【にし与】沼津港で働く人や地域の人にも愛される老舗の定食屋
1982(昭和57)年創業、沼津港に店を構える「にし与」。
観光客だけでなく、沼津港で働く人や地域の人にも愛される老舗の定食屋だ。
漁港の朝は早く、こちらはなんと朝の6時から開いている。
また、15時まで通し営業をしているので、朝ご飯や昼ご飯を食べ逃したという人にとってもありがたい営業スタイルだ。
「にし与」は、とんかつと刺身に力を入れており、駿河湾で採れた新鮮で脂ののった魚介類等を使った、おいしい料理を提供している。
行列ができやすいお店。タイミングを狙って訪れよう
「とんかつ・さしみ」と書かれた看板。
とんかつ、さしみのいずれを選択しても、決してはずれることはないことを思わせる年季のある佇まい。
沼津港にある「にし与」は、駿河湾から水揚げされた新鮮な魚を使い、海鮮丼や刺身、あじフライ定食などを提供している名店だ。
朝の6時から15時まで通し営業をしているので、朝食でも昼食でもOK(おすすめは朝)。
休日ともなると、10時頃から行列になることも珍しくないため、早起きして訪れるのがおすすめ(この日は平日だったため、8時30分頃に到着した我々が一番乗りだったが、食事を終える頃には次々とお客さんが入ってきていた)。
この日は一日、北伊豆・中伊豆エリアの食巡り。
同行する後輩は、予定を組んでいる時から「朝飯は『にし与』一択っすよ!」と前のめり気味だった。
筆者は朝食から食巡りが始まることをすっかり忘れており、朝食を食べて来てしまっていたが、後輩がそこまで言うなら食べずして帰れない。
びっしりと貼られたメニューの札が圧巻!
丼物や定食、刺身などなど、メニューが多すぎてどれにしようか迷ってしまう。
「にし与丼」2,000円を頼んでみた。
にし与丼は、11種類のネタがのっかった、お店の1番人気かつ、おすすめメニュー。
ご飯が見えないほど、ネタがぎっしりと敷き詰められている。
ネタは、まぐろ、はまち、サーモン、生しらす、うに、いくら、めだい、甘海老、さわら、ほたて、玉子。
身の厚い切り身は食べ応え十分だ。
しかもどれも新鮮プリプリで、ご飯がどんどん進む絶品のネタ。
筆者は生しらすに目がない。そしてお酒が飲みたくなってしまった。
季節によってネタが変わるため、魚の旬の時期を狙って訪れたい。
こちらは「大盛刺身定食」1,450円。
とんかつと刺身が推しなのだから、後輩がフライ系で、筆者が刺身系とあらかじめ決めていたのに、なぜか「大盛刺身定食」を注文する後輩(「あじフライ定食」が食べたいと言っていたのに)。
まぐろ、きびなご、甘エビ、うに、めだい、はまち、いか、が並ぶ光景に、彼はにやにやが止まらない。
にし与丼を十分に味わいながら食す筆者を尻目に、後輩は刺身定食を5分ほどで平らげる。
「味わっている?」と聞くと、「鮮度良いものを速攻で食べるのが俺のポリシーなんっすっよ」との回答。
「それほどおいしいという彼なりの表現なのだ」と彼の言葉を噛み締める。
「あじフライ食べるって言ってたよね?」との問いに、「いや〜、朝から揚げ物食べないっしょ」と後輩。
「フライ系の紹介どうするの?」との問いに、「また次来ればいいっしょ!」との回答。
筆者「う〜ん……」(もはや、怒りや呆れをも通り越した、例えがたい感情が込み上げてきた)。
今回は、後輩のせいでフライ系を紹介できなかったが、次回訪れる際は、ぜひあじフライを食べようと思う(もちろん後輩の自腹で)。
気になった方はぜひ「にし与」を訪れてみてはいかがだろう。
にし与の基本情報
にし与(にしよ)
住所:静岡県沼津市千本港町109
TEL:055-951-6041
営業時間:6:00〜15:00
休業日:木曜日
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
アクセス:沼津駅より東海バス「沼津港」行に乗車(乗車時間10分)、「沼津港」バス停下車すぐ
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1982(昭和57)年創業、沼津港に店を構える「にし与」。観光客だけでなく、沼津港で働く人や地域の人にも愛される老舗の定食屋だ。
漁港の朝は早く、こちらはなんと朝の6時から開いている。また、15時まで通し営業をしているので、朝ご飯や昼ご飯を食べ逃したという人にとってもありがたい営業スタイルだ。
「にし与」は、とんかつと刺身に力を入れており、駿河湾で採れた新鮮で脂ののった魚介類等を使った、おいしい料理を提供している。