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【南伊豆アロエセンター】海の恵みと太陽の恵みたっぷりのアロエを鑑賞できる

2022/02/01
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Tomoya Tsuchiya南伊豆南伊豆町
【南伊豆アロエセンター】海の恵みと太陽の恵みたっぷりのアロエを鑑賞できる

静岡県賀茂郡南伊豆町にある「南伊豆アロエセンター」。自然に囲まれた場所にある「南伊豆アロエセンター」では、普段見ることのできない、個性豊かな世界各地のアロエ約100点を常時展示。アロエを使ったソフトクリームをいただけるほか、健康食品や、化粧水、石鹸などを購入することができる。絶世の美女として知られるクレオパトラも、アロエを愛用していたのだとか。健康にも美容にもいいアロエ。ぜひ「南伊豆アロエセンター」でさまざまなアロエを知ってほしい。

南伊豆のアロエって?

南伊豆のアロエって?

南伊豆をはじめ、温暖な気候で知られる伊豆半島では、海沿いを中心にキダチアロエが自生している姿を見ることができる。寒さに弱いキダチアロエは温室栽培などもされているが、霜が降りにくく温暖な南伊豆では露地栽培を行なっている。

アロエは鑑賞用としてだけでなく、“医者いらず”と呼ばれるほど薬効がある植物としても有名だ。南伊豆ではキダチアロエが特産品にもなっており、健康食品や化粧品に加工。各農家では農薬を使わず、海草などを肥料とし、海の恵みと太陽の恵みをたっぷりと注ぎ、安心して提供できるキダチアロエ栽培に取り組んでいる。キダチアロエの出荷量は静岡県が全国1位で、そのうちの約8割を伊豆半島が担っているほどだ。

斜面を登ると海が

斜面を登ると海が

「南伊豆アロエセンター」では、筆者の地元の大先輩が働いている(紹介しているのは決して圧力が働いているからというわけではない)。そこで今回は、普段は行くことのできない場所に特別に登らせてもらった。

階段を登った後、やや絶壁の道を歩きアロエをかきわけ進んでいくと、そこにはアロエの花と海が! 青い海に映えるアロエの赤い花が、非常に美しい。筆者は写真のセンスがないため、この景色の素晴らしさを十分に伝える映え写真を撮ることはできなかったが、個人的には、ここはSNS映えするスポットだと思うので、整備してはどうかと思った(生意気言ってすみません)。

筆者も使っている「アロイズ ローション」(化粧水)

筆者も使っている「アロイズ ローション」(化粧水)

これも決して忖度しているわけではないが、筆者は日々のお肌のお手入れに、アロエセンターの商品を使わせていただいている。まず、「アロイズ ローション」という化粧水だ。この化粧水は、全くベタつかず、肌をしっとりなめらかに整えてくれる。入浴・シャワー後の保湿はもちろん、日焼けした肌のアフターケアにも良い。

筆者も使っている「アロイズ オイル」(クリーム)

筆者も使っている「アロイズ オイル」(クリーム)

続いて、「アロイズ オイル」というクリームだ(2つも商品を紹介し、宣伝っぽくなってしまっているが、本当に使っているのだから仕方がない)。

このクリームは、ハリがなく、かさつく肌にうるおいをあたえる。お肌はもちろん、手やひじ、かかとにも非常に効果的。冬なんか最高。

キダチアロエは観賞用としても人気が高い

キダチアロエは観賞用としても人気が高い

館内のアロエの種類についても紹介しよう。キダチアロエの「キダチ」は「木立」を意味している。木の幹から枝が伸びているかのように茎から葉が広がっていることから、そう呼ばれるようになった。キダチアロエは、よく食用として利用されるが、葉が細かくゼリー質の部分が少ないため、葉の全体が使われる。成分としては、便秘に良いといわれるアロインが多く含まれている。また、寒さに強い品種のため、日本では観賞用として多く栽培されている。11月~12月に赤い色の花を穂状につける。

アロエベラはヨーグルトなどに利用

アロエベラ

アロエベラ

アロエベラは、葉が折り重なるように地面近くから葉が出ているため、 横から見ると逆円錐状に広がっているように見える。葉のゼリー質の部分が多いため、ヨーグルトやドリンク剤などの健康食品に利用されている。また、肌の潤いを保つ働きや、肌を引き締める働きなどがあるため、化粧品などにも使われている。

南伊豆のアロエと役の行者の伝説

南伊豆のアロエと役の行者の伝説

先輩に、なぜアロエが“医者いらず”と言われるようになったのか聞いてみたところ、南伊豆にはなにやら伝説があるとのこと。その伝説を教えてもらった。

 

南伊豆のアロエと役の行者の伝説

“天智天皇の治世、大和国葛木上郡茅原村(奈良県御所市茅原)で生まれた役の行者(えんのぎょうしゃ。隠名・阿摩陀之摩綺)は、頭の上に小さな角が生えていたので“役の小角”と呼ばれ、神童と言われた。成長後は、葛木山の外従五位・韓国連広足のもと、山伏と仏法の修業をして奥義を極め、孔雀の呪術を習得。しかし、この役の行者の超人間的な妖術は恐れられ、伊豆に配流されてしまう。

700(慶雲3)年、疫病が流行。石室の里(南伊豆町石廊崎)もその襲来を受け、不漁・不作が続く。里人は餓えと不安に苦しみ、病気も蔓延し、心までも荒廃してしまっていた。

役の行者は神霊に祈りを捧げ、身を滅ぼして願い続けた。そして、ある夜、十一面観世音が夢に立ち、1枚の薬草を授けた。役の行者は、山野を走り回り、その薬草を探し出し、病人にあたえるとたちまち病気が治った。この不思議なる効力を持つ薬草として伝えられているのがアロエで、別名を医者不要と呼ばれている。“


このような伝説を知ると、さらにアロエの商品が気になってくる。伊豆の民家には、軒先にアロエを植え、庭先の救急箱としている地域もあるそうだ。ちなみに筆者は、今度、「キダチアロエのど飴」を試してみたいと思った。

 

アロエのど飴

南伊豆アロエセンターの基本情報

アロエセンター外観

アロエセンター店内

南伊豆アロエセンター(みなみいずアロエセンター)

住所:静岡県賀茂郡南伊豆町大瀬573-1

入園料金:無料

定休日:年中無休

駐車場:あり

TEL:0558-65-0286

URL:http://www.aloecenter.co.jp

 

この記事を書いた人

Tomoya Tsuchiya

南伊豆町在住。「Izu Letters」編集部の駄々っ子担当。編集長の悩みの種。最近フットサルを始めたが、全く周りについていけず体力の衰えを痛感。Izu Letters編集部の筋肉マンである後輩に、筋トレを伝授してもらっている最中。ちなみに、お昼は筋肉マンと一緒にプロテインを飲む。

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