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見た目より味を優先したこだわりの設備

店主の久保田翼さんが「本場イタリアで研究をしていた時に感じた雰囲気を大切にしている」という店内は、とってもおしゃれ。

特に注目したいのが「ポゼッティ」と呼ばれるつぼ型のショーケースです。普通のジェラート店と違い、ふたが付いているので中身は見えません。

「ジェラートは品質が落ちるのが非常に早い。ポゼッティであれば水冷式で温度が安定し、光や空気に触れる回数を少なくして劣化を防ぐことができる」と久保田さんは話します。

気になるフレーバーは、気軽に味見をさせてもらえますよ。

季節で変わるフレーバー

店内には10種類前後のジェラートが並んでいます。有機農法牛乳を使った定番のミルク味やヨーグルト味などに加え、下田ソルトを使った「塩キャラメル」、下田産の青い卵「下田ブルー」を使った「クレマ」、下田みつばちの非加熱蜂蜜を使った「ハニー」、南伊豆moksaが焙煎（ばいせん）したコーヒー豆を使った「カフェラッテ」など、伊豆の食材をふんだんに使ったフレーバーが勢揃い。

新たな味の開発も続けているので、訪れるたびに違う味に出会えるのも楽しみの1つです。

「口に入るものとして健全なこと」「可能な限り伊豆の素材を使うこと」をポリシーに掲げ、ジェラートには合成保存料・合成着色料・乳化剤は使われていません。水は下田観音温泉の温泉水を使っているそうです。

ジェラートを通じたコミュニケーションも楽しい

購入したジェラートは、道路に面した席で楽しむことができます。オープンなスペースで美味しいジェラートを囲むと、自然と会話も弾みます。ドッグフレンドリーで、テラス席はペット連れも大歓迎です。

Gelateria Amore（ジェラテリア アモーレ）の基本情報

Gelateria Amore（ジェラテリア アモーレ）

住所：静岡県下田市一丁目23-14

営業時間：11:00〜20:00

定休日：月〜木曜日、夏期は毎日営業

駐車場：あり

アクセス：伊豆急下田駅より「下田メディカルセンター」行に乗車（乗車時間4分）、「市民文化会館前」バス停から徒歩5分

　伊豆急下田駅から徒歩8分

この記事を書いた人

Hiroyuki Suzuki

東京都出身。下田市まち遺産第1号「なまこ壁の家 雑忠（さいちゅう）」9代目。2019年から千葉県と下田市の2拠点生活。2022年に「伊豆下田経済新聞」を立ち上げ、南伊豆エリアの魅力を発信中。