【伊豆高原桜並木・さくらの里】伊東の桜の名所「伊豆高原桜並木」と「さくらの里」
2022/03/11
Ryoko Kawada伊東市東伊豆
伊豆急行・伊豆高原駅から大室山へ向かう道の両側には、例年3月中旬〜4月上旬頃、約3kmに渡り植えられた約600本の淡紅色の大寒桜やソメイヨシノが咲き誇る。この桜並木は、満開になると「桜のトンネル」「桜のアーチ」と呼ばれ、伊豆を代表する桜の観光スポット。
薄ピンク色の桜に囲まれ、時折、花吹雪が舞う中は、歩いていても気持ちがよい。
ちなみに大寒桜は、伊豆高原駅を出てすぐに目にすることができ、ソメイヨシノより1〜2週間ほど早く見頃を迎える。「伊豆高原桜並木」は、都心からのアクセスもよいので、ぜひ訪れておきたい場所だ。
夏以外は桜が楽しめる
約40,000平方メートルの広大な敷地に、約40種類、1,500本の桜が植えられている「さくらの里」。噴火でできたお茶碗を逆さまにしたような伊東市のシンボルにもなっている「大室山」に隣接しており、「さくらの名所100選」にも選ばれている公園だ。近くにバス停や駐車場もあるのでアクセスがよいのも魅力。9月~5月までと長い期間に渡って異なる種類の桜が咲き、通常の桜の開花時期に訪れることが難しい人にも花見を楽しめるスポットになっている。つまり、6月〜8月の夏場以外は桜が楽しめる。そういうところはあまりないのではないだろうか。
幻想的な桜のライトアップも
「さくらの里」では、2月に寒桜と河津桜が、3月は早咲き大島桜と城ヶ崎桜、伊東桜、大寒桜、エドヒガン桜、4月にはソメイヨシノが見頃を迎える。その後は八重桜が咲き、夏の終わりには十月桜も。その種類は何十種類にも及び、品種によって花の色や花の形が異なり、桜の種類の豊富さに驚く。園内の「さくらの資料館」では、桜の紹介や写真を展示しているので合わせて見学したい。
ソメイヨシノの時期にはライトアップも行われ、うまくいけば夕方頃に富士山と一緒に写真が撮れるかもしれない。この他に、春には菜の花が、夏にはヘメロカリスの花が咲き、秋には色とりどりのコスモスが秋の風景を演出してくれる。
無料のドッグランもあり、散歩コースにぴったり
公園内は芝生で覆われ、広々としているので解放感がある。無料のドッグランもあることから、ワンちゃんとのお散歩コースとしても人気。動物好きの方は地元の人とワンちゃんトークで花を咲かせてみては。なお、ドックラン内は大型犬、小型犬とエリアが分かれていないので、注意が必要だ。
伊豆高原桜並木・さくらの里の基本情報
伊豆高原桜並木(いずこうげんさくらなみき)
住所:静岡県伊東市八幡野
TEL:0557-37-6105(伊東市観光案内所)
URL:https://itospa.com/spot/detail_54298.html
さくらの里(さくらのさと)
住所:静岡県伊東市富戸1317-4 さくらの里
TEL:0557-37-6105(伊東市観光案内所)
URL:https://itospa.com/spot/detail_54006.html
この記事を書いた人
福岡県出身、名古屋の編集プロダクションでデザイン・執筆の仕事をしたあと、2004年に静岡市へ移住。出版社でwebディレクターとして勤務後、2007年に取材・執筆・撮影・編集・デザインを生業とするフリーランスとして活動開始。静岡県内各地を飛び回りながら、静岡の魅力を発掘中。
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伊豆急行・伊豆高原駅から大室山へ向かう道の両側には、例年3月中旬〜4月上旬頃、約3kmに渡り植えられた約600本の淡紅色の大寒桜やソメイヨシノが咲き誇る。この桜並木は、満開になると「桜のトンネル」「桜のアーチ」と呼ばれ、伊豆を代表する桜の観光スポット。