沼津倶楽部|歴史とモダンが融合した上質空間でスパ・サウナ・宿泊を
2026/05/15
Mayumi Miyagawaホテル宿沼津市
静岡県沼津市、千本松原の静かな松林にひっそりと佇む「沼津倶楽部」。 1913年に建てられた数寄屋造りの歴史的建造物が、110年 の時を経て、宿泊・レストラン・スパを備えた極上の複合施設へと生まれ変わりました。 一歩足を踏み入れれば、そこは非日常の世界。 今回は、富士山の伏流水を使ったこだわりのスパや「uka」のトリートメント、駿河湾の恵みを味わう美食、そして自然と調和する客室まで、沼津倶楽部の魅力を余すことなくご紹介します。 忙しい日々を忘れ、「時間を味わう」特別なひとときを覗いてみませんか?
沼津倶楽部とは?大正時代の邸宅が紡ぐ特別な時間
静岡県沼津市、千本松原の松林に抱かれるように佇む沼津倶楽部。1913年に実業家・三輪善兵衛の別荘として建てられた数寄屋造りの茶室を中心に、100年以上の歴史を紡いできました。
茅葺きの長屋門と数寄屋造りの建物は国の登録有形文化財に指定されています。
戦時中には軍の施設として使用されながらも奇跡的に焼失を免れ、戦後は地域復興の拠点へと役割を変化。そして2008年の再生、さらに2023年のリニューアルを経て、宿泊・レストラン・スパを兼ね備えた複合施設として新たな価値を生み出しています。
伝統建築と現代建築が共存するこの場所は、単なる宿泊施設ではなく、「時間を味わう」ための空間です。
沼津倶楽部の魅力① 心身を解放する「千本松・沼津倶楽部SPA」
歴史ある空間に身を置いたあとに訪れたいのが、スパエリア。ざわついた日常から離れ、「本来の自分にそっと帰れるような、癒やしのひととき」を過ごせます。
こだわりの湯|バドガシュタイン鉱石を使用した人工温泉
ここのスパ最大の特徴は、敷地内の井戸から汲み上げられる贅沢な富士山の伏流水です。
- 日本屈指の水質: 柿田川湧水群と同じ水源を持つこの水は、富士の雪解け水が長い年月をかけて地層で濾過されたもの。
- 豊富なミネラル: バナジウム、マグネシウム、カリウムなどをたっぷり含んでいて、肌に触れるだけで日々のストレスを洗い流してくれるような、柔らかな浴感を楽しめます。
本格サウナ体験|セルフロウリュと2種のサウナ
1階には男性専用のセルフロウリュを楽しめる本格サウナ、2階には女性専用の温度設定の異なる2つのサウナを用意。
ふわりと木の香りに包まれます。
サウナ後のリフレッシュスペースも完備されていて、より深い“ととのい”を体験することができますよ。
富士山伏流水を贅沢に味わう水風呂・岩盤浴
サウナ後の水風呂には、富士山の伏流水を使用。柔らかく澄んだ水質が、火照った身体を一気にクールダウンさせます。
さらに、オーストリア産の希少な天然鉱石・バドガシュタイン鉱石を使った岩盤浴も完備。遠赤外線によって、身体を芯からじんわりと温めてくれます。
サウナのすぐ隣には、富士山の伏流水の水風呂。体感では19〜20度前後でしょうか。
冷たすぎず心地よい水に体が包まれます。水の肌当たりが驚くほど柔らかいため、時間を忘れてずっと浸かっていたくなるような、贅沢な時間を過ごすことができます。
沼津倶楽部の魅力② サロン発「uka」の極上エステトリートメント
スパ体験をさらに高めるのが、トータルビューティーサロン「uka」監修によるトリートメント。予約制で「uka」が手掛けた、沼津倶楽部オリジナルの施術を受けられます。
希少なシナラオイル配合のオーガニックボディケア
施術のベースとなるのは、希少なシナラオイル。西洋アザミの原種から採れるこのオイルは肌への優しさと高い保湿力を兼ね備え、心身ともに深くリラックスできます。普段頑張っている自分へのご褒美に。
目的に合わせて選べるトリートメントメニュー

私たちの体には、朝起きて夜眠るという自然なリズム(サーガディアンリズム)が備わっています。ukaのオイルは、忙しい毎日で崩れがちなその「生活リズム」に寄り添い、本来の健やかさを引き出す精油を厳選してブレンドしているのだそう。体調と気分に合わせてオイルをセレクトし、カウンセリングで一人ひとりの状態に合わせた最適なトリートメントプランを提案してくれます。
宿泊|歴史とモダンが調和した客室で過ごす
客室は全8室。2006年(平成18年)に建築家:故・渡辺明さんの設計により、三千坪の広大な敷地内に増築されました。
それぞれが異なる魅力を持ちながら、共通しているのは「自然とのつながり」です。
砂と土を積層させた版築壁、屋根には吉野杉を贅沢に使い、生きている素材の息遣いが感じられます。
大きな窓からは水盤と松林。時間帯や季節によって表情を変える景色をゆったりと楽しむことができます。
お布団で休む畳ルームや広々としたバルコニー付きの洋室、和洋が溶け合うメゾネットなど、さまざまなタイプが用意されています。
中でも「沼津スイート」は、京都・西陣の老舗「HOSOO」の西陣織りを用いた椅子やテーブル、アート作品などで彩られ、上質で洗練された雰囲気を演出します。渡辺明さんの遺作であるこの場所は、目で見るだけでなく、時空間そのものに身を委ねる至福のひとときを提供してくれます。
日帰りプランで気軽にリフレッシュ
宿泊だけでなく、日帰りでのスパ利用や食事プランも用意されています。
短時間でも非日常を体験できるため、地元の方のリフレッシュにも最適です。
特別な日でなくても訪れられる「余白のある贅沢」が、ここにはあります。
沼津倶楽部のレストラン情報
レストラン「茶亭」は、歴史ある数寄屋造りの建物を利用した特別な空間で、56席を備えています。
四川料理をベースにしたコース料理が提供されます。監修は、御殿場市出身の料理人・齋藤宏文さん。

地元・駿河湾の魚介や伊豆の食材をいかし、繊細さと大胆さをあわせ持つ一皿に仕上げられています。
歴史ある茶室空間で味わう食体験は、この場所ならではの魅力です。
ランチ、ディナーともにコース 料理が用意されているので、記念日や特別な食事にもおすすめです。
更には、平日限定で気軽に楽しめる「ランチセット」もあるので、用途に合わせて選ぶことができます。
記念日や特別な食事にもおすすめです。
沼津倶楽部の料金プランと予約方法
豊かな自然に抱かれた特別な滞在を楽しむことができる「沼津倶楽部」。
自然の静けさと上質な時間を求める方に、おすすめです。
ここでは「興味はあるけれど、料金体系や予約方法が気になる」という方に向けて、料金・予約方法などをご紹介します。
宿泊プラン
沼津倶楽部は、一般的なホテルとは異なり、「体験込み」の宿泊施設です。
そのため料金はやや高価格帯ですが、内容を知ると納得できる設計になっています。
■ 宿泊料金の目安
- 1泊2食付き:およそ 1人 72,600円〜100,000円前後
(※時期・部屋タイプにより変動)
■ 料金に含まれるもの
- 宿泊(ヴィラタイプの客室)
- 食事(地元食材を使ったコース)
- ラウンジ利用
- 静かな庭園・茶室体験

「泊まるための場所」というよりも、ここでは“過ごす時間そのもの”が主役になります。
沼津倶楽部では、部屋でくつろぐ時間、庭園を眺めるひととき、食事を味わう瞬間まで、そのすべてが丁寧に設計されています。
観光地を巡るための拠点ではなく、あえてどこにも行かず、この場所に身を置くこと自体に価値がある——そんな滞在体験です。
日常の延長では得られない静けさや余白を味わいながら、時間の流れをゆっくりと取り戻す。
それこそが、この場所のいちばんの魅力といえるでしょう。
日帰り・スパ利用の料金
日帰りスパやレストランのみの利用. など、比較的気軽に利用できるプランも用意されています。
詳細は公式予約サイトでの確認がおすすめです。
予約方法とキャンセルポリシー
予約は公式サイトまたは宿泊予約サイトから可能。
キャンセルポリシーはプランごとに異なるため、事前確認が必要です。
沼津倶楽部へのアクセス・駐車場
静岡県沼津市千本郷林に位置する沼津倶楽部は、雄大な富士山と駿河湾を望む千本松原のほど近く、豊かな自然に囲まれた静寂の地にあります。
電車・新幹線を利用する場合
最寄りは沼津駅。東京からは新幹線で三島駅まで約1時間、そこから車で約20分程度です。
車を利用する場合
東名高速道路・沼津ICから約15分。敷地内に駐車場も完備されています。
合わせて訪れたい!沼津のおすすめ観光スポット
周辺には魅力的なスポットが点在しています。
・沼津港

新鮮な海の幸を楽しめる人気エリアで、地元の漁港ならではの活気が魅力。
朝に水揚げされたばかりの魚をその日のうちに味わえる飲食店が立ち並び、寿司や海鮮丼、干物など多彩なグルメを楽しめます。
市場の雰囲気を感じながら食べ歩きができるのも特徴で、観光客はもちろん地元の人々にも愛されているスポットです。
夕方には港に沈む夕日が美しく、散策するだけでも心地よい時間を過ごせます。
こちらも参考に
【沼津港】新鮮な魚介に舌鼓。観光もクルーズも楽しめる人気観光スポット
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=228
【沼津深海プリン工房 青とプリンとジェラートと】まるで深海にいるような気分!フォトスポットも充実
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=353
【にし与】沼津港で働く人や地域の人にも愛される老舗の定食屋
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=232
・柿田川公園

沼津倶楽部から車で約15分の距離に位置する柿田川公園は、富士山の雪解け水が育んだ日本有数の湧水地として知られています。
園内には大小数十の「湧き間」が点在し、特に第二展望台から望む神秘的な青い湧水「ブルーホール」は息をのむ美しさです。
1日約100万トンもの清らかな水が湧き出す様子は圧巻で、国指定天然記念物にも指定されています。
自然の静けさと透明度の高い清流に、心が洗われる特別なひとときをお過ごしいただけます。
こちらも参考に
【柿田川公園 柿田川湧水群】富士山の湧水が創り出す、静謐で神秘的なクリアブルーの風景
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=32
【幼魚水族館】小さくかわいい魚たちのたくましさと壮大なロマンにふれる
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=331
【清水町】緑あふれるロケーションでゆったりとした時間を過ごすなら、清水町のカフェpechka
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=209
・三島大社

沼津倶楽部から車で約20分に位置する三島大社は、伊豆国一宮として古くから篤い信仰を集めてきた格式高い神社です。
源頼朝が源氏再興を祈願し、成就した由緒ある社として知られ、本殿は国の重要文化財に指定されています。広大な境内には樹齢千年を超える古木が立ち並び、静かな威厳に満ちています。
沼津倶楽部での上質な滞在とあわせて巡ることで、沼津・伊豆エリアの歴史と自然の魅力をより深く体感できます。
こちらも参考に
【三嶋大社】源頼朝にゆかりのある神社
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=165
まとめ
沼津倶楽部は、単なる高級宿ではありません。
長い歴史、洗練された建築、豊かな自然、そして上質な食が静かに溶け合い、訪れる方の心と感覚を深く満たす特別な場所です。
日常の喧騒を離れ、ただ静かに時を過ごす——。
そうした「何もしない贅沢」の真の価値を、あなたも体感してみてはいかがでしょうか。

沼津倶楽部の基本情報
沼津倶楽部
住所:静岡県沼津市千本郷林1907-8
TEL:055-954-6611
駐車場:あり(無料)
アクセス:沼津駅から東海バス「沼津港」行き乗車(乗車時間約 6分)、「千本郷林」バス停下車 徒歩約2分

この記事を書いた人
静岡県函南町出身。「沼津経済新聞」で地元情報を取材し、地元コミュニティーFMのラジオパーソナリティを務める。興味あるジャンルは、地場産のおいしいものとクラフトビール。伊豆半島の隠れた魅力を発信していきます。
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静岡県沼津市、千本松原の静かな松林にひっそりと佇む「沼津倶楽部」。 1913年に建てられた数寄屋造りの歴史的建造物が、110年 の時を経て、宿泊・レストラン・スパを備えた極上の複合施設へと生まれ変わりました。 一歩足を踏み入れれば、そこは非日常の世界。 今回は、富士山の伏流水を使ったこだわりのスパや「uka」のトリートメント、駿河湾の恵みを味わう美食、そして自然と調和する客室まで、沼津倶楽部の魅力を余すことなくご紹介します。 忙しい日々を忘れ、「時間を味わう」特別なひとときを覗いてみませんか?