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【三島スカイウォーク】全長400m! 日本最長の大吊橋から望む絶景富士山

2022/02/01(2022/02/13)
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Takeshi Kusakabe三島市北伊豆
【三島スカイウォーク】全長400m! 日本最長の大吊橋から望む絶景富士山

静岡県三島市にある「三島スカイウォーク」は、全長400mの日本一長い歩行者専用吊橋。雄大な山々や遠くに見える駿河湾を見渡しながら、ゆったりとした空中散歩を満喫できる人気の観光地となっている。吊り橋からの絶景を楽しむ以外にも、長さ往復560mの「ロングジップスライド」や、地上2~15mの木の上を移動する「フォレストアドベンチャー」、森の中を巡る「セグウェイガイドツアー」、爽快に走る「ゴーゴーバギー」などのライドアクティビティも充実。そのほかにも絶品スイーツを味わえるカフェやお土産店もあり、吊り橋以外にも一日滞在しても十分に満喫できる観光スポットだ。

 

日本最長の吊橋を渡る

日本最長の吊橋を渡る

三島スカイウォーク 橋上(冬)

 

吊り橋を渡るには大人1,100円、中高生500円、小学生200円(幼児は無料)の料金が必要だ。橋の見えるエリアへは、チケットを購入した人のみが入場することができる。このエリアには、吊り橋と富士山をセットで撮影することができる「MISHIMA 400m SKYWALK」の看板や、展望台などいくつものフォトスポットがあるので、吊り橋を渡らないつもりでもぜひ入場をオススメしたい。

吊り橋の楽しみ方について、まずは当たり前だが、吊り橋から見える駿河湾や富士山などの景色を楽しんでいただきたい。橋を見下ろすと約70mしたに深い谷が広がっており、スリルを味わうことができる。

そして景色をひと通り楽しんだら、次は吊り橋そのものに注目していただきたい。まずは足元を見下ろしてみると、隙間があり、下の景色が少し見えるはずだ。これは単にスリルを演出するための構造でなく、風の抵抗を減らすための工夫であり、山の谷間に吹き抜ける風をまともに受けず、風が抜けるようにしてあるのだ。橋の側面も同様に風が抜けるよう透過性の高いメッシュ構造となっており、安全面も工夫されている。

筆者が取材に来た時も、撮影していたiPhone12PROが飛ばされそうになるほどの風が吹いていたが、不思議と橋の揺れは少なかった。後で調べたところ、この安全に配慮した構造をしていることがわかった。次回に訪れる際は、筆者は景色でなく、この構造に注目したい。

なお、橋を渡る際にワンちゃん連れの場合は、犬用カート(25kg未満の犬のみ利用可能。犬のケージやバッグ、抱っこでの通行は不可)のレンタル(500円)があるので、利用すると良いだろう。

吊り橋を渡った人のみ食べることができるソフトクリーム

吊り橋を渡った人のみ食べることができるソフトクリーム

三島スカイウォーク フラワードロップ

 

橋を渡った先の「北エリア」には広場があり、土産店やカフェ、アクティビティの受付、軽食を販売するキッチンカーなどがある。

ここでおすすめしたいのが、2021年5月29日(土)にオープンした「SKYWALK SOFTCREAM」で販売している「そらソフト」だ。このソフトクリームは、富士山麓の牧場「いでぼく」が開発した、吊り橋を渡った人のみ食べることができる「空色」のソフトクリームである。色は空色なので、ラムネのような味がするのかと思いきや、実は濃厚なミルク味。写真映え間違いなしのこの「そらソフト」を片手に、お店の横に設置された大きなソフトクリームのオブジェとともに記念撮影する人が続出中だ。

また、「北エリア」で販売している「フラワードロップ」もオススメだ。フラワードロップとは、間伐材に花の種を付けたものである。使い方としては「吊橋の上から願い事しながら思い切り投げ、落ちた地面から花が咲けば願いが叶うかも」という何ともロマンチックな代物。この「フラワードロップ」を、大切な人と願い事をしながら思い切り投げてみてはいかがだろうか。

スカイウォークに来たら体験したい「ロングジップスライド」

スカイウォークに来たら体験したい「ロングジップスライド」

三島スカイウォークの数あるアクティビティの中で、最も人気なのが「ロングジップスライド」だ。往復560mあり、往路(300m)は吊橋の下に到着し、復路(260m)は日本一の吊橋と富士山を見ながら滑ることができる。体験してみる前は怖く感じるかもしれないが、体験してみた人はほぼ100%楽しかったというそうだ。友達やカップル、家族と一緒にジップラインを体験し、思い出を残してみてはどうだろう。

 

 

カフェメニューも充実

カフェメニューも充実

三島スカイウォークは食事メニューも充実している。中でも人気なのが、駐車場の目の前の一番目立つ場所にある「森のキッチン」だ。ランチもティータイムも多くの食事客で賑わっている。「森のキッチン」で、一番のおすすめがメニューが「三島ブランドカレー」(1,400円)だ。このカレーは箱根山麓豚と地元の野菜、さらに三島馬鈴薯(メークイン)を100%使用した「みしまコロッケ」を乗せたカレーライス。豚肉はとろとろに柔らかく、優しい甘さの三島コロッケがカレーの辛さにマッチした本格カレーである。カレーの辛さも甘口と辛口から選ぶことができるので、幅広い年齢から人気のメニューとなっている。

甘いもの好きな人には、「チョコとバナナのキャラメルパンケーキ」(1,100円)がおすすめだ。相性抜群のチョコとバナナに加えて、イチゴやアイスクリームも乗ったボリューム満点のスイーツ。甘いものが大好きな筆者も大満足の一品であった。三島スカイウォークを訪れた際はこの2品はぜひ押さえておきたい。

天井いっぱいに咲き誇る花のシャンデリアは必見

天井いっぱいに咲き誇る花のシャンデリアは必見

三島スカイウォーク ロングバウムクーヘン

 

三島スカイウォークでのお土産は「スカイガーデン」で買うと良いだろう。ここでは天井に咲き誇る花を眺めながら買い物を楽しむことができる。スカイウォークオリジナル商品や、伊豆や箱根の土産物が豊富に取り揃えられている。

筆者がおすすめするお土産は「ロングバームクーヘン(1,080円)」だ。日本一長い三島スカイウォークにちなんだバームクーヘンで、長さがなんと75.5cmもあり、お土産としてインパクト抜群。ご家族や友人とシェアしてみてはいかがだろうか。

三島スカイウォークへのアクセス

三島スカイウォークへのアクセス

JR三島駅から東海バスが出ており、約25分で行くことができる。無料の駐車場(400台)も用意されている。

 

三島スカイウォークの基本情報

三島スカイウォーク(みしまスカイウォーク)

住所:静岡県三島市笹原新田313

営業時間:9:00~17:00 ※イベントや天候などにより変更あり

定休日:無休

料金:大人1,100円、中高生500円、小学生200円、幼児無料

アクセス:三島駅より東海バス「元箱根港」/「山中」行に乗車(乗車時間26分)、「三島スカイウォーク」バス停下車すぐ

URL:https://mishima-skywalk.jp/

 

 

この記事を書いた人

Takeshi Kusakabe

伊東市在住。丘サーファー。「Izu Letters」ドローン担当。優先順位は、筋トレ、プロテイン、ゴルフ、ゲーム、ドローン、サーフィン。筋肉を活かしたゴルフは圧巻の飛距離!記録よりも記憶に残る300ヤードマグナムの男。

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