【沼津・泊まれる公園inn the park】森に浮かぶ球体テントと地場食材のフレンチコース
2024/02/09
Mao Harada沼津沼津市
愛鷹山の麓にあたる沼津市北部の愛鷹丘陵地。
自然豊かなこのエリアにある「泊まれる公園inn the park(インザパーク)」は、その名の通り「公園に泊まれる」をコンセプトにした宿泊施設です。
森に浮かぶ釣り型の球体テントが特徴のひとつ。こだわりの食事や公園のアクティビティも充実しています。
今回は1泊2日で宿泊体験した様子をお届けします。
森に浮かぶ球体テントとは
2024年1月某日。沼津市足高にある「泊まれる公園inn the park」さんにお邪魔しました。
公園を含めた施設の広さは約60万㎡で、代々木公園に匹敵するほど。
周囲を緑豊かな森に囲まれ、地元サッカーチームのホームグラウンドや多目的競技場、四季の花々が咲く公園があるエリアです。
15時、受付でチェックイン。スタッフさんが笑顔で出迎えてくれました。
施設の案内など説明を受けた後、テントまで案内してくれます。
敷地内の公園を歩いていくと、早速森のなかに現れる謎の丸い球体たち…これが今回泊まる「球体テント」です!
中に入ってみると…
ツインルームで広々としたセミダブルベッドが2つ。
テントの一角は窓になっていて、外の景色を眺めることができます。
ベッドに寝転び窓の外を見上げると、木々が風に揺れる様子や木漏れ日が差しこみ、森に包まれているかのよう!
そんなテントの中で、ウェルカムサービスの緑茶とカヌレをいただきます。
緑茶は沼津で100年の老舗「茶通亭」の深蒸し緑茶。温かいお茶を口に含むと、いい香りとほんのりとした甘さが広がります。
カヌレもしっとりとした食感、甘さでほっこりした気分になりました。
夜になると、球体テントはなんとも幻想的な雰囲気に。
一つひとつのテントが温かみのある照明で光り、この光景を見るだけでも泊まる価値ありではないでしょうか。
また、このテントエリアにサニタリー棟があり、清潔な洗面所やトイレを完備しているので快適に過ごせました。
地場食材が味わえる感動のフレンチディナー!
18時、夕食はこちらのサロンで提供。
間接照明が配されたお洒落な空間で、ゆったりと食事ができます。
用意された席につくと、なんとも嬉しいメッセージが!
スタッフさんたちの粋な心遣いに胸が高鳴ります。
今回はフレンチフルコースディナーのプラン。
旬の三島野菜や沼津港で獲れる海の幸、静岡県産のお肉など地場の食材をふんだんに使ったお料理が楽しめます。
パリの星付きレストランで研鑽を積んだシェフが腕をふるいます。
それでは行ってみましょう。
まずは6品の彩り豊かな前菜から。
最初に人参と生姜とみかんのスムージーを飲んでからいただきます。
鮪とバスマティライス、駿河湾の桜エビ、INN THE PARKバーガー、かぼちゃのスープ、紫キャベツのラペ。
どれも手が込んでいて美味しい。
次に尾長鯛のポワレ。提供時にトリュフを目の前で削ってくれます。
皮目がパリッと焼かれた鯛を、白ワインソースにつけていただきます。
付け合わせの三島野菜の3種のキノコも香りがいい。
続いては、グラスフェッドビーフの炭火焼。こちらも三島野菜の焼きカブと人参、チンゲン菜、カリフラワーが添えられています。
牧草だけを食べて育った牛で、肉は噛むほどに旨みが口に広がります。ソースに黒酢がきいてさっぱりといただけました。
そしてデザート。苺のヴァシュラン。焼いたメレンゲにバニラアイスが挟まれ、苺が愛らしく飾られています。
その上に繊細な飴細工とお花、ハーブがあしらわれ、胸キュンしてしまうビジュアルの良さ…!
サクッとした食感のメレンゲと冷たいアイスが口の中で溶ろけます。
最後にはコーヒーか紅茶が選べ、球体テントをイメージしたチョコレートとフィナンシェが。飾りつけも凝っていてとっても可愛いですよね。
味はもちろん、目にも美味しい料理に心もお腹も満たされました。
焚き火カフェと天体観測
20時頃。食後には、屋外ダイニングで「焚き火カフェ」を楽しみました。
スタッフさんが目の前で火を起こしてくれます。目の前でじわじわと燃える炎にじっと見入ってしまいました。
焼きマシュマロも。外がサクッと中がとろっとして甘さが口に広がります。
22時。大浴場でさっぱりした後に、テントエリア近くの芝生広場で天体観測をしました。
芝生広場には遮るものがなく、一面に広がるきれいな星空を眺めることができます。
この日は南の空に冬の星座、オリオン座が見えました。狩人オリオンの腰の部分にあたる3つの星が並んでいるのが目印。
レジャーシートを敷いて、温かい飲み物を片手に季節の星座を探すひと時はよいものでした。
気持ちの良い朝のテラスで朝食を
2日目の朝。球体テントで森の光を浴び、気持ちよく起床。
8時30分、サロンで朝食のサンドイッチを受け取り、外のテラス席で食べました。
パニーニとミネストローネスープ、レトロ可愛いパッケージの丹那ヨーグルト、ホットコーヒー。
パニーニにはローストポークとピクルスが入り、マスタードマヨネーズが程よい酸味でアクセントに。
具沢山のミネストローネは、豆がやわらかく煮込まれていて美味しい。温まります。
テラスで鳥のさえずりを聞き緑を眺めながらの朝食、いい朝です。
芝生広場でアクティビティとせせらぎ散歩
10時にチェックアウトし、芝生広場で体を動かしました。
受付横でフリスビーやバドミントンラケットを借りることができます。
思いのほか夢中に!広い公園で思いっきり走り回りました。
バドミントンラケットはラケットが大きめにできていて打ちやすく、ラリーが続いて楽しかったです。
(気に入っておみやげショップで購入しました)
芝生広場から少し下ったところにある「せせらぎの径」もお散歩。
小川が流れていて、夏にはホタルも見えるそうです。
木々と川の流れる音に癒され、清々しい気分になりました。
森に浮かぶ球体テントとこだわりが詰まった食事、のびのびと自然に触れられる公園など、たくさんの魅力が詰まった「泊まれる公園inn the park」。
ぜひご家族や友人とリフレッシュしに訪れてみてはいかがでしょうか。
泊まれる公園inn the parkの基本情報
泊まれる公園inn the park
住所:静岡県沼津市足高220-4
営業時間:11:00~17:00(電話受け付け時間)
駐車場:あり
料金:球体テント(ツイン)1人あたり1泊2食付き20,900円~
TEL:055-939-8366
URL: https://www.innthepark.jp/numazu/
アクセス:沼津駅「南口バスターミナル」より富士急行シティバス「あしたか運動公園」行に乗車(乗車時間25分)、「あしたか運動公園」バス停から徒歩15分
この記事を書いた人
静岡県富士市出身。県東部を中心に活動している地域情報ライター。首都圏で編集・広告の仕事を経験後、2022年にUターン。地域の商店街、銭湯、ラーメン店、森のカフェめぐりにハマり中。
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愛鷹山の麓にあたる沼津市北部の愛鷹丘陵地。自然豊かなこのエリアにある「泊まれる公園inn the park(インザパーク)」は、その名の通り「公園に泊まれる」をコンセプトにした宿泊施設です。森に浮かぶ釣り型の球体テントが特徴のひとつ。こだわりの食事や公園のアクティビティも充実しています。今回は1泊2日で宿泊体験した様子をお届けします。