COLUMN

【吉佐美大浜】雄大で開放感のある海

2022/07/20
11
Tomoya Tsuchiya下田市南伊豆
【吉佐美大浜】雄大で開放感のある海

吉佐美大浜は、全長770メートル、奥行き75メートルほどの雄大でゆったりとしたビーチ。

のんびりとした時間がゆっくりと流れ、静かで優雅な一時を過ごすことができる。

周辺にカフェやペンション、別荘地があることから、他のビーチに比べ外国人の利用者が多く、まるで海外にいるかのような気分になれる。

昔の吉佐美大浜は、ビーチ沿いの道路や、現在グラウンドになっている場所も砂浜だったそうだ。

だとすると、かつては非常に奥行きのあるさらに雄大なビーチだったことがうかがえる。

フォトジェニックなカフェが多い

フォトジェニックなカフェが多い

カフェメロー_内観

 

カフェメローのアボカドチーズバーガー

 

カフェメロー_ガーリックシュリンプ

 

サニーサイド_外観

 

サニーサイド_ハヤシライス

 

サニーサイド_スイーツ

 

吉佐美大浜には、「カフェメロー」や「サニーサイドコーヒーショップ」など、おしゃれでフォトジェニックなカフェが点在している。

海の近くにカフェがあることも、吉佐美大浜に外国人が多く訪れる理由の一つになっている。

本当にたまたまだったが、数年前に著者がカフェメローを訪れた際、学生時代の同級生がアルバイトをしており、十数年ぶりの出会いに驚いたことを思い出した。

そのとき食べたアボカドバーガーがとてもおいしかったのを記憶している。

ビーチが広く、周囲が気にならない

ビーチが広く、周囲が気にならない

吉佐美大浜

 

吉佐美大浜は白い砂浜で透明度が高く、遠浅の海は家族で海水浴を楽しむのにおすすめだ。

海水浴のシーズンには多くの人でにぎわうが、ビーチが広いため、周りがあまり気にならないのもポイント。

区営売店も設けられ、レンタル用品の貸し出し、軽食がとれるほか、シャワーと更衣室兼用の施設が用意されている。

ライフセーバーも常駐し、しっかりと安全を確認してくれているため、子ども連れでも安心して海水浴を楽しむことができる。

両隣はプライベートビーチ感あふれる海が

両隣はプライベートビーチ感あふれる海が

亜相浜

吉佐美大浜の両隣には、小さなビーチがある。

東に舞磯浜(まいそはま)、西に亜相浜(あじょうはま)と呼ばれるビーチである。

どちらのビーチも吉佐美大浜の存在感に隠れているため、利用者が少なくプライベート感があり、知る人ぞ知るビーチとなっている。

舞磯浜の近くには、「maru cafe(マルカフェ)」というヤギが出迎えてくれるカフェがある。

筆者は一度行ったことがあるが、そのときは薬膳カレーをいただき、少し体に残っていた前日のお酒がすぐに抜けた記憶がある。


亜相浜は、三島由紀夫が晩年の毎夏、家族と共に訪れていた場所だ。

想像するに、プライベートビーチのようにゆっくりできる秘密の場所だったのではないかと思う。

著者も毎夏のように、友人とともにこの亜相浜でビールを飲んでいるが、本当に静かでゆっくりとした時間を過ごすことができる。

力強い波が愉しめるサーフスポット

力強い波が愉しめるサーフスポット

吉佐美大浜は、サーフスポットとしても人気な場所である。

波の崩れはパワフルで、波が立ったときは中〜上級者向けだ。

サイズが小さければ初級者でも楽しめるが、基本的には掘れ上がった力強い波の崩れが中心。

入田浜の隣に位置するものの、吉佐美大浜のほうがワイルドなウネリというのが特徴。

また、ビーチが広いので、砂の溜まり方によるが、比較的広いポイントで遊ぶことができる。

海水浴のシーズンは、海水浴エリアとサーフィンエリアが分れているため、どちらも安心して楽しむことができる。

 

また思い出になってしまうが、確か二十歳くらいの頃、友人に誘われたため、渋々ここ吉佐美大浜でサーフィンをやった記憶がある。

「どうせ立てないだろうな」と思っていたところ、ほんのわずか一瞬だが、波に乗り立つことができたのだ。

このことについては、丘サーファーである後輩に自慢してやりたい。

ボードウォーク

ボードウォーク

吉佐美大浜の近くには、通称「はまぼうロード」と呼ばれるボードウォークが整備されている。

周囲には約500株ものはまぼうが自生し、7月に黄色い花を咲かせる。

両側をはまぼうに囲まれたこの「はまぼうロード」は、1周1km程度で、丁度よい散歩コースだ。

ビックシャワー

ビックシャワー

毎年9月の第2土曜日からの2日間、参加型ビーチイベントとして「ビッグシャワー」が開催される。

会場には多くの出店が並び、特設ビーチステージではフラショーが行われる。

そのほか、コーラの早飲み、ビーチフラッグス、ノルディックウォーキング、サーフィンスクール、ビーチヨガ、シーカヤック、浜辺の花火大会など、様々なイベントが繰り広げられる。

 

筆者も行ったことがあるが、地元の先輩や後輩たちが運営に携わっていたり、手伝っていたりなどしているのを見かけた。

地元のみんなで盛り上げているイベントなのだなと、しみじみと感じたことを覚えている。

ぜひ海洋浴の祭典「ビッグシャワー」で夏おさめをしてみてはいかがだろう。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2022年はイベント中止。
https://www.shimoda-city.info/bs

吉佐美大浜の基本情報

吉佐美大浜の基本情報

住所:静岡県下田市吉佐美

水質・ビーチの規模:AA / 浜の長さ・・・770M 奥行き・・・75M

駐車場:210台・2,000円~/1日 8:00~17:00

開設時間:8:00~16:00

サーフィンエリア:あり。海水浴エリアと分かれている。

トイレ:あり

シャワー:有料(300円)

更衣室:あり(シャワーと兼用)

TEL:0558-22-1531(下田市観光協会)

URL: https://www.shimoda-city.info/kisami

アクセス:伊豆急下田駅より東海バスで約10分、「吉佐美」バス停下車 徒歩約8分(田牛方面の場合は、「大浜海岸」バス停下車すぐ)

 

 

 

この記事を書いた人

Tomoya Tsuchiya

2021年に「Izu Letters」編集部に入部。ドローン担当のTakeshi Kusakabe氏に師事。

伊豆半島の自然を対象に、「偶然の美」を探し続けることがライフワークとなっている。

師の高度な要求に答えるため、ごく稀に撮影機器を損なうこともあるが、それも立派な成長の過程だと自分に言い聞かせている。

"私は失敗を受け入れることが出来る。しかし、挑戦しないことだけは受け入れられないのだ。(マイケル・ジョ-ダン)"

TOP COLUMN 【吉佐美大浜】雄大で開放感のある海