【南伊豆】森で味わう、イタリア仕込みの本格エスプレッソ「モクサコーヒー」
2026/04/01
Kojiro Takamotoコーヒー南伊豆南伊豆町

南伊豆の森に、こんなにおしゃれで本格的なコーヒー空間があるなんて。
伊豆半島の最南端・南伊豆町蝶ケ野にある「moksa coffee(モクサコーヒー)」は、わざわざ訪れたくなる“ごほうびカフェ”。自然とイタリアのエスプレッソ文化が溶け合う、とっておきの一軒です。
朝8時、森のカフェで深呼吸
2022年にオープンし、地域で愛され続けてきたモクサコーヒー。リニューアルを経て、朝8時から営業をスタートしました。鳥のさえずりが響く静かなロケーションで、湯気の立つ一杯を両手で包む時間は、まさに至福。古い建物の趣を生かした店内は、どこか懐かしくて落ち着く空間。東側には新しく屋外カウンターと中庭も誕生し、南伊豆のやわらかな光と風を感じながらコーヒーを楽しめます。冬にはまきストーブが灯り、地元のまきを使ったアースオーブンで焼くパンやピザも登場。五感がじんわり満たされていく感覚を味わえます。



イタリア仕込み、本気のエスプレッソ
モクサの魅力は、なんといっても“本気”。店主の服部文雄さんは、ミラノ、ローマ、ナポリなどイタリア各地を巡り、本場のコーヒー文化を学んできました。新たに導入されたのは、イタリア製の三連レバー式エスプレッソマシン。人の手で圧力をかけるレバー式だからこそ、豆の個性を最大限に引き出せるのだそう。ナポリ風、ローマ風、ミラノ風といったブレンドの違いを楽しめるのも、ちょっと大人な体験。エスプレッソはキュッと力強く、カプチーノはきめ細やかなフォームミルクがとろけるよう。思わず「イタリア行きたい…」とつぶやいてしまう味わいです。


世界の豆と、わたしの一杯
ドリップコーヒーは、パナマやエチオピアなど世界8カ国のスペシャルティコーヒーから選べるスタイル。焙煎機も5キロタイプへとパワーアップし、より安定して豆の魅力を引き出せるようになりました。釜が大きくなったことで熱の回りが穏やかになり、味わいはよりクリアで繊細に。
「今日はフルーティーな気分」「少しビターで落ち着きたい」そんなふうに、その日の自分に寄り添って豆を選ぶ時間も楽しい。さらに、ヴィーガン対応の「米麹ラテ」など、新しい挑戦も。伝統と革新が同居しているのも、モクサらしさです。

地域とともに、コーヒーでつながる
モクサは店舗営業だけでなく、キッチンカーで地域イベントにも積極的に出店。南伊豆の「みなみの桜と菜の花まつり」や下田公園のあじさい祭りなどで、「今年も楽しみにしてきたよ」と声をかけられる存在になっています。


“30年先もこの場所でコーヒーを淹れ続けたい”。そんな想いを胸に、南伊豆の自然とともに歩む一軒。旅行の途中にふらりと立ち寄るのもいいし、ここを目的地にするのも素敵。
森の空気と、本場仕込みの一杯。日常を少しだけ忘れて、自分を甘やかす時間を過ごしに行ってみませんか。


モクサコーヒーの基本情報
モクサコーヒー
住所:静岡県賀茂郡南伊豆町蝶ケ野158-4
営業時間:8:00〜17:00
営業日:金曜日〜月曜日(詳細はインスタグラムで告知)
駐車場:あり
アクセス:伊豆急下田駅から東海バス「下賀茂」行に乗車(乗車時間25分)、「下賀茂」バス停下車後、「伊浜/子浦」行に乗り換え(乗車時間9分)、「蝶ケ野」バス停下車、すぐ

この記事を書いた人
大阪府出身、南伊豆町と東京都の2拠点生活を送る会社員。伊豆下田経済新聞のライターとして伊豆半島南部の魅力を発信しています。
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南伊豆町湊の静かな集落に、まるで昔からそこにあったかのように佇むイタリアンレストラン「Raccolto(ラコルト)」。築50年以上の古民家を改装した店内は、木のぬくもりとやさしい静けさに包まれ、訪れた瞬間から時間の流れがふっと緩んでいくようです。