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広々な空間で一碧湖を一望。

「ITONOWA」のFOOD LOUNGEは落ち着いた雰囲気で印象的な打ちっぱなしの壁と大きな窓で、開放的な空間を創り出す。１階・２階ともに、素晴らしい湖を眺めながら美味しい料理やスイーツ、ドリンクを楽しめる。広々とした空間にはソファー席やテーブル席があり、好きな階・席を選ぶことができる。
１階で注文し、フードができるまでの間セルフでカトラリーやストローなどを持っていく方式だ。

今回、私はブルーのソファーが目に留まり、ここで一碧湖を眺めることにした。

また、１階ではワンちゃんと一緒に利用することができる。愛犬とともに、癒しの時間を過ごすことができるだろう。
＊ソファーや椅子の上にワンちゃんを座らせる場合は、敷物やバッグの利用が必要

一碧湖を眺めながら、ハワイ気分

「ITONOWA」には、種類豊富なお食事メニューがあり、どれにしようかしばらく吟味…

そこで、私はボウルメニューが気になり、店主の方に教えていただいた人気ボウルメニューの１つである「手ごねバーグロコモコ」に決めた。

このハンバーグにかかるソースがたまらない。酸味が強すぎず、食欲そそるソースの味だ。そして、半熟目玉焼きを割ると、中からトロッと溢れ出る卵黄。半熟目玉焼きとハンバーグを食べると、先ほどよりマイルドな味で、箸がどんどん進み、ペロリと平らげてしまった。

ボウルメニューには、ほかにもチキンステーキボウルや牛ステーキボウル、ネギトロボウルなどお肉からお魚まで様々な種類のボウルメニューが楽しめる。

頭からしっぽまで！大満足な大海老フライ

私の先輩は、「大海老フライ定食」を選択。

海老フライを持ち上げてみると、海老の大きさを実感！食べてみるとサクサク、中はプリプリで２つの食感を楽しめる。
定食には、ソースそしてタルタルソースの２種類があり、どちらも楽しめてしまうのが魅力。

また、この定食にはアジフライも付いており先輩は久しぶりのアジフライに感動。

トロットロ新食感ティラミス

やはり食後にはスイーツを。ということで今回人気スイーツの「オリジナルティラミス」をいただくことに。

“ITONOWA” の文字が入った枡の器にて提供されたティラミス。
私が知っているティラミスではない！と思い、ドキドキわくわくでティラミスをすくってみると…

トロットロなクリームがお出迎え。そして、口の中に運ぶと中でトロッと溶けてしまうかのようにクリームが広がった。ティラミスは、苦すぎず甘すぎずほろ苦い味わいで絶品だった。

このティラミスも抹茶やストロベリーなど様々な種類があるため自分の好きなフレーバーを発見できるかもしれない。

ふわふわ踊るパンケーキ

週末のご褒美ということで「キャラメルパンケーキ」も注文。
こちらは、先輩とシェアすることに。店内には、小皿やフォーク等おいてありシェアして様々なメニューを楽しむのもよいかもしれない。

パンケーキをテーブルにセッティングするときもそうだったが、ナイフで切るときもふわふわと踊るかのようなパンケーキは私たちを虜にした。

ふわふわでしっとりなパンケーキは、とても軽くパクパクいけてしまう。そして、もったりせず甘すぎないクリームは、パンケーキと相性抜群。
そして、このキャラメールソースが少し塩味をプラスし、より虜になり思わず”幸せ”と呟いてしまった。
お腹も心も満たされ、幸せ気分は最高潮に。

好みの茶葉選びに心躍る

「ITONOWA」には、様々なドリンクメニューもある。
先輩は、アップルハイビスカスティーを注文。上下に層が分かれ、なんとか色が混ざらないように緊張しながら、自分たちのテーブルに運んだ。
いざ飲んでみると、フレッシュさと甘さがちょうど良く特に暑い夏にはぴったりだろう。

そして、私は紅茶を飲むことに。「ITONOWA」おすすめの１つである紅茶は、６つの種類があり１つ１つ香りを試し、好きな茶葉を選択することができる。

オーガニックのダージリンティーやアールグレイ、アフリカンネクター、そしてホワイトオーチャード、カモミールシトラス、ジンジャーツイストとこだわりのフレーバーがたくさんあるなか、私は、カモミールシトラスを選択。

紅茶は、透明な耐熱ガラスの食器で提供され、香りだけでなく色も楽しめる。華やかなカモミールに甘いオレンジとレモンがブレンドされ、非常にまろやかで口当たりの良い紅茶だった。

紅茶片手に一碧湖を眺めながら、本を読みたい気分になった。

ここでしか手に入らないオリジナルギフト

「ITONOWA」には、GIFTSHOPもありここでしか手に入らないオリジナル商品が売っている。

その１つが、「一碧湖マカロン」である。与謝野晶子も愛した伊豆の瞳と呼ばれる日本百景一碧湖をイメージして、アクアブルーの色をしたマカロン。味は、塩バニラで個包装であるため自分へのお土産もいいし、周りに配るのにもぴったりだ。

そして、２番目に人気な商品が「一碧湖ダクワーズ」。表面はチーズを練りこみサクッと、中はバスクの焦がした感じのクリームがサンドされている。これも、個包装になっているため、お土産にぴったりだ。

ほかにも、ワンちゃん用のギフトや一碧湖ロゴが入ったTシャツなどが売られている。

訪れた人だけのお楽しみ

2023年３月21日に「ITONOWA」は、２階に「Mahana feat.木梨サイクル」をオープン。木梨憲武さんのご両親が伊東市出身で伊東を盛り上げられたらということで、木梨さんが共同プロデューサーとして参加している。
木梨サイクルとは、木梨憲武さんの父作三さんが会長を務め、祖師ヶ谷商店街で６０年以上続く自転車店。自転車販売以外にも「木梨サイクル」ブランドとして特製オフィシャルグッズを販売している。
店内には「木梨サイクル」とコラボした限定グッズが並び、伊東・一碧湖からインスピレーションを受けた「ITONOWA」限定の木梨サイクルグッズも販売されている。
そして、２階には木梨さんの作品や画材が展示され、おしゃれな空間が広がっている。

また、B1Fには海辺をイメージしたFOOTBATHがある。こちらは、ドリンクを飲みながら利用することもでき、一碧湖を散策後利用するのもよいかもしれない。

店内から見ることができる一碧湖の風景。さらに天気の良いときには、大室山や天城連山も見ることができる「ITONOWA」。ここでしか得ることのできない商品や体験を味わいに、訪れてみてはいかがだろうか。

ITONOWAの基本情報

住所：伊東市吉田字藤原815－121
TEL：0557-29-6255
営業時間：10：00～17：00
駐車場：あり（70台）
URL：https://itonowa-ippekiko.jp/
アクセス：伊東駅より東海バス「城星・一碧湖経由シャボテン公園」行に乗車（乗車時間27分）、「一碧湖」バス停下車すぐ

この記事を書いた人

Aki Kato

伊豆の国市在住。趣味はパン屋巡り。休日は必ずお気に入りのパン屋へ行く。 ハード系のパンが大好き。でも毎回食べるたびに顎がつかれる。 おすすめパン屋は、三島にある「TOTTEOKI BAKERY」。