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里山の原風景が広がる温泉宿

杜の湯　きらの里はおよそ6,600坪もの広大な敷地に建つ温泉宿。宿の周囲には、山、田畑、池や小川があり、日本人が思い描く里山の原風景が広がります。季節ごとにさまざまな表情で、旅人を迎えます。

春になると桜や菜の花が咲き誇り、この季節にだけ出会える美しい景色を楽しめます。昔ながらの田植えの風景を眺められるかもしれません。

夏は、青々とした稲と青空のコントラストが気持ちいい景色が広がります。昆虫採集や小川で水遊びをするのもいいですね。

秋には黄金に染まる田んぼを赤トンボが飛び回る景色が見られます。

そして冬。宿から見える伊東のシンボル・大室山の、黄金色の山肌が印象的です。

コンセプトが異なる4種類の客室

杜の湯　きらの里には4つの建物があり、それぞれコンセプトが異なる客室を設えています。
旅籠 八幡野

旅籠 八幡野は、古き宿場の素朴さを感じさせる宿。火鉢が設えられており、昔の旅人の気分を味わえます。帳場棟に併設の宿泊棟にあるため、チェックイン後の移動距離が少なめです。

別邸 山の音

別邸 山の音は、和室8畳とツインベッドルームがあり、広々とした間取りが魅力の宿。マッサージチェアがあり、窓の外に広がる里山の風景を眺めながらのんびり過ごせます。

離れ 竹ぶえ

離れ 竹ぶえは、古民家の雰囲気を感じさせる宿。源泉掛け流しの露天風呂があり、部屋にいながら好きな時に好きなだけ、温泉を堪能できます。

客室にはもう1つ、個居 うみ蛍があります。うみ蛍の1階は和室、2階は洋室で、晴れた日には相模湾を眺めることができます。ゆったりとしたダブルベッドが置かれ、1〜2名での宿泊に向いています。

大浴場「杜の湯」と3つの貸切風呂で湯めぐりを堪能

杜の湯　きらの里には2つの源泉があり、大浴場と貸切風呂では源泉掛け流しの温泉を堪能できます。杜の湯　きらの里の源泉はいずれも高アルカリ性泉質で、美肌の湯とされています。

多彩な湯処がある大浴場 杜の湯

きらの里の中心にある大浴場 杜の湯では、その美肌の湯を源泉掛け流しで楽しめる檜の露天風呂や壷風呂、寝湯など多彩な湯処があります。

写真は露天風呂。自然に癒やされ、ゆったりと過ごせます。

ヒバの香りが心地よい大浴場の内湯は、開放感があり、外の景色との一体感があります。

大浴場の多彩な湯船をめぐれば、時を忘れてしまうはずです。

大浴場 杜の湯の利用時間は、15:00〜25:00、5:00～10:00です。

趣きが異なる3つの貸切風呂
杜の湯　きらの里には、大浴場のほか、3つの貸切風呂があります。

巨石をくりぬいた湯船の「壱の湯 石匠」、建屋の壁面に竹を使い和の心を表現した「弐の湯 竹仙」、壁に配した岩に囲まれた湯船で湯浴みを楽しむ「参の湯 岩座」と、それぞれ個性的。

貸切風呂には洗い場がないので、大浴場の後に利用するのがおすすめ。

いずれも予約不要で利用できます。利用時間は大浴場と同じく、15:00〜25:00、5:00～10:00です。

伊豆の山海の幸に舌鼓

杜の湯　きらの里での夕食は、海鮮しゃぶしゃぶ会席又はお肉の溶岩焼き会席から選べます。メインの内容によって食事処が異なり、チェックインの先着順での承りです。

海鮮しゃぶしゃぶで伊豆の旬の味覚を楽しむ

海鮮しゃぶしゃぶは、食事処 海つばきでいただきます。しゃぶしゃぶで味わえるのは、伊豆の近海で水揚げされた新鮮な魚介や地の野菜が中心。目の前に並ぶ山海の幸には、伊豆の旬の味覚がぎゅっと詰まっています。夕食の時間は18:00～20:00ですが、休前日や繁忙日は2部制になることがあります。

国産牛や旬の野菜を溶岩焼きで味わう

お肉の溶岩焼きは、食事処 山ぼうしで味わいます。国産牛やポーク、旬の野菜を、熱した溶岩で焼いていただきます。溶岩の無数の穴が余分な脂をほどよく吸収するため、ヘルシーなのが魅力的。また、溶岩には遠赤外線効果があるとされ、外はパリッと、中はジューシーに焼き上がります。

朝食は和食か洋食から選べる
夕食同様、朝食も和食か洋食から好みのほうをチョイスします。和食・洋食ともに、こだわりの卵料理を中心としたメニューが用意されています。

昔懐かしい景色と湯量豊富な源泉を楽しむ宿

杜の湯　きらの里は、日本の美しい原風景に抱かれる宿。

懐かしい景色に思いを馳せながら、2つの源泉から掛け流しの美肌の湯を多彩な湯船で堪能し、伊豆の山海の幸に舌鼓を打てば、ゆるやかに過ぎゆく時間の贅沢さを思い出せるはずです。

杜の湯　きらの里の基本情報

住所：静岡県伊東市八幡野1326-5
駐車場：あり（無料）
料金：1泊2食付き23,000円〜（税込／入湯税別）
電話番号：0557-55-3311
ホームページ:https://dormy-hotels.com/resort/hotels/kiranosato/
アクセス：伊豆急行線伊豆高原駅より徒歩約20分

伊豆高原駅より定時運行の無料送迎バスあり

この記事を書いた人

Rieko Nagai

静岡県御殿場市出身・在住。食いしん坊で飲んべえです。趣味はヨガ、山登り、ペトロールズ。ポジションは足軽（ライター・エディター・コンテンツマーケティング・カメラマン、4足のわらじでてくてくと）。