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<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが巡る熱海

2023/08/16
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GENIC編集部フォトグラファーモデルコース北伊豆熱海市
<東海バスフリーきっぷでバス旅へ>フォトグラファーが巡る熱海

『東海バスフリーきっぷ』を使って東伊豆エリアを巡る旅。GENICプロデュースで、フォトグラファーの藤井音凛さんとモデルのRenさんが出かけた1泊2日のガールズ旅を紹介。

伊東駅から出発し、小室山、一碧湖、伊東温泉、熱海まで。『東海バスフリーきっぷ』をフルに活用した、東伊豆エリアの魅力的なスポットを巡る旅と、フォトグラファー目線で切り取った東伊豆の魅力をお届け。2日目は熱海へ。

 

 
 

主要観光スポットが目白押しの「熱海」

主要観光スポットが目白押しの「熱海」

伊豆半島の東側「東伊豆エリア」にある「熱海」。お土産屋さんや飲食店などが連なる商店街に、海を望むおしゃれなガーデンが楽しめるスポット、歴史に触れられる施設、と首都圏から近い場所にありながら、欲張り旅が堪能できる観光地。

 

2日目スタート

 

JRで伊東駅から熱海駅へ

伊東駅からJR東日本 伊東線に乗って熱海駅へ。全国的にも人気の観光地「熱海」は、実はバスで巡るのがおすすめ。熱海市内の観光スポットを効率よく観光でき、とっても便利。

 

伊東駅 8:52発

JR東日本 伊東線

熱海駅 9:19着

まずは『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』を購入

まずは『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』を購入

大人800円で購入できる『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』は、観光施設の割引付きで、熱海市内の名所を巡る周遊バス「湯~遊~バス」と、マップエリア内の東海バスの路線バスが1日乗り放題(※)になるお得なきっぷ。

熱海駅改札を出てすぐ左のビルの中にある「東海バス熱海駅前案内所」で購入可能。
駅前の「ATAMIX」内にある「熱海手荷物預かり所」は、300円で荷物を預けられるのでおすすめ。
※定期観光バス、特定施設契約バス(熱海自然郷行き)、他社のバスは利用できません。

 

 
 

熱海駅から湯~遊〜バスで「サンビーチ」へ

熱海駅から湯~遊〜バスで「サンビーチ」へ

湯~遊~バス

湯~遊〜バスは、ボランティアガイドが同乗していて、街のスポット情報や熱海の歴史について知識を得ることができるバス。

イラストが描かれた黄色の車両と、レトロな赤色の外観と華やかな内装が楽しめる「特別車両“彩(いろどり)”」があるので、乗りたい車両がある場合は時刻表で運行時間をチェックして。

 

熱海駅 9:50発

湯~遊~バス

サンビーチ 9:56着
徒歩すぐ

「熱海サンビーチ」を散策

「熱海サンビーチ」を散策

熱海の顔「熱海サンビーチ」。

青い海と白い砂浜、ヤシの並木通り、建ち並ぶホテル群など、まるで海外リゾート地。バス停の近くにはお土産屋さんや飲食店などが連なっている「熱海銀座商店街」もあり、散策が楽しめる。

 

熱海サンビーチ(あたみさんびーち)

 行き方・アクセス

<電車>JR東海「熱海駅」から東海バスで約7分、「サンビーチ」または「銀座」下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津I.C.」から約30分

 

熱海サンビーチ

徒歩すぐ

「新熱海土産物店ニューアタミ」で人気のキーホルダーを発見

「新熱海土産物店ニューアタミ」で人気のキーホルダーを発見

「新熱海土産物店ニューアタミ」で人気のキーホルダーを発見

レトロな雰囲気が可愛い「新熱海土産物店ニューアタミ」は、熱海銀座商店街に2021年8月にできた、新しい土産物店&観光案内所。

熱海の街並みを歩いているとよく見かけたキーホルダーを、こちらで発見。

ホテルや喫茶店、土産物店など、熱海の街と歴史を作ってきた老舗をフィーチャーしたキーホルダーで、お土産にもぴったりの一品。

 

新熱海土産物店ニューアタミ(しんあたみみやげものてんにゅーあたみ)

【基本データ】

<住所>〒413-0013 静岡県熱海市銀座町8-13

<営業時間>平日 13:00~17:00 土日祝 11:00~17:00

<休業日>水曜日

<駐車場>なし

 

新熱海土産物店ニューアタミ

徒歩すぐ

ランチは「熱海銀座おさかな食堂」で海鮮丼

ランチは「熱海銀座おさかな食堂」で海鮮丼

ランチは「熱海銀座おさかな食堂」で海鮮丼

ランチは「熱海銀座おさかな食堂」で、新鮮な海鮮がたっぷり盛られた「海鮮てっぺん丼」を注文。

刺身専用醤油でシンプルにいただいたあとは、刺身専用濃厚胡麻だれで。最後に濃厚魚介出汁をかけてお茶漬けにしていただくのが美味しい、まさに熱海の漁師飯。

100年以上続く老舗のアパレル店舗をリノベーション。熱海でしか味わえない「地魚」をはじめとした、いろいろな魚の魅力を堪能できるおすすめ店。

 

熱海銀座おさかな食堂 (あたみぎんざおさかなしょうくどう)

【基本データ】

<住所>〒413-0013 静岡県熱海市銀座町8ー8
<TEL>0557-82-3715
<営業時間>ランチ 11:00~15:00 (L.O.14:00 )※売り切れ終了
酒場 17:00~21:00 (食事L.O.20:00 飲み物L.O.20:30)
<休業日>第三水曜日※9月を除く
<駐車場>なし

 

 

熱海銀座おさかな食堂

徒歩すぐ

地元食材を使ったジェラート「La DOPPIETTA」

地元食材を使ったジェラート「La DOPPIETTA」

熱海銀座おさかな食堂から徒歩すぐの「La DOPPIETTA(ラ・ドッピエッタ)」でデザートを。イタリアの伝統的な製法で作ったジェラートがいただける店で、静岡県の食材を中心に使った定番フレーバーから季節限定フレーバーまで、ショーケースに並ぶカラフルなジェラートがとっても可愛い。

 

熱海銀座おさかな食堂から徒歩すぐの「La DOPPIETTA(ラ・ドッピエッタ)」でデザートを。イタリアの伝統的な製法で作ったジェラートがいただける店で、静岡県の食材を中心に使った定番フレーバーから季節限定フレーバーまで、ショーケースに並ぶカラフルなジェラートがとっても可愛い。

どの味も濃厚で絶品のジェラート。

熱海の名物・麦こがしと、自家製のキャラメルジェラートに伊豆・戸田の名産である戸田塩でアクセントをつけた「こが塩キャラメル」は特におすすめ。甘さの中にある香ばしさが病みつきに。

店内にはイートインスペースもあるので、散策の休憩にもぴったり。熱海銀座商店街の一角にあり、アクセスが良い点も魅力。

 

 

La DOPPIETTA(ラ・ドッピエッタ)

【基本データ】

<住所>〒413-0013 静岡県熱海市銀座町10-19
<TEL>0557-81-3330
<営業時間>10:00〜18:00※夏季、花火の場合は変更あり
<休業日>木曜日※繁忙期は営業の場合あり
<駐車場>なし

 

 

銀座(海岸側) 12:17発

湯~遊~バス

アカオフォレスト 12:36着

徒歩すぐ

「ACAO FOREST」で海を望むカフェとガーデンを堪能

「ACAO FOREST」で海を望むカフェとガーデンを堪能

「アカオ フォレスト」バス停で下車し、「ACAO FOREST(アカオフォレスト)」へ。

入り口のチケット売り場で「東海バスフリーきっぷ 熱海1日券」を提示すると、入園料大人200円割引の特典を受けられるのでお忘れなく。

頂上にある、熱海の海を望むカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」は、建築家・隈研吾氏が手がけたもの。

頂上までは坂道が続くので、チケット売り場の隣から乗れる園内バスで散策するのがおすすめ。


※アートイベントは不定期開催。詳細はACAO FOREST公式HPで確認を。

 

「ACAO FOREST」で海を望むカフェとガーデンを堪能

「ACAO FOREST」で海を望むカフェとガーデンを堪能

「ACAO FOREST」で海を望むカフェとガーデンを堪能

「ACAO FOREST」で海を望むカフェとガーデンを堪能

園内にある13のテーマガーデンでは、四季折々の花々や個性豊かなハーブの鑑賞を楽しんで。

5月から6月は見ごろを迎える約600種4000株のバラが必見。「イングリッシュローズガーデン」にポツンと建つ小屋は、まるで絵本の中の世界のよう。

可愛い空間がたくさんあり、撮影欲も満たされること間違いなし。

 

ACAO FOREST(あかおふぉれすと)

【基本データ】

<住所>〒413-0101 静岡県熱海市上多賀1027-8
<営業時間>9:00~17:00 (最終入園16:00)
3/17~5/7 9:00~20:00 (最終入園19:00)
<休業日>無休※荒天時は臨時休園
<駐車場>約100台(有料)

料金

大人 4,000円~
小人 1,000円~
※季節によって変動の場合あり

【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「熱海駅」から東海バスで約15分、「アカオ フォレスト」下車すぐ
東海バス 湯~遊~バスで約25分、「アカオフォレスト」下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津I.C.」から約70分

 

 

アカオフォレスト 14:06発

湯~遊~バス

起雲閣西口 14:12着

徒歩すぐ

大正レトロな空間「起雲閣」

大正レトロな空間「起雲閣」

湯~遊〜バスに乗って「起雲閣西口」バス停で降り、「起雲閣」へ。

1919(大正8)年に別荘として築かれた起雲閣は、「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となった建物。1947(昭和22)年に旅館として生まれ変わってからは、太宰治、谷崎潤一郎などの多くの文豪たちにも愛された場所。熱海市の文化財として2000年から一般公開されている。
『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』提示で、入館料が大人150円引きに。

 

大正レトロな空間「起雲閣」

大正レトロな空間「起雲閣」

 

日本家屋の美しさが際立つ本館と離れ、外国の様式を取り入れた洋館など、緑豊かな庭園に映える、美しく見応えのある建物がずらり。

 

大正レトロな空間「起雲閣」

「やすらぎ」は、旅館時代のBarスペースを活用した喫茶室。気品あふれる空間で「起雲閣ブレンド珈琲」をいただけば、タイムスリップした気分に。
起雲閣を満喫した後は、湯~遊〜バスに乗って熱海駅へ。

 

起雲閣(きうんかく)

【基本データ】

<住所>〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2
<TEL>0557-86-3101
<営業時間>9:00~17:00 (最終入館16:30)
<休業日>毎週水曜日※祝日の場合は開館 12月26日~30日
<駐車場>あり(無料)

【基本データ】

一般
大人 610円
中・高校生 360円
小学生以下 無料

熱海市民、団体、障がい者
大人 460円
高・中学生 240円
小学生以下 無料

【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「熱海駅」から東海バスで約15分、「起雲閣前」下車すぐ
東海バス 湯~遊~バスで約30分、「起雲閣西口」バス停下車 徒歩で2分
<車>東名高速道路「沼津I.C.」から約70分

 

 

起雲閣 15:08発

東海バス

熱海駅 15:22着/15:30発

東海バス

MOA美術館 15:37着

徒歩すぐ

熱海を代表するスポット「MOA美術館」

熱海を代表するスポット「MOA美術館」

“海の見える美術館”として熱海を代表するスポット「MOA美術館」。

ここでも『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』提示で、入館料大人200円引きに。総延長約200mのエスカレーターに乗ったら天井に注目してみて。刻々と変化する光のグラデーションがとっても美しく、あっという間にホールに到着。

熱海を代表するスポット「MOA美術館」

 

世界6か国から集めた大理石を床に敷いた直径20mの円形ホールは一番の見所。

天井に投影されているのは、日本を代表する万華鏡作家の依田満・百合子夫妻による世界最大級の万華鏡。

 

熱海を代表するスポット「MOA美術館」

 

いろんなアートに触れることができ、歩き進めるたびにワクワクが止まらない。

展示スペースは、作品が本来の姿で見られるように、透明度が高く反射率が低いガラスを使用したり、ガラスケースへの映り込みを防止するために黒漆喰の壁を立てたり、様々な工夫がされている。

 

 

 

 

MOA美術館(えむおーえーびじゅつかん)

【基本データ】

<住所>〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26-2
<TEL>0557-84-2511
<営業時間>9:30~16:30 (最終入館16:00まで)
<休業日>木曜日※祝休日の場合は開館 展示替え日
<駐車場>あり(無料)

【料金】

一般 1,600円
高大生 1,000円
中学生以下 無料
障害者割引 800円

 【行き方・アクセス】

<電車>JR東海「熱海駅」から東海バスで約7分、「MOA美術館」下車すぐ
<車>東名高速道路「沼津I.C.」から約60分

 

 

MOA美術館 16:53発

東海バス

熱海駅 17:00着

徒歩すぐ

旅を振り返りながら熱海駅へ

旅を振り返りながら熱海駅へ

バスに乗って再び熱海駅へ。

最後のバス移動にちょっぴり切なくなりながら、旅の思い出を振り返る

 

 

旅を振り返りながら熱海駅へ

 

旅を振り返りながら熱海駅へ

お土産は、熱海駅のすぐそばにあるアーケード街「熱海駅前平和通り商店街」に行けば間違いなし。

SNSやTVなどで話題のグルメスポットもあり、名産品や温泉まんじゅうなどひと通り揃っているので、帰る前にぜひ立ち寄って。

 

熱海駅から帰路に

駅前のATAMIXに預けていた手荷物を受け取り、観光特急列車「サフィール踊り子」で帰路へ。

バス旅の写真を見返しながら次の旅に気持ちを馳せて。

 

たっぷり遊び尽くせる熱海のバス旅

たっぷり遊び尽くせる熱海のバス旅

乗り降り自由で、施設の割引特典も付いた『東海バスフリーきっぷ 熱海1日券』のおかげで、熱海をお得に巡ることができ大満足。もちろん、目的を決めずにふらっと気ままに、気になった場所で降りてみる、というフリースタイルの旅にもぴったり。

 

見どころ、遊びどころがたっぷりの熱海巡りに、ぜひバス旅を検討して。

 

 

この記事を書いた人

GENIC編集部

表現と表現する人の想いをお届けする、フォト&トラベルカルチャーメディア

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