【入田浜海水浴場】南国ムード漂う大人の隠れ家ビーチ
2022/07/11(2024/07/16)
下田市南伊豆
多々戸浜、入田浜、吉佐美大浜と続く美しい砂浜の中央。入田浜海水浴場(いりたはまかいすいよくじょう)は、全長400メートル、奥行き70メートルほどのビーチで、目の前に伊豆七島を望む。
国道からの入口が少しわかりづらいが、それが良い意味で隠れ家的な印象に。入田の海は驚くほど透明で、白い砂浜が美しい。
数ある下田のビーチの中でも指折りの静けさがあり、海外のビーチを彷彿とさせる。海岸沿いに立ち並ぶソテツの並木も、南国ムードを醸し出す。
下田通にはファンが多い、魅力的なビーチである。
白いサラ砂の浜と透き通った入田浜の海
入田浜海水浴場は、車道から奥まった場所にあり、静かで落ち着いた雰囲気がある。
伊豆急下田駅からバスで約8分、加え徒歩約3分で行くことができ、アクセスしやすい立地だ。
白浜などのビーチと比べると、それほど混むこともなく、美しい景色の中でリラックスすることができる。
サラ砂の上にシートを広げ、座って本を読む、なんて時間を過ごしても最高だ。
実は筆者は入田浜から車で15分くらいの場所に住んでいるが、近くに住んでいると、いつでも訪れることができるという感覚になってしまい、用事がないとなかなか訪れることもない。
今回、改めて入田浜と向き合ったが、こんなにも美しく落ち着いた海であることに、静かな感動を覚えた。そして、海の近くに住んでいることに「贅沢だなぁ」とも感じた。
入田浜で読書に耽っている人がいたら、それは私かもしれない。
驚くほど透明な最高レベルの水質
入田浜の魅力は、海の美しさにある。水質は環境省が定めている国内最高レベルの「AA」の評価を受けており、透明度は抜群で海外のリゾート地のようなきれいな海を見ることができる。
今回、ドローンで撮影したが、その映像や写真を見ると、よりその美しさが鮮明にわかる。
花や木々が南国をイメージさせる入田浜海水浴場
@izu_photo_diary
入田浜には、南国を思わせる木々や花々がある。海岸沿いには、ソテツや多肉植物などが育ち、季節ごとに草花に彩られる。
透明で美しい海とともに、この木々や花々が入田浜の南国ムードを演出しており、これも入田浜にファンが多い一つだと感じる。
家族連れやカップルでにぎわう入田浜海水浴場
@minaminog_cam
隠れ家的で大人の雰囲気が漂う静かな入田浜海水浴場は、夏のシーズンには、多くの家族連れやカップルなどでにぎわいを見せる。
サマーベッドやパラソル、ボディーボードなどのレンタルサービスに加え、シャワーや更衣室、トイレ、食堂、売店などの設備が充実。快適に遊ぶことができる。
また、シーズン中は監視員が常駐し、しっかりと安全を確認してくれているため、安心して海水浴を楽しむことができる。
私は入田の海に子どもを連れて海水浴に行ったことがないため、今年の夏には子どもを連れて行こうと思う。その時はまた記事を更新しようと思う。
入田浜は人気のサーフスポット
入田浜は、家族連れやカップルなどが楽しめるビーチであるとともに、良い波が立つサーフスポットとしても人気である。
ビーチの中央付近には岩があり、その岩の左側が波にパワーのあるメインポイント。
岩を隔てて右側は、岩の影響もあって比較的パワーが弱いため、波のコンディションにもよるが、初心者でもサーフィンが可能なポイントである。
シーズン中は、海水浴エリアとサーフィンエリアが分れているため、どちらも安心して楽しむことができる。
実は20数年前、筆者が初めてサーフィンをやったのがこの入田浜である。(今も昔もサーファーでもないし、立つこともできない)。
地元のおっかない先輩に、「サーフィンをやれ」と無理やり誘われ、入田の海に入ったのだ。
パドリング(サーフボードに腹ばいになり両手で水をかいて前進すること)は疲れるわ、波待ちで酔うわ、全くボードに立てないわで、散々な結果に。
挙句の果てには、頑張って波に乗ろうとしたら、その先輩に「前乗りすんな!」(順番的なもの)と言われて怒られる始末。
撮影時はそんなことを思い出して、懐かしさにふけた。
これからは、撮影をともにする後輩に教えてもらい(彼は丘サーファー)、サーファーデビューでも目指すかもしれない。
映画やドラマ、CMなどのロケに使われることも多い
入田浜は、その美しさから、寅さんという人が出てくる映画や、失敗しない外科医が出てくる人気ドラマ、夏の海の男たちを描いた大ヒット月9ドラマなど、さまざまな映画やドラマ、CMなどのロケ地としても使用されてきた。
その中でも代表的なものは、夏ソングの代表格的なアーティストのプロモーションビデオがあげられる。
“青い渚を走り〜”の出だしで始まる歌のプロモーションビデオでは、ほんのわずかだがホテルジャパン下田が映っており、入田浜であることが確認できる。
そのアーティストもプロモーションビデオの中で波に乗っていたし、筆者もやはりリベンジということでサーフィンに挑戦しなくては。
サワードウピッツァとナチュラルワインのお店「FermenCo.(フェルメンコ)」
撮影しに行った日は、ドローンを飛ばしたり、カメラで撮影したりで疲れ果てて腹ペコだったが、なんと目の前にピザを食べることのできるお店が!(ビザではなくピッツァか)食べるしかないということで入店させていただく。
焼きたてピッツァが味わえる、サワードウピッツァとナチュラルワインのお店「FermenCo.(フェルメンコ)」。
写真は、マルゲリータとクアトロフォルマッジ。
ふっくらもちもちに焼き上がったサワードウピッツァ(小麦粉と水を混ぜて作る伝統の自然発酵のパン種のピッツァ)は、軽い口あたりでさっぱりとしていて、耳までおいしく食べられる。
@junichi1331
入田浜が目の前に広がる開放的なロケーションで、焼きたてのピッツァをいただく。この贅沢な時間は、格別でないはずがない。
詳しくはこちら
▶【FermenCo.】下田の入田浜にあるサワードウピッツァとナチュラルワインのお店
FermenCo. の基本情報
住所:静岡県下田市吉佐美348-37
TEL:0558-36-3643
URL:https://www.fermenco.jp/
営業時間:インスタグラムのストーリーズで更新中
休業日:月曜、火曜
入田浜海水浴場の基本情報
入田浜海水浴場(いりたはまかいすいよくじょう)
住所:静岡県下田市吉佐美348-7
水質・ビーチの規模:AA / 浜の長さ・・・400M 奥行き・・・70M
駐車場:89台・2,000円/1日 8:00~17:00
遊泳期間:2024年7月13日(土) 〜8月25日(日)
遊泳時間:8:00~16:00(監視員やライフセーバー常駐)
サーフィンエリア:あり。海水浴エリアと分かれている。
トイレ:1箇所あり
シャワー:有料(300円)年間通して利用できる。
更衣室:あり(シャワー室と兼用)
レンタル:パラソル(1,500円)、ベッド(1,000円)、ボディーボード(1,000円)
TEL:0558-22-1531(下田市観光協会)
URL: https://www.shimoda-city.info/irita
アクセス:車の場合 沼津IC 国道414・135号線経由で約2時間、長泉沼津IC 国道414・135号線経由で約2時間
タクシーの場合 伊豆急下田駅より約10分
バスの場合 伊豆急下田駅より東海バスで約8分
乗り場 3番 子浦・伊浜・仲木 行き、4番 石廊崎港口 行き
降り場 「入田」バス停下車徒歩約3分
伊豆 観光,伊豆 観光,伊豆観光,伊豆 旅行,伊豆 旅行,伊豆旅行,伊豆,伊豆半島,IzuLetters,イズレターズ,静岡観光,静岡,観光情報,旅,旅行,国内旅行,週末旅,週末旅行,家族旅行,撮影旅行,癒しの旅 女子旅,大人女子旅,自然,フォトジェニック,景色,風景,温泉,入田浜,入田,海,サーフィン,海水浴,海水浴場,下田市,南伊豆
多々戸浜、入田浜、吉佐美大浜と続く美しい砂浜の中央。入田浜は、全長400メートル、奥行き70メートルほどのビーチで、目の前に伊豆七島を望む。国道からの入口が少しわかりづらいが、それが良い意味で隠れ家的な印象に。入田の海は驚くほど透明で、白い砂浜が美しい。数ある下田のビーチの中でも指折りの静けさがあり、海外のビーチを彷彿とさせる。海岸沿いに立ち並ぶソテツの並木も、南国ムードを醸し出す。下田通にはファンが多い、魅力的なビーチである。