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【大室山】富士山から天城連山、相模湾までを望む360度の大パノラマ

2022/02/01(2022/02/23)
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Akari Enomoto伊東市東伊豆
【大室山】富士山から天城連山、相模湾までを望む360度の大パノラマ

大室山(おおむろやま)は約4000年前の噴火によって、溶岩のしぶきや火山弾が降り積もってできたといわれている。標高580m、伊豆東部火山群の中で最大級のスコリア丘(火山の噴火により形成されるお茶碗を逆さまにしたような形の丘のこと)。山頂には大きな火口があり、真ん中がくぼんだ形になっているので、遠くから見るとまるで巨大なプリンのような形。山全体が国指定の天然記念物のため、徒歩での登山は禁止となっており、専用のリフトを使って登って行こう。

山頂での“お鉢めぐり”を楽しむ

山頂での“お鉢めぐり”を楽しむ

大室山①

山頂まではリフトで6分。山頂に着くと大きく窪んだ火口が目の前に広がり、吸い込まれそうな迫力満点の景色! 山頂には火口の周りをぐるりとまわる遊歩道があり、1周は約1km、大人の足で30分ほど。この遊歩道での散策は「お鉢めぐり」と呼ばれており、スタート地点には「360度の眺望案内」が。この案内板の写真を撮っておくと、あとで確認できるのでおすすめだ。

 

大室山②

山頂からは伊東市街、 “伊豆の瞳”と呼ばれる一碧湖(いっぺきこ)、初島(はつしま)を見ることができる。天気がよければ富士山をはじめ、東京スカイツリー、横浜ランドマークタワーに出合えるかもしれない。

3つのパワースポット

3つのパワースポット

火口の中腹には1つ目のパワースポット「大室山浅間神社(おおむろやまぜんげんじんじゃ)」があり、安産と縁結びの神様である石長比売(イワナガヒメ)が祀られている。大室山は、はるか昔、山そのものが御神体と考えられていたそう。

 

大室山③

5体のお地蔵さんが安置された「五智如来地蔵尊(ごちにょらいじぞうそん)」が2つ目のパワースポット。今から300年前、9才で身ごもった娘のために、父親が大室山浅間神社に安産祈願。その後、無事に安産したお礼に安置ものだといわれている。

 

大室山④

少し歩くと、ここにもお地蔵さんが。3つ目のパワースポット「八ヶ岳地蔵尊(やつがたけじぞうそん)」。近隣の漁師たちが海上安全、海難防止祈願のために、奉納したものだと言われている。

山頂でアクティビティー

山頂でアクティビティー

大室山では、火口部分でアーチェリーも楽しむことができる。 中学生以上、身長140cm以上なら誰でも体験可能。弓や矢などの道具はレンタルできるので、未経験の人でも気軽に体験できる。ぜひ一度挑戦してみては。

また、お鉢めぐりの後にぜひ立ち寄りたいのが山頂にある売店。ソフトクリームや懐かしいビン牛乳、コーヒー牛乳が売られており、特におすすめなのは、新名物の「大室山三福(みつふく)だんご」。「大福」「幸福」「裕福」で三福になっている。大室山のこのキャラクターは写真に収めておきたいかわいさ。

伊東の春の風物詩「山焼き」

伊東の春の風物詩「山焼き」

毎年2月には、山をまるごと焼き上げる「山焼き」が行われ、伊東市の春の風物詩となっている。これは山の保全のため、約700年前から行われている伝統行事。長年の市民の努力により、お椀を伏せたようなきれいな形が保たれている。

山頂からの景色だけでなく、大室山の歴史や四季の草花、山頂でのアーチェリー、さまざまな楽しみ方できる大室山。伊東市に訪れた際は、ぜひ足を運んでみては。

大室山の基本情報

大室山登山リフト(おおむろやまとざんリフト)

住所:静岡県伊東市池672-2

駐車場:自家用車500台、バス10台

運行時間:3/6~3/15 9:00~16:45(乗車券販売は16:30まで)

     3/16~9/3 9:00~17:15(乗車券販売は17:00まで)

     10/1~3/5 9:00~16:15(乗車券販売は16:00まで)

     元旦 初日の出リフト特別運行 5:40~8:00(予定)8:00以降は通常営業

料金:大人700円、小人350円

TEL:0557-51-0258

URL:https://omuroyama.com/

 

この記事を書いた人

Akari Enomoto

河津町在住。「Izu Letters」編集担当。大の猫好き。趣味は伊豆のオシャレなカフェめぐりと言いたいところだが、休日はだいたいお昼まで寝ている。最近、早起きをして行ったカフェは、伊豆高原にある「ねこカフェ にゃおん」。

 

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