フォトジェニックなカフェが多い
吉佐美大浜には、「カフェメロー」や「サニーサイドコーヒーショップ」など、おしゃれでフォトジェニックなカフェが点在している。
海の近くにカフェがあることも、吉佐美大浜に外国人が多く訪れる理由の一つになっている。
本当にたまたまだったが、数年前に著者がカフェメローを訪れた際、学生時代の同級生がアルバイトをしており、十数年ぶりの出会いに驚いたことを思い出した。
そのとき食べたアボカドバーガーがとてもおいしかったのを記憶している。
吉佐美大浜は、全長770メートル、奥行き75メートルほどの雄大でゆったりとしたビーチ。
のんびりとした時間がゆっくりと流れ、静かで優雅な一時を過ごすことができる。
周辺にカフェやペンション、別荘地があることから、他のビーチに比べ外国人の利用者が多く、まるで海外にいるかのような気分になれる。
昔の吉佐美大浜は、ビーチ沿いの道路や、現在グラウンドになっている場所も砂浜だったそうだ。
だとすると、かつては非常に奥行きのあるさらに雄大なビーチだったことがうかがえる。
吉佐美大浜には、「カフェメロー」や「サニーサイドコーヒーショップ」など、おしゃれでフォトジェニックなカフェが点在している。
海の近くにカフェがあることも、吉佐美大浜に外国人が多く訪れる理由の一つになっている。
本当にたまたまだったが、数年前に著者がカフェメローを訪れた際、学生時代の同級生がアルバイトをしており、十数年ぶりの出会いに驚いたことを思い出した。
そのとき食べたアボカドバーガーがとてもおいしかったのを記憶している。
吉佐美大浜は白い砂浜で透明度が高く、遠浅の海は家族で海水浴を楽しむのにおすすめだ。
海水浴のシーズンには多くの人でにぎわうが、ビーチが広いため、周りがあまり気にならないのもポイント。
区営売店も設けられ、レンタル用品の貸し出し、軽食がとれるほか、シャワーと更衣室兼用の施設が用意されている。
ライフセーバーも常駐し、しっかりと安全を確認してくれているため、子ども連れでも安心して海水浴を楽しむことができる。
吉佐美大浜の両隣には、小さなビーチがある。
東に舞磯浜(まいそはま)、西に亜相浜(あじょうはま)と呼ばれるビーチである。
どちらのビーチも吉佐美大浜の存在感に隠れているため、利用者が少なくプライベート感があり、知る人ぞ知るビーチとなっている。
舞磯浜の近くには、「maru cafe(マルカフェ)」というヤギが出迎えてくれるカフェがある。
筆者は一度行ったことがあるが、そのときは薬膳カレーをいただき、少し体に残っていた前日のお酒がすぐに抜けた記憶がある。
亜相浜は、三島由紀夫が晩年の毎夏、家族と共に訪れていた場所だ。
想像するに、プライベートビーチのようにゆっくりできる秘密の場所だったのではないかと思う。
著者も毎夏のように、友人とともにこの亜相浜でビールを飲んでいるが、本当に静かでゆっくりとした時間を過ごすことができる。
吉佐美大浜は、サーフスポットとしても人気な場所である。
波のサイズが小さければ初級者でも楽しめるが、基本的には中〜上級者向けだ。
ビーチが広いので、比較的広いポイントで遊ぶことができ、海水浴のシーズンは、海水浴エリアとサーフィンエリアが分れているため、どちらも安心して楽しめる。
また思い出になってしまうが、確か二十歳くらいの頃、友人に誘われたため、渋々ここ吉佐美大浜でサーフィンをやった記憶がある。
「どうせ立てないだろうな」と思っていたところ、ほんのわずか一瞬だが、波に乗り立つことができたのだ。
このことについては、丘サーファーである後輩に自慢してやりたい。
吉佐美大浜の近くには、通称「はまぼうロード」と呼ばれるボードウォークが整備されている。
周囲には約500株ものはまぼうが自生し、7月に黄色い花を咲かせる。
両側をはまぼうに囲まれたこの「はまぼうロード」は、1周1km程度で、丁度よい散歩コースだ。
毎年9月の第2土曜日からの2日間、参加型ビーチイベントとして「ビッグシャワー」が開催される。
会場には多くの出店が並び、特設ビーチステージではフラショーが行われる。
そのほか、コーラの早飲み、ビーチフラッグス、ノルディックウォーキング、サーフィンスクール、ビーチヨガ、シーカヤック、浜辺の花火大会など、様々なイベントが繰り広げられる。
筆者も行ったことがあるが、地元の先輩や後輩たちが運営に携わっていたり、手伝っていたりなどしているのを見かけた。
地元のみんなで盛り上げているイベントなのだなと、しみじみと感じたことを覚えている。
ぜひ海洋浴の祭典「ビッグシャワー」で夏おさめをしてみてはいかがだろう。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2022年はイベント中止。
https://www.shimoda-city.info/bs
住所:静岡県下田市吉佐美
水質・ビーチの規模:AA / 浜の長さ・・・770M 奥行き・・・75M
駐車場:210台・2,000円~/1日 8:00~17:00
開設時間:8:00~16:00
サーフィンエリア:あり。海水浴エリアと分かれている。
トイレ:あり
シャワー:有料(300円)
更衣室:あり(シャワーと兼用)
TEL:0558-22-1531(下田市観光協会)
URL: https://www.shimoda-city.info/kisami
アクセス:伊豆急下田駅より東海バスで約10分、「吉佐美」バス停下車 徒歩約15分(田牛方面の場合は、「大浜海岸」バス停下車すぐ)
Copyright © Tokai Jidosha Co.,Ltd. All Rights Reserved.