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【みなみの桜と菜の花まつり】で一足早い伊豆の春を感じる

2023/02/21
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Mayumi Miyagawa南伊豆南伊豆町
【みなみの桜と菜の花まつり】で一足早い伊豆の春を感じる

写真提供=山下喜幸さん

 

伊豆半島の最南端にある南伊豆町。
そこで行われる「みなみの桜と菜の花まつり」は、伊豆に春の訪れを告げる人気のイベントだ。

緩やかに流れる青野川の両脇には、早咲きの河津桜が約800本。
河津桜の鮮やかなピンク色と菜の花の黄色、そして青い空。
美しい色の共演に自然とカメラを向けたくなってしまう。

 

 

元気な百姓 南伊豆

 

「元気な百姓達の名の花畑」という看板が掲げられる「日野の菜の花畑」
休耕地に種を蒔く活動は1992年から始まったという。
果てしなく続く、広大な畑に咲き誇る菜の花は絶景。
こんな時に単純な言葉しか口にできないもどかしさを感じてしまうが、ここではただただ美しさを味わいたい。

 

 

人力車

写真提供=山下喜幸さん

 

人力車に乗ってみるのもいい。

いつもより高い視線で桜のトンネルを潜り抜けると、爽快な気持ちにさせてくれる。

はらはらと舞う桜の花びらが美しく、俥夫との会話もまた忘れられない思い出になるだろう。

 

 

みなみの桜 夕暮れ

 

昼間の景色が美しいのは言うまでもないが、夕暮れ時の風景もまた美しい。
夕日に染まる「みなみの桜」もぜひ写真に収めてほしい。

 

 

みなみの桜 夜桜

 

夜にはまた別の表情を見せてくれる。
ライトアップされた夜桜が幻想的だ。

 

まつり期間中の3/10までの毎日18:00~21:00、銀の湯橋から九条橋までの桜並木がライトアップされる。
川の流れが穏やかで、風がない日には、川の水面に映る「逆さ夜桜」を見ることができるという。
夜桜をめがけて車を走らせてみるのもいいだろう。

 

みなみ桜最後

 

力強い桜の幹、その先に可憐に咲き誇る桜
川の流れの静けさ、菜の花の華やかさ
それらは決して主張しすぎることなく、ただそこに存在しているだけで静かに私たちの心を揺さぶる。
時を忘れ、ゆったりと散策しながらその美しさを味わってほしい。

 

柔らかい春の日差しを受け、川のせせらぎとともに壮大な桜並木と菜の花が見られる、穏やかな南伊豆に足を運んでみてはいかがだろうか。

 

一足早い春を感られる南伊豆で、きっと贅沢な時間が過ごせることだろう。

【みなみの桜と菜の花まつりの基本情報】

■開催期間

2024年2月1日~3月10日

 

■みなみの桜と菜の花まつり

https://www.minami-izu.jp/?p=we-page-event-entry&event=73493&cat=18736&type=event


■南伊豆町観光協会

https://www.minami-izu.jp/


アクセス
【菜の花畑】

伊豆急下田駅から下賀茂行きのバスで「日野(ひんの)」バス停下車。徒歩すぐ


【桜まつりイベント会場】

伊豆急下田駅から下賀茂行きのバスで「九条橋(ぐじょうばし)」バス停下車。徒歩2~3分
※車の場合は「道の駅 下賀茂温泉湯の花」を目的地に設定

 

 
 
 

この記事を書いた人

Mayumi Miyagawa

静岡県函南町出身。「沼津経済新聞」で地元情報を取材し、地元コミュニティーFMのラジオパーソナリティを務める。興味あるジャンルは、地場産のおいしいものとクラフトビール。伊豆半島の隠れた魅力を発信していきます。

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