【船原峠バス停から達磨山へ】はじめてのハイキング体験記
2023/08/24
Wakana Tsutsumi中伊豆伊豆市北伊豆山・公園・棚田沼津市
西伊豆スカイライン沿いにある標高982mの山「だるま山」。
伊豆山稜線(いずさんりょうせん)とも呼ばれ、だるま山を目指して登るハイキングコースは、全国各地から登山家が集まる。
秋の行楽シーズンに向けて登山について知りたい方、初心者だけどハイキングしてみたいという方へ向けて、ハイキング「超」初心者の筆者が実際に登り、記事にしたのでぜひ参考にしてほしい。
三島駅 7:22発
伊豆箱根鉄道 駿豆線
↓
修善寺駅 8:00着
伊豆急箱鉄道で三島駅から修善寺駅へ。
バスのりばがあるのは南口。左手にバスのりばがある。
快速の松崎行に乗って、快速の松崎行に乗って、船原峠へ向かう。
目的のバス停は「船原峠口」。快速なので止まらないのではないかという心配もあるが、ちゃんと止まってくれるので安心して乗車してほしい。
この日は隣の座席に座っていた2人組も、ハイキングに向かうような服装をしていた。
修善寺駅 8:20発
東海バス
↓
船原峠口 8:50着
4月1日に出来た新しいバス停。伊豆山稜線船原峠の最寄りバス停となる。
松崎へ向かうバスを見送り、移動開始となる。
バスが見えなくなるまで見送った。
道なりに舗装された道を歩き、船原峠山稜線入口へ。
西伊豆スカイラインと書かれた看板を目標に進み、そこからさらにまっすぐ進む。
この看板からさらに300m進む。
【9:10】船原峠
看板が示していた分岐点までくればここがようやくスタート地点。
左手に進むと駐車場があり、船原峠(達磨山方面登り口)と書かれた看板がある。
右側にある階段が今回のスタート地点。
見た瞬間から嫌な予感はしていたが、階段はかなり長い。
しかし、木々に囲まれた道と土の柔らかさは、一気に山を登っているという実感を湧かせてくれる。
今後の雲行きが怪しくなるカメラワークだが、撮影が不調だったのはここだけである。
しかし、木々に囲まれているこの景色を、雰囲気だけでも感じることができると思い、掲載することにした。
下りの道を歩いていくと、車道に出る。
今後も山道とコンクリートの道を交互に歩くことになる。
最初に見る山の景色は車道が見える。
先ほどの松崎行のバスはあの道を走っていくのだろうかと思いながら連なる山を見ながら歩き、再び山道へ。
季節は夏だが、意外と山を歩いている人は居る。
無理せず個人のペースで、時折道を譲りあいながら歩こう。
【10:10】土肥駐車場
車道に出たら、土肥駐車場を目指して歩く。
この日は駐車場で、ある車のオーナーが全国各地から集まって集会をしていた。
この写真の左側で、かっこいい車が並んでいた。
ここからの景色は天気の変わりやすい山の宿命か、良い天気にもかかわらず霧が出ていたため撮影できず。
景色は見られなかったが、この駐車場はテーブルとベンチがあるので小休憩・おやつタイムにも最適。
休憩後歩いていくと藪の間に階段が見えるので、ここから伽藍山へ登る。
【10:30】伽藍山(がらんざん)
山頂には看板があるので、チェックポイントとしてわかりやすい。
伽藍山を登るとまた車道に出る。
【10:35】小土肥駐車場(おどいちゅうしゃじょう)
次のチェックポイントは、伊豆スカイライン小土肥駐車場。
ハイカーから「謎の鉄棒」と呼ばれている錆びた鉄棒も目印。
下調べの時からずっと気になっていたので、「これが例のあの鉄棒か」と感慨深くなった。
ここで休憩し、また車道を歩いていくと、次は古稀山への入口へ到着。
ひたすら藪に覆われた道を進む。
夏の青々とした葉がきれいだが、伸びた藪が道を覆いそうになっている箇所もある。
【10:55】古稀山(こきやま)
これを抜けると、山と空の絶景ポイントへ。
余計なものは要らないといわんばかりの、空と山、そして西伊豆スカイライン。
私が車のCMを作るなら、きっと西伊豆スカイラインを走らせるだろう。
そんなことを思いながら下りを降りていく。古稀山を下りると、次はいよいよ達磨山。
スタート地点によって入口・出口は人に寄って異なるが、どちらも山へ入る前にはお地蔵さんが達磨山を登る人たちを見守ってくれている。
このお地蔵さんは古稀山を下りると出会える。
達磨山はこれまでで一番ハードな登り坂が続く。
時折休憩しながら登っていこう。ハードな道のりではあるが、古稀山~達磨山はどこを切り取っても絶景。
空や山の風景を遮る物が一切ない景色は、写真では語り切れない。
【11:30】達磨山(だるまやま)
山頂で景色を見ながら昼食を取って下山。小達磨山を目指す。
下山中の景色。日光に照らされて葉が美しい。
下山。お地蔵さんが目印。
土肥駐車場あたりの時からも感じていたが、車やバイクでここに来る人が多い印象を受けた。
景色を目的としたドライブだけでなく、車やバイクのフォトスポットとしても立ち寄りたい場所だ。
だるま山高原レストハウスの看板を頼りに最後の山。
筆者の個人的感覚としては、下りの道がやや体力を使う印象を受けた。
舗装された道ではあるが、歩き方によっては腰や膝に負担が来るかもしれない。
【12:25】小達磨山(ごだるまやま)
小達磨山の景色は達磨山より控えめかもしれないが、戸田がより近くに映る。
平坦な道が続く箇所もあり、ベンチを置いてのんびりしたいと思えるくらい風が気持ちいい。
【12:40】戸田峠(へだとうげ)バス停
戸田峠のバス停とガイドマップの入っているポストが目印。
ここで今回のハイキングはゴールとなる。
金冠山に登るも良し、時間帯によってはそのままバスに乗るも良し。
筆者は車に気を付けながら、車道を歩いてレストハウスまで向かうことにした。
(金冠山の方が距離としては近いのだが、どちらを歩けば楽にレストハウスにたどり着けたのだろうか…)
【13:00】だるま山高原レストハウス
ここでバスが来るまで休憩。
展望台は沼津の淡島~駿河湾、富士山を一望できる絶景スポット。
山頂での絶景も格別だが、こちらの景色も一見の価値あり。
レストハウス内には食事処もあるので、絶景を眺めながらお腹を満たすこともできる。
抹茶サンデーのさっぱりとした味わいに癒されながら、バスを待つことにした。
だるま山高原レストハウス 14:40発
東海バス
↓
修善寺駅 15:00着
バスに乗って修善寺駅まで向かう。
ここから修善寺駅まで向かうハイカーは筆者グループ含め10人ほどだった。
まとめ
夏の山は緑が鮮やかで空気も澄み切っているが、暑さや直射日光によって体力が奪われやすい。
初めての登山だ!という方は、駐車場や広い道で、安全を確保した上で休憩しながら登山をするのを推奨する。
水分は自分が思っているよりも多めに。凍らせたスポーツ飲料があると肌が冷やせるだろう。
筆者は10年前に天城山の八丁池まで歩いてから、ずっと登山をしていなかったが、休憩をはさみつつ大体4時間前後で登頂することが出来た。
だるま山は整備の行き届いている登山道になるので、その点では初心者向けと呼べるだろう。
この記事を書いた人
西伊豆町出身(伊東市在住)。サウナとライブ参戦のために外出するインドア派。先月行ったライブハウスで、知らない人に抱えられクラウドサーフをした。好きな食べ物は下田バーガー。
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西伊豆スカイライン沿いにある標高982mの山「だるま山」。伊豆山稜線(いずさんりょうせん)とも呼ばれ、だるま山を目指して登るハイキングコースは、全国各地から登山家が集まる。秋の行楽シーズンに向けて登山について知りたい方、初心者だけどハイキングしてみたいという方へ向けて、ハイキング「超」初心者の筆者が実際に登り記事にしたのでぜひ参考にしてほしい。