカオ「すーまーカオ」はカカオニブ入り。

 

 

すまコーヒー

【基本データ】

<住所>〒410-0056 静岡県沼津市高島町27-2
<営業時間>9:30~18:00
<休業日>水曜日
<駐車場>なし

【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「沼津駅」から徒歩で約5分
<車>東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から約20分

 

 

沼津駅 15:30発

東海バス

三島駅 15:59着

徒歩すぐ

 

バス旅はおしまい。三島駅発で帰ります

バスに乗って三島駅まで戻ったところで、今回のバス旅は終了。最後に、新幹線改札内の売店で三島のご当地グルメ「三島コロッケ」がまるごと入った「みしまコロッケぱん」を購入。三島を訪れたらぜひ食べたい人気のご当地パンを連れて、新幹線で帰路へ。

 

三島駅 17:24発

東海道新幹線 こだま734号

東京駅 18:18着

 

違った良さが堪能できる三島・沼津を巡るバス旅

違った良さが堪能できる三島・沼津を巡るバス旅

三島では雄大な緑、沼津では美しい海。隣同士といえどもそれぞれの違った良さを堪能できるのが嬉しい三島・沼津エリア。都心から日帰りでも気軽に行ける場所ながら、1泊2日でさまざまなことを満喫できる、最高の旅先。あれもこれもと、新しい楽しみを気軽にお得に体験できるバス旅は、ぜひ経験してほしい旅のスタイル。車窓から見える自然に癒されながら、心地よいバスのアナウンスを聞いてリラックス。自然や歴史、美味しい料理と地元の人との触れ合いを楽しみ、なんだかちょっと懐かしい気分になるような、三島・沼津エリアでのバス旅を、ぜひ次のお休みに!

 

 
 

この記事を書いた人

GENIC編集部

表現と表現する人の想いをお届けする、フォト&トラベルカルチャーメディア

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