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【地域おこし協力隊が巡る】大室山〜一碧湖〜東海館までゆったりバス旅特集

2024/04/30
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Kyosuke Owada伊東市東伊豆
【地域おこし協力隊が巡る】大室山〜一碧湖〜東海館までゆったりバス旅特集

街の路線バスを使った旅は、自由度も高く、歩きながら行き先を決めゆっくりできる旅行スタイルです。

自分と向き合いたい一人旅や、恋人、夫婦でぶらりとしたいふたり旅にもオススメです。

また、近年ではマイカーよりも、市内を走っている路線バスなど公共交通機関を使った旅行は、CO2削減にも配慮するなど、環境にやさしい旅として注目されています。

 

今回は大室山を楽しんだ後伊豆・伊東をバスで巡るコースをご紹介します!

国立公園に指定されている大自然や、温泉街のレトロな街並みをオレンジ色の東海バスに乗って、ゆったりのんびりと伊豆・伊東を満喫できる旅行をしてみましょう〜。

市内路線バスを利用するときにオススメ!【 東海バスフリーきっぷ 】

伊東市内全域を走る東海バスをご利用する際にオススメな「東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日券」(大人:1,800円(税込)、小人:900円(税込)、利用開始日より2日間有効)。

※EMotにて「伊東・伊豆高原2日券」を購入の場合のみ、小人のチケットが500円となります。(通常:小人900円)

このきっぷではコラム画像の伊豆高原エリアを含む伊東市内のほぼ全域の路線バスを2日乗り降り自由でご利用いただけます!

バスフリー切符は、EMot アプリからご購入いただくのが便利です。

 

【EMot Online Tickets(デジタルチケット)】

小田急電鉄が運営する「EMot(エモット)」では、東海バスのお得な乗車券をデジタルチケットで販売しています。

窓口に並ばず、お手持ちのスマートフォンでチケットの購入からバスの乗車までできて便利!さらにお得な特典も!

 

伊東駅 9:05発

東海バス

シャボテン公園バス停 9:44着

徒歩すぐ

ゆったりバス旅のスタート地点は、国指定天然記念物の「大室山」

ゆったりバス旅のスタート地点は、国指定天然記念物の「大室山」

大室山は、夏は爽快感のある新緑、冬は黄金色になり、毎年2月には「大室山山焼き」が予定されています。

国指定天然記念物にも指定されている国内だけでなく海外からも人気のあるスポット。

お椀を伏せたようなユニークな山なりは海外で「抹茶プリン」と呼ばれ親しまれています。

 

大室山

抹茶プリンのような「大室山」

 

山頂までは、二人乗りのレトロなリフトに乗って登ることができ、山頂からは天城連山から富士山、相模灘まで見渡せる360°パノラマの絶景が広がっています。

また、山頂や麓(ふもと)には小麦まんじゅうやさくらまんじゅう、三色団子などのお土産屋さんやお蕎麦、ランチなど軽食堂もありお食事をとることもできます。

 

山頂では、「お鉢巡り」ができ、360°パノラマのほかに「大室山浅間神社」が鎮座していて、富士山本宮浅間大社に祀られるコノハナサクヤヒメと姉妹のイワナガヒメノミコトが祀られています。

安産や縁結びのご利益のあるパワースポットともなっていますよ。

 

大室山山頂

大室山山頂から望む富士山

 

それでは大室山を楽しんだ後は、バスで市内を巡りましょう。

シャボテン公園バス停 11:09発

東海バス

池田美術館バス停 11:18発

徒歩すぐ

池田20世紀美術館前のけやき通りを少し歩いてみる

池田20世紀美術館前のけやき通りを少し歩いてみる

雑貨屋ワールドギャラリーとステーキハウス金井

 

伊豆牛を使用したステーキがお店のオススメ

 

池田20世紀美術館のほかにもけやき通りには、カフェ、レストラン、雑貨屋なども道沿いにあります。

通りを上がっていくとあるのは、オリジナル家具や文房具、アート作品などを取り扱う「ワールドギャラリー大室高原店」。

もともとブランドショップとして営業していたこちらのお店では、オーダー家具などを作る自社会社金井工房オリジナルのレジンテーブルといった一点もの家具、屋久杉を使った文房具、海外から取り寄せたチェアや洋食器など華やかな品々が店内に並んでいます。

また、アーティストであるギャラリーオーナーさんによる絵画作品の展示・販売も行っています。観る人がポジティブな気分になるような抽象画が店内の壁に掛かっているので、よかったらぜひ訪れてみてください。

 

ワールドギャラリーのボールペン

 

また一階の「ステーキハウス金井」では、煌びやかな非日常感あふれる空間で最高級の伊豆牛やあしたか牛のステーキなど豪華なお食事をお楽しみいただけます。

 

伊豆野菜とあしたか牛ステーキセット

 

また、お店はオープンキッチンになっていて料理ができる様子を眺めることができますよ。

ゆっくりできる美術館、けやき並木の坂道、バス停「池田20世紀美術館」

ゆっくりできる美術館、けやき並木の坂道、バス停「池田20世紀美術館」

池田20世紀美術館はバス停のすぐ側にあります

けやき通りの坂道に停車するバス

 

池田美術館バス停は、伊東八景のひとつ一碧湖の近くに位置し、けやき並木が道沿いに続く「けやき通り」と呼ばれる坂道にあります。

このバス停の目印は背の低い木のベンチ。バスを待つ人がくつろいだり、散歩途中に一休みする方に利用されています。

 

池田美術館バス停

池田美術館バス停

 

伊東市の伊豆高原エリアは、いろいろな美術館、博物館、ギャラリー施設などが点在しており、芸術分野の鑑賞や体験にもオススメの観光エリア。

バス停のある一碧湖近くのエリアでは、日本初の20世紀美術館である「池田20世紀美術館」が観光におすすめ。

池田20世紀美術館は、日本初の本格的な現代美術館と言われており、20世紀に製作された《人間》をテーマとした絵画や彫刻を鑑賞できます。

 

池田20世紀美術館

池田20世紀美術館(常設展)

 

所蔵作品には、ルノワール、ピカソ、マティス、シャガールなど20世紀を代表する作家の大作が約1400点ほどあり、その大半は美術館の創設者ニチレキ(株)の池田英一氏のコレクションで、名だたる作品の数々は見応え十分。

また1階では、3ヶ月に一度企画展も開催されており、国内外からテーマに沿ったさまざまな作品たちが池田20世紀美術館に集まります。

 

池田20世紀美術館

斎藤五郎の「バス停の人々」

 

ちなみに、池田美術館バス停のかわいらしさは、斎藤五郎氏の遊び心溢れる作品の題材としても使われています。

池田美術館バス停 13:18発

東海バス

一碧湖バス停 13:22着

徒歩すぐ

クリエイターや写真家、アーティストにオススメスポット!絵画のようにたたずむ景勝地「一碧湖」

クリエイターや写真家、アーティストにオススメスポット!絵画のようにたたずむ景勝地「一碧湖」

一碧湖入り口

 

沼地遊歩道

 

伊東市吉田に位置する景勝地の「一碧湖」。

一周約8kmのひょうたんのような形をしており、水鳥や湖畔を散歩する人々で賑わっています。

一碧湖は大室山の大噴火よりもずっと前、およそ10万年の噴火でできたマールと呼ばれる丸いくぼ地にできた「火口湖」で、水辺はチョウジソウという珍しい植物の県内唯一の群生地となっています。

与謝野晶子など文人や芸術家にも愛された湖は、四季折々の様々な情景を見せてくれます。

 

四季折々の情景を楽しめる一碧湖

 

写真が好きな人にも人気が高く、日本百景の一つに数えられており、「一碧湖」のバス停から一本道に入ると、段々と一碧湖が見えてきます。

ほとりにあるカフェ「ITONOWA」は、ペット連れでもOK。アクアブルーのかわいいマカロンのギフトや、オススメの抹茶ティラミスを食べたりすることができますよ。

 

一碧湖のほとりにあるカフェITONOWA

 

ここで休憩するのもよし、遊歩道をのんびりとウォーキングするのもよしと、次のバスがくるまでの約1時間ほどを一碧湖を見ながらリフレッシュして過ごせます。

一碧湖は大きい湖の方を「大池」、小さい湖の方を「沼池」と呼び、遊歩道も整備されています。

 

一碧湖の中にある朱色の鳥居

 

大池の湖に浮かぶ経島という小島には江ノ島分霊弁財天があり、朱い鳥居が湖上に見えます。

恋愛運・金運・勝負運などのご利益のあるパワースポットで、貸しボートに乗って近くまで行ってお参りすることもできますよ。

沼池の方は大池とはまた違った穏やかな景観を楽しむことができ、のんびりしたい時にオススメですよ。

 

沼地遊歩道にあるベンチ

絵画のような一碧湖を見渡せる落ち着く宿「EASE IPPEKI」

絵画のような一碧湖を見渡せる落ち着く宿「EASE IPPEKI」

アメニティ一つひとつがこだわっています

 

カフェメニューの「蒼のカレーセット」もオススメ

 

一碧湖バス停から丘の方に上がるとあるのが、大人の隠れ家宿「EASE IPPEKI」。

施設内に入ると、大きな一碧湖の壁画のある1階では、夜は宿泊者限定のレストラン・バーがオープンしていて、日中は宿泊者以外のお客様も入れる「EASE CAFE」も営業しています。

 

EAST IPPEKIKO玄関

 

客室やエントランスのグレーの壁や明るすぎない照明、差し込む自然光など細部にまでこだわってフルリフォームされた内観が、騒がしい心を穏やかにしてくれます。

客室は、全7室4タイプで源泉掛け流しの温泉にも入ることができます。

 

客室の温泉風呂

 

客室の大きな窓からは、一碧湖と大室山を望むことができ、まるで絵画作品のような景観が広がります。

 

客室のベッド

 

EASE IPPEKIのこだわり空間は、どこにいても落ち着くことができ、普段の日常から一歩離れて自分自身を振り返ったり自分の気持ちをリセットさせてくれるような大人の隠れ家宿です。

一碧湖バス停 14:22発

東海バス

いでゆ橋バス停 14:53着

徒歩すぐ

いでゆ橋バス停から歩いていく伊豆・伊東のランドマーク「東海館」

いでゆ橋バス停から歩いていく伊豆・伊東のランドマーク「東海館」

東海館2階

 

東海館中庭

 

今回の旅の終着点となるバス停は「いでゆ橋」。

市街地に位置するいでゆ橋は、駅前商店街や周辺にあるラーメン屋、カフェ、スナック・バーなどの飲食店や、日帰り温泉、温泉旅館などの宿泊施設に良アクセスなバス停です。

ほかにもナイトスポットである松川沿いの遊歩道で1年を通して行われている「伊東温泉 竹あかり」も近くにあります。

 

いでゆ橋バス停

 

オススメの観光スポットの一つ「東海館」もいでゆ橋バス停の近くにあり、夜も開館してるので到着が少し遅くなっても大丈夫です。

(※東海館について詳しくはこちらの施設情報ページをご覧ください。)

 

東海館玄関

 

館内は見学スペースとなっており、伊東にゆかりのある歴史上の人物についての展示室や、松川・市街地を見渡せる望楼を観覧できます。

昭和初期の佇まいを現代にも伝えている玄関には、唐破風の朝陽と鶴の彫刻が飾られていて、当時の温泉情緒を感じることができます。

館内中心にある中庭には、各地から集められた大石が置いてあり、鶴亀を表した池庭が作られています。

 

東海館望楼

 

東海館の各階は、当時腕に自信のある大工棟梁3人がそれぞれの階を担当したのだそうです。

土日・祝日は日帰り温泉もやっていますので、よかったらレトロな温泉にも入ってみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いた人

Kyosuke Owada

2022年6月それまで縁もゆかりもなかった静岡県伊東市へと移住し、伊東市地域おこし協力隊となる。趣味は「食事と温泉」。ノスタルジックなものが好きで、ゆっくりと情緒に浸り過ごしたい。

現在は情報発信やイベント支援などの地域協力活動を行いながら定住を目指し、フリーランスとしてロゴデザイン・WEB制作・ギャラリー活動をしています。

自然やユニークな文化のある観光都市伊豆・伊東市の隠れた魅力を伝えていきます。

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