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【下田・ケークスカノン】和と洋を紡ぐ遊び心。下田の日常を甘く彩る、街の洋菓子店

2026/08/05
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ueda.monカフェ下田市
【下田・ケークスカノン】和と洋を紡ぐ遊び心。下田の日常を甘く彩る、街の洋菓子店

旅先で立ち寄ったお菓子屋さんの味が、その土地の愛おしい記憶として残ることがある。

下田市西中のバス通り沿いに、すっきりとモダンな佇まいで店を構える「ケークスカノン」も、そんなお店の1つです。

一見すると地域に親しまれる街の洋菓子店ですが、ひとたび扉を開ければ、そこには下田の豊かな風土と、職人の自由な遊び心が詰まったお菓子の世界が広がっています。

ショーケースに広がる、季節のきらめき

店内の大きなショーケースを覗き込むと、思わず目移りしてしまうほど色鮮やかなケーキたちがきらめいています。

 

ケークスカノン ショーケース

 

みずみずしいイチゴのタルトや、季節のフルーツをふんだんに使ったショートケーキ。

その華やかな佇まいの中に、そっと下田の恵みが息づいています。

地元の甘夏や金柑、さらには味噌を隠し味に取り入れるなど、素材選びにもさりげない“下田らしさ”が光ります。

季節の移ろいとともに表情を変えるショーケースは、この街の豊かな四季をお菓子という形に変えて表現した、小さなアートのようです。

 

ケークスカノン ケーキ

和と洋の境界を越える、菓子職人の探究心

ケークスカノンの独創的なお菓子づくりの根底には、店主・加藤泰志さんの歩んできたユニークな軌跡があります。

加藤さんは地元の和菓子店に生まれ育ち、幼い頃から職人の手仕事をすぐそばで見つめて育ちました。その後、洋菓子の世界にも身を投じ、和洋双方の技術と奥深さを徹底的に探求。

和菓子が持つ「引き算の繊浅さ」と、洋菓子が持つ「足し算の華やかさ」。

その両方を手のひらで知る加藤さんだからこそ、既成概念にとらわれない自由でのびやかな発想が生まれるのです。

 

ケークスカノン フルーツケーキ

 

ケークスカノン フルーツケーキ

 

みずみずしいメロンをそのまま器に見立て、星型のクッキーをちょこんとあしらったフルーツケーキなど、届いた瞬間に歓声が上がりそうな仕掛けにも、そんな経験が息づいています。

思わず笑顔がこぼれる、遊び心から生まれた名物たち

その和洋の融合を象徴しているのが、人気メニュー「ケーキ大福」です。

 

ケークスカノン ケーキ大福

 

やわらかなお餅と洋菓子の要素を組み合わせた一品は、和と洋の境界を軽やかに越え、それぞれの良さを引き出そうとする加藤さんの姿勢を感じることができます。

そして、もう一つの看板商品が、そのインパクトに誰もが笑顔になってしまう「土鍋プリン」。

 

ケークスカノン 土鍋プリン

 

蓋をワクワクしながら開けると、そこにはイチゴやキウイ、オレンジなどの果物がまるで大輪の花のようにお皿いっぱいに広がる幸せの景色が。 「美味しい」という感動だけでなく、その場を囲む家族や友人との時間までパッと明るく楽しくしてくれる――そんな温かい遊び心が、確かな技術に裏打ちされて形となっています。

特別な日も、なんでもない日も、この街の暮らしの中に

ケークスカノンを訪れる人々を見ていると、そこには下田のありふれた、けれど温かい日常の縮図があります。

今日をがんばった自分へのちょっとしたご褒美にケーキを選ぶ日もあれば、大切な人へ感謝を伝えるお祝いの日も。棚に並ぶ焼き菓子コーナーには、父の日に向けた手づくりのメッセージカードや、ネクタイをあしらった可愛らしいシャツ型のラッピングなど、贈る側も受け取る側も心がぽっと温かくなる工夫が散りばめられています。

 

ケークスカノン 焼き菓子

 

ケークスカノン ギフト菓子

 

ケークスカノン ギフト菓子

 

子どもの成長を祝うハレの日も、久しぶりに家族が集まる団らんの場にも、ケークスカノンのお菓子がそっと寄り添います。

華やかな観光地の風景だけでなく、こうした地域の暮らしの営みの中にこそ、下田という街の本当の優しさが息づいているのかもしれません。

旅先で出会うのは、美しい景色だけではありません。その土地の人々が長年愛し、守り、紡いできた「街の味」に触れたとき、旅の記憶はぐっと深みを増していきます。

下田のやさしい空気と、積み重ねられてきた日々のぬくもりを、ぜひケークスカノンのお菓子から受け取ってみてください。

ケークスカノンの基本情報

ケークスカノン

住所:静岡県下田市西中7-26

TEL:0558-22-4808

営業時間:9:00~19:00

定休日:水曜日・不定木曜日

駐車場:あり

アクセス:伊豆急下田駅から東海バス「蓮台寺/宇久須(松崎経由)/松崎/堂ヶ島(松崎経由)」行に乗車(乗車時間4分)、「西中村」バス停下車、徒歩3分

 

 

 

 

この記事を書いた人

ueda.mon

静岡県出身、神奈川県在住。会社員の傍ら、一般社団法人「河津デイズ」代表理事として、「伊豆下田経済新聞」のライターとして伊豆の地域活性に取り組んでいます!

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