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伊豆半島はプレートや火山によって生まれた大地と、地下からの湧水のおかげで、たくさんの温泉地がある。
温泉厳選数は約2,300。
それぞれに特徴があり、効能もさまざま。
足湯も多いので、いろいろな温泉地を訪れて、町歩きとともに温泉めぐりを愉しもう。
伊豆半島の付け根、つまり伊豆の玄関口の一つでもある中伊豆あたりにある「伊豆長岡温泉」。源氏山を挟み、東側が古奈地区で、西側が長岡地区。かつては別々の温泉名で呼ばれていたが、現在はこの2つのエリアを合わせて伊豆長岡温泉という。特に、古奈地区の歴史は古く、720(養老4)年に発見され、源頼朝が挙兵の際、湯治に立ち寄ったと言われている。長岡地区の方は1907(明治40)年と比較的新しい発掘だ。
古くから“美人の湯”としても知られている伊豆長岡温泉。公園など5カ所に足湯が設置され、健康増進、疲労回復にもぴったり。住民の方が日常的に利用しており、気さくに話しかけてくれることも。足湯に浸かりながら会話を楽しみたい。
緑豊かで静かな山間に位置し、伊豆半島の中でもっとも歴史のある温泉地。修善寺は「伊豆の小京都」とも称され、海沿いの賑やかな温泉地とはまた異なる、情緒豊かでしっとりとした日本の風情に癒やされる。
東京駅から修善寺駅までは特急踊り子号で約2時間10分、温泉街までは修善寺駅からバスで約8分。温泉街は歩いて回れるコンパクトなところも魅力で、駅前のレンタサイクルを利用するのもおすすめだ。車の場合は、修善寺道路・伊豆縦貫自動車道修善寺ICを降りて温泉街まで約1分とアクセスも良い。有料駐車場が点在しているので、車を停めてのんびり散策を楽しもう。
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