【特集】旅のおともにいただきたい、伊豆ゆかりの和菓子店5選
2023/04/04
西伊豆南伊豆北伊豆熱海市下田市南伊豆町松崎町Ryoko Kawada
少しずつ暖かくなり、春爛漫といった雰囲気におでかけ欲も高まってくるはず。
今回は、ぜひ旅先で入手したい、その土地の食材や縁(ゆかり)を活かした和菓子店をご紹介。
これぞ伝統といった和菓子から、フルーツや洋風の食材をつかったモダンな逸品まで。
進化した和菓子の世界を楽しんでみては。
(写真提供:又一庵謹製 熱海ばたーあん)
扇屋製菓
「扇屋製菓」は、静岡県賀茂郡南伊豆町にある和菓子店。
地元産の温泉メロンを使った最中やロールケーキ、ゼリーなどが評判。
白を基調とした明るいカフェスペースもあり、パフェやケーキ、メロンソーダなどをいただくことができる。
看板商品は、昭和30年に先々代が考案したという「メロン最中」。
見た目もメロンのようなかわいらしさで、メロン果汁入りの餡を、しっとりとした皮ではさんでいる。
そのほか、メロンタルトやメロンのショートケーキなど、メロン好きにはたまらないラインナップに。
(写真提供:扇屋製菓)
DATA
扇屋製菓(おうぎやせいか)
【住所】静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂168-1
【TEL】0558-62-0061
【営業時間】9:00~17:00
【休業日】水曜日(変動あり)
【駐車場】あり
【アクセス】伊豆急下田駅より東海バス③番のりば「下賀茂/伊浜/子浦/堂ヶ島」行に乗車(乗車時間24分)、「日詰」バス停下車徒歩1分
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https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=296
HPはこちら
https://f-koten.jp/shop/details/48
又一庵謹製 熱海ばたーあん
「熱海ばたーあん」は、静岡県磐田市にあるきんつばで有名な老舗和菓子店「又一庵」が手がけるお店。
「又一庵」特製・北海道十勝産の厳選した大粒小豆をつかった自家製あんこと、まろやかなバターの塩味が絶妙な、和洋折衷スイーツがそろう。
看板商品の「熱海ばたーあんパン」は、 多い時で1日1000個完売するほどの人気ぶり。
薄めのパン生地の中に、たっぷりの粒あんとなめらかでコクのあるバタークリームが詰まっている。
そのほか、フルーツ最中、ばたーあんけいく、あんケーキどらやきなど、しあわせ感あふれる独創的なスイーツばかり。
幅広いラインナップにどれを買おうか心がおどること間違いなし。
(写真提供:又一庵謹製 熱海ばたーあん)
DATA
又一庵謹製 熱海ばたーあん(またいちあんきんせい あたみばたーあん)
【住所】静岡県熱海市田原本町5-11
【TEL】0557-81-2777
【営業時間】10:00~18:00
【休業日】不定休
【駐車場】なし
【アクセス】JR熱海駅より徒歩2分
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https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=298
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https://www.atami-butter-an.com/
ロロ黒船
「ロロ黒船」は、開国町・下田らしさを大切にしたお店。
お菓子は「黒船」「開国」「ペリー」といった下田らしいワードが商品名にたくさん使われており、モダンで洗練された味とデザインで楽しませてくれる。
一番人気は「開国キャラメル最中」で、黒船を形どった繊細なデザインの最中に、自家製キャラメルとクルミをはさんだ新感覚のお菓子。
下田に観光に来てくれるお客様を大切にしたいという思いから、買えるのは店舗だけ。
ぜひ現地を訪れて、職人技とあふれる“下田愛”を感じてみよう。
(写真提供:ロロ黒船)
DATA
ロロ黒船(ロロくろふね)
【住所】静岡県下田市二丁目2-37
【TEL】0558-22-5609
【営業時間】9:00~18:00
※売り切れ時は早く閉店する場合あり。ご心配の方は来店前にお電話を。
【休業日】不定休(店舗に問い合わせを)
【駐車場】2台
【アクセス】伊豆急下田駅より徒歩約5分
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https://izu-letters.jp/column/detail.php?c=301
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https://www.lolo-kurofune.com/
梅月園 桜田店
西伊豆の松崎町にある「梅月園 桜田店」は、1931年創業の松崎店の2店舗目として1996年にオープン。
全国シェア7割を占め生産量日本一を誇る松崎町の特産品「桜葉」を使った和菓子を中心に、洋菓子も種類豊富にそろえる。
名物の「さくら葉餅」は、やわらかな食感とこしあんの甘さ、桜葉の塩味が絶妙なハーモニー。
桜葉を混ぜたピンク色の米粉生地で、桜クリームと小倉を巻いた「さくらロールケーキ」もおすすめ。
見た目もかわいくて華やかなスイーツの数々は、ぜひお花見シーズンにぜひ味わいたい。
(写真提供:梅月園 桜田店)
DATA
梅月園 桜田店(ばいげつえん さくらだてん)
【住所】静岡県賀茂郡松崎町櫻田149-1
【TEL】0558-42-0010
【営業時間】9:00〜18:00
【休業日】不定休
【駐車場】あり
【アクセス】伊豆急行線稲梓駅よりタクシーで28分
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https://www.izubaigetsuen.com/
菓子舗 間瀬 本店
「菓子舗 間瀬」は、1872(明治5)年創業。
熱海市網代にある本店のほか、網代駅前店、熱海咲見町店、熱海ラスカ店の4店舗を構える、2022年で150周年を迎えた老舗和菓子店。
代表銘菓「伊豆乃踊子」は、川端康成の名作『伊豆の踊子』をイメージした和菓子で、伊豆を代表する定番土産のひとつ。
白あんにくるみを混ぜ、サブレ生地で包んで焼き上げたもので、お茶にもコーヒーにも合う。
そのほか、春は桜葉を、夏は花火や海水浴をイメージしたお菓子やゼリー、秋冬は柿・栗を使った羊羹など、四季折々の伊豆の風景やを大切にした和菓子がたくさん。
忘れがちな伝統行事や季節のうつろいを楽しみながら、和菓子でホッとくつろぐ時間を大事にしてほしい。
(写真提供:菓子舗 間瀬 本店)
DATA
菓子舗 間瀬 本店(かしほ ませ ほんてん)
【住所】静岡県熱海市網代400-1
【TEL】0557-67-0111
【営業時間】8:00~17:00
【休業日】木曜日
【駐車場】あり
【アクセス】JR伊東線網代駅より徒歩15分
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この記事を書いた人
福岡県出身、名古屋の編集プロダクションでデザイン・執筆の仕事をしたあと、2004年に静岡市へ移住。出版社でwebディレクターとして勤務後、2007年に取材・執筆・撮影・編集・デザインを生業とするフリーランスとして活動開始。静岡県内各地を飛び回りながら、静岡の魅力を発掘中。
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少しずつ暖かくなり、春爛漫といった雰囲気におでかけ欲も高まってくるはず。
今回は、ぜひ旅先で入手したい、その土地の食材や縁(ゆかり)を活かした和菓子店をご紹介。
これぞ伝統といった和菓子から、フルーツや洋風の食材をつかったモダンな逸品まで。
進化した和菓子の世界を楽しんでみては。