若き店主が描く、島の未来
1971年に「民宿やまさ」として開業し、食堂を経て2005年から土産物店として親しまれてきた同店。リニューアルした「HATSUSHIMA STORE & CAFE」の立役者は、店主・田中勉さんの長男である福将さんです。
福将さんは、初島食堂街の閉店時間が早く、船の出発を待つ観光客が過ごす場所が少ないという課題に着目。土産物店にカフェスペースも併設。海を望むテラス席も設置しました。建物はピンクとブルーを基調にし、老若男女が楽しめる新たな空間を作り上げました。
熱海港からフェリーでわずか30分。静岡県唯一の有人離島・初島に、2022年7月、かつての土産物店「初島やまさ」がリニューアルし、「HATSUSHIMA STORE & CAFE」として生まれ変わりました。島の歴史と若い感性が融合したこの場所は、訪れる人々に新たな体験を提供しています。
1971年に「民宿やまさ」として開業し、食堂を経て2005年から土産物店として親しまれてきた同店。リニューアルした「HATSUSHIMA STORE & CAFE」の立役者は、店主・田中勉さんの長男である福将さんです。
福将さんは、初島食堂街の閉店時間が早く、船の出発を待つ観光客が過ごす場所が少ないという課題に着目。土産物店にカフェスペースも併設。海を望むテラス席も設置しました。建物はピンクとブルーを基調にし、老若男女が楽しめる新たな空間を作り上げました。
店内では、初島の名産であるところてんを使ったスイーツやドリンクを提供。海をイメージしたかんきつ風味の「海パフェ」や、夕焼けをイメージしたマンゴーベースの「島パフェ」は、見た目の美しさとともに、甘すぎないトロピカルな味わいが特徴です。
福将さんは「初島産の天草を使うところてんは良質で、ゼラチンで作るゼリーより食感がよく、独特の臭みも少ない」と話し、レシピの微調整を重ねた末に完成させました。
このほか、季節限定でイチゴを使ったスイーツなども提供しています。
さらに2025年春、同店はオリジナル土産ブランド「#かわいい旅してきました」を立ち上げました。初島ならではの自然や食材をモチーフにした菓子やグッズを作ろうと、1年半前から企画を進めてきたこのブランド。
販売しているのは、レモン栽培発祥の地といわれる熱海レモンをモチーフにした「初島レモンマドレーヌ」、レモン味の菓子やえびせんべいなどを箱に詰めた「HATSUSHIMA POCKET GIFT」シリーズ、初島沖で見られるイルカにちなんだ菓子・雑貨「はつしまいるか」シリーズ。現時点で、オリジナル土産17種類をそろえています。
オリジナルグッズを入れたカプセルトイも人気だそうです。
田中さんは「いずれも『かわいい旅をしてきた』と感じてもらえるようなデザインにこだわった商品。旅のわくわくをそのまま持ち帰ってもらい、また初島に遊びに来てほしい」と話します。
初島のカフェで島の味覚と島時間を味わってみては?
HATSUSHIMA & STORE
住所:静岡県熱海市初島167
URL:https://www.hatsushimastoreandcafe.com/
TEL:0557-67-1413
営業時間:9:30~16:30
休業日:不定休
アクセス:熱海駅より、東海バス「熱海港・後楽園」行に乗車(乗車時間10分)、「熱海港」 バス停下車、熱海港からフェリーで約30分・初島港より徒歩約1分
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