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【熱海・熱海さとり本店】抹茶と季節を味わう、熱海発の“お濃茶スイーツ”の魅力

2025/11/05
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H.Isobe北伊豆熱海市
【熱海・熱海さとり本店】抹茶と季節を味わう、熱海発の“お濃茶スイーツ”の魅力

人気スイーツ店が軒を連ねる熱海銀座商店街に2023年12月にオープンした「熱海さとり本店」。テレビや雑誌で紹介されることも多く、オリジナルの抹茶ブランド「さとり」を使った抹茶スイーツを求めて連日行列ができる人気店となっています。

日本の食文化を感じる、懐かしくて新しい──「熱海さとり本店」の魅力をお伝えします。

 

さとり クレープ

静岡抹茶が主役 — “お濃茶”で迎える新しい甘味の風景

熱海銀座商店街の中に、ひときわ落ち着いたグリーンに包まれた店舗が誕生しました。熱海さとり本店は、2023年12月にオープンした“お濃茶スイーツ専門店”。静岡・島田市にある老舗茶園、丸七製茶にブレンドを依頼した「さとり」オリジナル抹茶を用い、通常の約2倍量の茶葉を使うことで、しっかりとした濃みと、とろりとした舌触りを実現しています。


抹茶色に包まれた外観から店内に入ると、立食カウンター席があり、気軽に“抹茶体験”ができる雰囲気。訪れる人は、静岡・熱海ならではの風情に、「旅のご褒美スイーツ」としてのひとときを求めて足を運んでいるようです。
このお店は、単なる「抹茶菓子」ではなく、“お濃茶”というキーワードを軸に、抹茶本来の旨み・深み・香りを前面に打ち出しているのが特徴。抹茶好きはもちろん、普段あまり抹茶を選ばない人にも「これは違う」と思わせる存在感です。

 

さとり 店内

食べ歩きもお土産も — 多彩なスイーツで“抹茶の旅”を演出

この店の魅力は、訪れた瞬間のワクワク感だけでは終わりません。手にできるスイーツのラインナップは約30種類におよび、食べ歩き仕様からお土産仕様まで、目的に応じた楽しみ方が可能です。例えば、「大熱海!!!ぱりぱりクレープ」は高さ約50センチ、大迫力のぱりぱり食感クレープ。抹茶クリームやアイスをトッピングして楽しむこともできる一品です。

アイスやあん、クランベリーをもちもち生地で包んだ「お濃茶クレープ」も。さらに、「お濃茶モンブランソフト追い抹茶」では、たっぷりと追い抹茶をかけ、むせるほど濃い味わいを楽しめる濃厚スイーツとして、抹茶の魅力をダイレクトに伝えてくれます。

 

さとり クレープ

 

お土産用には、抹茶あんこわらび餅やお濃茶プリンといった、旅の思い出にも、おうち時間にも映えるラインナップが揃っており、「また誰かに買って帰りたい」と思える構成になっています。

 

さとり ショーケース

 

さとり お土産

 

さらに嬉しいのは「季節限定メニュー」の展開です。例えば、秋には栗を使った「秋栗モンブランクレープ」や「お濃茶ハロウィンラテ」などが登場。旅先の気候や季節の風を感じながら味わえる“この時だけ”のスイーツ体験が、熱海での滞在をさらに特別なものにしてくれます。
このように、“その場で味わう喜び”と“持ち帰って分かち合う喜び”が両立されていて、観光客にも地元にも響く構成。気軽な食べ歩きスイーツとして、また贈答用としても活用できるのは、静岡・熱海ならではの“お茶文化 × 観光スイーツ”の掛け合わせと言えるでしょう。

 

さとり 「秋栗モンブランクレープ」

 

“街を彩る”抹茶の新たな魅力を

「抹茶を超えたお濃茶“の魅力を発信したい」と話すのは、同店店長の永田奈々美さん。「熱海で抹茶の美味しさに触れる機会を作るとともに、ご自宅やお土産物として、熱海の旅の思い出を彩るお店になれれば」との想いも語られています。
熱海さとり本店は「抹茶スイーツ」というカテゴリを越え、熱海観光の魅力を再発見する存在と言えそうです。次の熱海旅では、お濃茶スイーツを片手に、街歩きをさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

さとり クレープを食べるようす

熱海さとり本店の基本情報

熱海さとり本店

住所:静岡県熱海市銀座町10-16

TEL:0557-29-6295

営業時間:10:00〜18:00

休業日:なし

駐車場:なし

アクセス:JR熱海駅より徒歩約12分
JR熱海駅から東海バス「ひばりが丘/紅葉ヶ丘/上の山/網代旭町」行に乗車(乗車時間5分)、バス停「銀座」下車、徒歩3分

URL:https://www.atami-satori.com

 

 

 

この記事を書いた人

H.Isobe

熱海在住、ローカルメディア編集長。静岡県委嘱ライター、テレビ番組への出演などを通して、静岡、伊豆、熱海の魅力を発信しています。

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