【中伊豆】「道の駅 天城越え」で、伊豆の自然やグルメ、文学に親しむ
2026/07/01
Nazugrass中伊豆伊豆市道の駅
日本全国にある「道の駅」。なかでも伊豆の旅行でぜひ立ち寄ってほしい場所が、中伊豆エリア・伊豆市にあります。山あいにあり、地元グルメや自然の景色に心身ともに満たされる観光スポットです。
今回は、「道の駅 天城越え(あまぎごえ)」をご紹介します。
山あいの「昭和の森」の中にある、「道の駅 天城越え」
「道の駅 天城越え」は、中伊豆エリア・伊豆市湯ヶ島の国道414号沿いにある、「昭和の森・天城山自然休養林」(以下、昭和の森)の敷地内に作られた自然豊かな道の駅です。
「昭和の森」は、天城峠一帯に広がる1600ha(ヘクタール)の自然林や天城の原生林の豊かな自然に親しむ休養林です。雄大な天城山に抱かれた渓流沿いの素朴な里は、伊豆の大自然を感じられる立地。自然が生み出す独特の静けさが、日々の喧騒にすり減った心と体をじんわりと癒してくれます。
春の季節には、敷地内に植えられたソメイヨシノ、エドヒガンなどの桜をはじめとした色とりどりの花が咲きます。夏には新緑の青々とした景色に包まれ、秋には赤や黄色の鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
敷地内には、「昭和の森会館」や「天城わさびの里」などの見学や体験ができる施設をはじめ、伊豆の特産である「わさび」グルメなどを味わえるレストランや売店も併設されています。旅のひとときを、伊豆の自然を感じながらゆったり過ごしたいという人にぴったりのスポットといえます。
特産グルメはぜひ味わって。「わさびソフト」はリピーターも! わさび加工体験もできる「天城わさびの里」
「道の駅 天城越え」内には、いくつかの店舗や施設が集まっています。
その中のわさび生産農家の直営店「天城わさびの里」は、天城産の新鮮な生わさびやわさび漬け、わさび味噌、三杯酢漬けなど、わさびを使った手作り加工品が多数揃っています。リピーターが多いという名物グルメ「わさびソフトクリーム」は、まずは一度食べてみてほしい逸品です。
わさびの加工体験(わさび漬け作り)や生わさびの収穫体験もできますよ。(要予約)

お食事処で伊豆・天城の料理を味わう。「山のレストラン 緑の森」
お腹が空いたら、敷地内にある「山のレストラン 緑の森」へ。伊豆市の農家から直接仕入れた新鮮な生わさび、猪(いのしし)。伊豆鹿などのお肉を使った食事が人気です。わさびを使ったメニューを味わうなら、「わさび丼定食」がおすすめですよ。
店内から見える中庭の四季折々の豊かな自然を眺めながら、伊豆の美味しい食材を使った料理を味わうことができるのも素敵ですね。
「緑の森」には売店も併設されていて、そこでは「元祖わさびソフトクリーム」が味わえます。こちらはわさびが練り込まれているタイプで、先ほどご紹介した「天城わさびの里」の「わさびソフトクリーム」と食べ比べてみるのも楽しいですね。


「昭和の森会館」で、文化と自然の知識に触れる
敷地内にある「昭和の森会館」では、文学や、伊豆の自然に関する知識に触れることができます。

館内にある「伊豆近代文学博物館」は、伊豆出身の作家をはじめ、伊豆を愛した文豪に関する資料が展示されています。生原稿といった大変貴重な資料や文豪ゆかりの品々がたくさん展示されているので、文学好きな人にはぜひ足を運んでいただきたいスポットです。

「昭和の森会館」の中庭では、移築された「井上靖旧邸」も見ることができます。
実際に井上靖が住んでいた井上邸を移築して、当時の雰囲気を今に伝えています。いまでも十分住めるほど良い保存状態で展示されているので、当時の光景を想像しながら見学するのも楽しいですね。

天城山周辺の動植物について展示されているのは「森の情報館」。天城山で見ることのできる鳥の鳴き声や、天城山の固有種の草や花、天城山の原生林や、植林された杉などについて、詳しく解説されています。

伊豆半島のジオサイトについて学べる「伊豆半島ジオパーク天城ビジターセンター」も、「昭和の森会館」内にあります。伊豆半島全体のジオサイトについて、書籍や展示資料をもとに紹介されていて、伊豆半島の豊富な自然や源泉、食材などの根幹となる伊豆半島の特異な成り立ちに、圧倒的な自然の力を感じることができますよ。
お土産処もぜひ覗いてみて。伊豆ならではの逸品がずらりと並ぶ、「竹の子かあさんの店」
地元のお母さんたちが手作りした漬物や惣菜、伊豆市の特産物(生わさび、わさびの茎葉、しいたけ、柑橘類など)を販売しているお土産処「竹の子かあさんの店」では、「しいたけコロッケ」や「山菜おこわ」、「小麦まんじゅう」が人気です。
11月~5月の連休頃まで、期間限定で「わさび葉コロッケ」を販売することも。

近隣の観光スポット
「道の駅 天城越え」の近隣には、ほかにもぜひ訪れてほしい観光スポットがあります。いくつかご紹介しますね。
・昭和の森 天城グリーンガーデン

道の駅天城越え(昭和の森会館)に隣接する、約54,000㎡の自然公園です。例年4月上旬~6月中旬頃になると、アマギシャクナゲや西洋シャクナゲが約500種類、約13,000本が華やかに咲き誇り、天城に自生する山野草を見ることや、野鳥観察なども楽しむことのできるスポットです。入園は無料で、展望台からは天城の山々と富士山が望めますよ。冬期(12月~3月)は原則閉園しているので注意してくださいね。
こちらの記事もぜひ参考に
【天城グリーンガーデン】山の斜面がシャクナゲで彩られる! 天城の山々や富士山とともに愉しむ
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=349
・浄蓮の滝

「日本の滝100選」に選ばれた狩野川上流にかかる伊豆を代表する名瀑布。高さ25m、幅7mの滝はまさに圧巻の絶景です。山の冷気と水しぶきで夏でもヒンヤリするので、暑い日に涼をとるスポットとしてもおすすめですよ。
こちらの記事もぜひ参考に
伊豆・浄蓮の滝完全ガイド|アクセス・所要時間・200段の階段と周辺観光スポットを楽しむ
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=107
・天城山隧道(あまぎさんずいどう)

伊豆市と河津町にまたがる天城峠付近にある日本最長(445.5m)の石造道路トンネルで、通称「旧天城トンネル」として知られています。川端康成の小説「伊豆の踊子」ゆかりの地としても有名で、苔むしたトンネル内はひんやり冷たく、物語に思いを馳せながら歩いてみるのもいいですね。
こちらの記事もぜひ参考に
【天城山隧道(通称:旧天城トンネル)】人気アニメのモデルの地にもなっている古いトンネル
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=211
・踊子歩道(おどりこほどう)
「道の駅 天城越え」の近くを通る全長およそ20kmのハイキングの峠コースで、中伊豆の「浄蓮の滝」を起点に、東伊豆の河津町湯ヶ野地区を終点としています。コース上には「浄蓮の滝」をはじめ「天城山隧道(旧天城トンネル」、「河津七滝」などの見どころがたくさんありますよ。
今回は、中伊豆にある「道の駅 天城越え」をご紹介しました。
伊豆の自然を感じながら、地元グルメや文学にも触れられる素敵なスポットなので、旅の目的地にするのも、旅の途中に立ち寄るのも、どちらもおすすめですよ。
日々の慌ただしさから少し離れて、疲れた心と体を癒す中伊豆へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
中伊豆の旅路に、こちらもぜひ参考に
【特集】夏に楽しめる、中伊豆のおすすめ観光スポット5選
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=542
中伊豆のおすすめ観光スポット7選|家族のドライブからデートのレジャーまで
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=335
【中伊豆ワイナリーヒルズ】完全ガイド!見どころ・食事・アクセスまで徹底解説
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=602
【中伊豆・伊豆の国市】E-BIKEで伊豆を満喫!サイクリング体験!
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=413
【伊豆長岡温泉】伊豆の玄関口にある、伊豆の観光拠点としてもぴったりな温泉地
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=89
【黒柳】中伊豆温泉郷の元祖・温泉まんじゅう
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=265
【伊豆・森島米店】「マツコの知らない世界」でも紹介された絶品おはぎ
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=472
中伊豆出発!「修善寺梅林」・「河津桜まつり」コース①
https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=91
道の駅 天城越えの基本情報
道の駅 天城越え(みちのえき あまぎごえ)
住所:静岡県伊豆市湯ケ島892-6
TEL:0558-85-1110 (昭和の森会館)
わさびの加工体験、生わさびの収穫体の予約TEL:0558-85-0999 (天城わさびの里)
営業時間:昭和の森会館、天城わさびの里 8:30~16:30
山のレストラン 緑の森 平日10:00~14:45、土日祝10:00~14:00
伊豆半島ジオパーク天城ビジターセンター 9:00~16:30
竹の子かあさんの店 9:30~16:00
(※最新の営業情報は各施設へご確認ください)
定休日:無休(臨時休業あり)
(昭和の森会館:第3水曜休/天城わさびの里:不定休/竹の子かあさんの店:年末年始休)
料金:森の情報館、伊豆半島ジオパーク天城ビジターセンター 入場無料
伊豆近代文学博物館 300円
駐車場:あり(普通車200台)
アクセス:
<電車・バス>伊豆箱根鉄道「修善寺駅」より東海バス「河津駅/下田駅」行に乗車(約40分)、「昭和の森会館」バス停下車、徒歩すぐ。
<車>東京方面から、東名高速道路沼津ICまたは新東名高速道路長泉沼津ICから伊豆縦貫道を利用し、国道414号線経由で約60分。
【山のレストラン 緑の森 Instagram】

この記事を書いた人
静岡県東部エリア在住。「Izu Letters」ライター。美術館や神社仏閣を訪れたり、きれいな風景を写真に撮ったりするのが好き。家にいるときは推しの舞台や配信を観ている。ひとりでまったり和めるカフェを探し中。
伊豆 観光,伊豆 観光,伊豆観光,伊豆 旅行,伊豆 旅行,伊豆旅行,伊豆,伊豆半島,IzuLetters,イズレターズ,静岡観光,静岡,観光情報,旅,旅行,国内旅行,週末旅,週末旅行,家族旅行,撮影旅行,癒しの旅 女子旅,大人女子旅,自然,フォトジェニック,中伊豆,伊豆市,天城,天城越え,道の駅,お土産,食事
日本全国にある「道の駅」。なかでも伊豆の旅行でぜひ立ち寄ってほしい場所が、中伊豆エリア・伊豆市にあります。山あいにあり、地元グルメや自然の景色に心身ともに満たされる観光スポットです。
今回は、「道の駅 天城越え(あまぎごえ)」をご紹介します。