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【修善寺 燕舎】修善寺ゆかりの作家の手仕事とストーリーを感じるお店

2023/05/19
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Chihiro Kazama中伊豆伊豆市修善寺
【修善寺 燕舎】修善寺ゆかりの作家の手仕事とストーリーを感じるお店

静岡県伊豆市修善寺にある「修善寺 燕舎(つばめしゃ)」は、「日枝神社」すぐ横のデザインスタジオ&ギフトショップ。

昔ながらの店舗が立ち並ぶ温泉街のなか、現代的でスタイリッシュな修善寺土産が手に入る貴重なお店だ。

修善寺をモチーフにした店長・勝野さんのオリジナルデザインのお土産のほか、修善寺出身の作家・修善寺に縁のある作家の作品が並ぶ。

 

修善寺 燕舎

 

店内に入ってまず目に入るのは、地元への愛やストーリーを感じる、オリジナルの修善寺土産。

どれも修善寺の風景が描かれており、旅行から帰ったあとも修善寺の思い出に浸れるものばかりだ。

 

修善寺 燕舎

 

こちらは「修善寺温泉自宅湯の素」(1包 税込220円)は、修善寺温泉と同じ成分で源泉をブレンドした入浴剤。

秋の紅葉をイメージしたというオレンジ色と、ヒノキのウッディな香りで、修善寺温泉らしさを楽しめる。

手頃な価格ということもあり、お土産のほか、自分用にとセットで購入する人も。

 

修善寺 燕舎

 

ちなみに、修善寺にある人力車を利用した際にもらえるきっぷを持ってくると、この入浴剤をもらえるとのこと。

こういった町を巡る仕組みもおもしろい。

 

修善寺 燕舎

 

修善寺 燕舎

 

修善寺 燕舎

 

勝野さんが修善寺の四季の移ろいを描いたという「わがまちポストカード」(1枚 税込180円)。

インテリアとしてはもちろん、同じくオリジナルデザインの「わがまち切手」(1枚 税込90円)と併せて、旅先から手紙を送ってみてはいかがだろうか。

ちなみに、「修禅寺」の階段下では、昔ながらの丸ポストが現役で活躍中とのことなので、旅の風景を知り合いに送ってみるのもいいかもしれない。

 

修善寺 燕舎

 

店内には、"だるま”モチーフの作品もいくつか置かれている。

あまり知られていないが、修善寺は"だるま”とも縁のある町なのだそうだ。

「修善寺温泉街は、"だるま山”の麓に位置していて、修禅寺の境内にも"だるま石”があるんです。

そういう歴史やストーリーをもっと知ってほしくて」。

そんな想いからできたのが、「修善寺 だるまっ子」(税込4,500円)。

修善寺在住の作家によるコラボ作品で、すべて一つひとつ手作業でつくられている。

従来のだるまの印象とは異なり、コロンとしたフォルムと、とても惹きつけられるやさしい表情が魅力的だ。

 

カラーバリエーションが豊富な「だるまっ子 手ぬぐい」(税込1,200円)もある。

 

修善寺 燕舎

 

店頭には「だるまっ子みくじ」というものも。

旅先での良縁を占ってみるのもおすすめだ。

 

修善寺 燕舎

 

修善寺出身の勝野さんは、浜松でデザインを学び、そして地元に戻って起業、同店をオープンした。

住み慣れた町の活気が少しずつ失われてゆくのを自身が体感し、元の賑わいを再生したいという想いを抱いたという。

「修善寺は小さな町。観光地としてはもちろん、地元に住まう人にも愛されるお店にしたいと思いました。

家に持ち帰ることで修善寺を思い出してもらう。

贈ることで新たに修善寺を知ってもらう。

地元の人にも愛着を持ち続けてもらう。

そうやって、ギフトを通じて修善寺の魅力を届けられたら」

 

店名の「燕(つばめ)」は、毎年同じ場所に戻って巣をつくるといわれているツバメからとったのだという。

「燕舎」のギフトをきっかけに、多くの人が修善寺に再び訪れてくれることを願う。

 

修善寺 燕舎

 

修善寺 燕舎

 

修善寺 燕舎

 

修善寺 燕舎

 

修善寺 燕舎

 

修善寺 燕舎

 

DATA

修善寺 燕舎(しゅぜんじ つばめしゃ)

住所:静岡県伊豆市修善寺825-2

営業時間:10:30〜16:00

休業日:月曜・木曜(不定休あり)

HP:http://tsubame-sha.net/

アクセス:修善寺駅より伊豆箱根バスまたは東海バス「修善寺温泉」行に乗車(乗車時間7分)、終点「修善寺温泉」バス停より徒歩約1分

 
 

 

この記事を書いた人

Chihiro Kazama

生まれも育ちも静岡県静岡市。同市の広告出版会社で、地元女性向けフリーマガジン&ウェブの編集長などを経験。約12年勤務ののち、2022年にフリーランスとして活動スタート。地酒や地場食材など、そこにしかない逸品探しに余念なし。未だ見ぬ静岡の魅力を、わかりやすい言葉でお伝えします。

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