旅する料理人が見つけた、熱海という場所
東京でフランス料理の修業を重ねた後、タイ・バンコクで宮廷料理を学び、本場屋台の味にも触れたという多彩なキャリアを積んだオーナーの新宮彰さん。人気テレビ番組の出演や本の出版などメディアでも多く活躍し、2025年3月に熱海の銀座町に小さな店を構えました。
学生時代の思い出の地でもあり、奥様も縁があるという熱海。華やかで観光地らしい顔と、穏やかに暮らす人の顔を併せ持つ熱海に惹かれ、「CHAP’s」が誕生しました。


温泉と海、静かに佇む町並みが魅力の熱海市に、ひと際異彩を放つ一軒があります。白い外観に、やさしい灯り。市内銀座町に店を構えるタイ料理店「CHAP’s(チャップス)」。オーナーシェフの新宮彰さんが、長年の料理人生を経て、2025年3月5日に開店しました。

東京でフランス料理の修業を重ねた後、タイ・バンコクで宮廷料理を学び、本場屋台の味にも触れたという多彩なキャリアを積んだオーナーの新宮彰さん。人気テレビ番組の出演や本の出版などメディアでも多く活躍し、2025年3月に熱海の銀座町に小さな店を構えました。
学生時代の思い出の地でもあり、奥様も縁があるという熱海。華やかで観光地らしい顔と、穏やかに暮らす人の顔を併せ持つ熱海に惹かれ、「CHAP’s」が誕生しました。

「タイ料理=辛い」というイメージを超え、CHAP’sには香りと旨味のバランスを大切にしたメニューが並びます。お店の人気メニューであるグリーンカレーはタイで学んだココナッツのまろやかさを出すために、ココナッツミルクの濃厚な部分のみを使用。
「タイ料理はもっと自由で、どんな人にも寄り添える」と語る新宮さん。料理人としての優しさと誠実さがにじみます。気軽に楽しめるようにと、テイクアウトやケータリングの対応も。

店内は白を基調した約15坪の空間に、わずか11席。温もりが感じられるインテリアとやわらかな照明に包まれ、一人で過ごしても、誰かと語らっても心が落ち着く場所です。

ランチのカレーセットは、グリーンカレー、かぼちゃのカレー、ガパオの中から選べる2種類を一皿で味わえる人気メニュー。
夜には生春巻きやビーフン炒めなどのアラカルトがお酒と一緒に楽しめます。すべての料理に「その日の気分で選ぶ旅の一皿」が込められています。


観光客も地元の人も足を運ぶ「CHAP’s」。その理由は美味しい料理だけでなく、新宮さんの人柄にもありそうです。
「料理は会話のきっかけ、気軽に足を運んでほしい」と語る笑顔が、この店のあたたかさを物語ります。
今後は店舗だけでなく、出張シェフや自宅で学べるオンラインキッチンスクールの開催にも挑戦していくそう。「食を通して人と繋がり、料理の可能性を広げていきたい」と語るその言葉に、期待で胸が膨らみます。
CHAP’s (チャップス)
住所:静岡県熱海市銀座町4-6
TEL:0557-27-9216
営業時間:11:30~14:00,17:30~20:00
定休日:水曜日、日曜日
駐車場:なし
アクセス:JR熱海駅から東海バス「ひばりが丘/紅葉ヶ丘/上の山/網代旭町」行に乗車(乗車時間5分)バス停「銀座」下車、徒歩約3分
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