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河津桜まつり

2022/02/01(2022/03/03)
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Ryoko Kawadaイベント東伊豆河津町
河津桜まつり

2月初旬〜3月初旬にかけて見頃を迎える河津桜。静岡県賀茂郡河津町は、毎年、全国からたくさんの観光客が集まる伊豆の一大イベントだ。町内を流れる河津川沿いに植えられた約850本の河津桜が咲き乱れ、同時期に同じく川沿いに植えられた菜の花も開花。河津桜の濃いピンク色と、菜の花の黄色の花との共演は、訪れる人の心を魅了してくれる。なお、川沿い以外にも、町内の至るところで河津桜が見られ、全体では約8,000本にも及ぶ。

 

 

食べ歩きや夜桜、足湯も楽しめる

食べ歩きや夜桜、足湯も楽しめる

「河津桜まつり」開催期間中は、川沿いに多くの露店が並び、食べ歩きをしながら花見ができるのも魅力の一つ。地元の農産物販売や地元グルメのお店が出店し、「伊豆の踊り子デジタルスタンプラリー」も開催される。例年、ロマンティックな雰囲気で人気のある夜桜ライトアップも開催される。

また、源泉が噴き上げる「大噴湯公園の足湯処」のほか、「河津三郎の足湯処」といった足湯が点在し、お花見をしながら足湯に浸かることが可能。ぜひタオル持参で訪れよう。

そのほか、河津七滝のループ橋付近には枝振りが見事な「上条の桜」が、「豊泉の足湯処」近くになる河津桜の変種「豊泉の桜」など、名木も点在する。そして、河津町役場近くにある「河津桜の原木」もお忘れなく。

 

河津桜とは

河津桜とは

2月上旬から開花する早咲きの桜で、濃いピンクの花が特徴。開花から約1カ月程度かけて満開になり、満開の時期は1週間〜10日程度。ただし、ソメイヨシノより色が濃く、1輪1輪に存在感があるので、5〜6分先程度でも十分に見応えあり。ちなみに、河津桜は、河津町が発祥であるが、全国に広まっている栽培品種。伊豆という温暖な特色を生かし、河津町では東京より少し早く開花する。

もともとは、1955年に河津町内の飯田勝美氏が河津川沿いの雑草の中で発見。それを持ち帰り、自宅の庭に植樹した。後に、それが新しい栽培品種であることがわかり、1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と名付けられた。原木は現在も存在するので、合わせて見学に訪れたい。

やがて地元の有志により、河津川沿いをはじめ、町内全域への植樹が行われ、現在のように町全体が河津桜で覆われ、町の代表的な存在となった。ただし、現在は改正河川法により、河川区域での植樹が禁止になり、寿命を迎えた河津桜が少しずつ姿を消し、歯抜けの部分も出てきている。今後の形は模索中とのこと。ぜひ応援する気持ちで会場に訪れたい。

合わせて訪れたい河津町のおすすめスポット

合わせて訪れたい河津町のおすすめスポット

▶河津温泉(かわづおんせん)「海と山に囲まれた、河津町で知られる温泉地」

▶河津七滝(かわづななだる)「変化に富んだ7つの滝をめぐるヒーリングスポット」

▶湯ヶ野温泉(ゆがのおんせん)「日常の喧騒から離れて小説「伊豆の踊子」の舞台を訪ねる」

▶【 峰温泉大噴湯公園】もくもく立ち上る湯けむりと噴き上がる温泉

河津桜まつりの基本情報

河津桜まつり

 

■開花情報
https://kawazuzakura.jp/contact.html

■河津町ライブカメラ
https://livecam.town.kawazu.shizuoka.jp/

■河津桜まつり
https://kawazuzakura.jp/

■河津町観光協会
https://www.kawazu-onsen.com/

 

アクセス

【車の場合】

東名高速道路沼津I.C.から:国道136号〜伊豆中央道(有料)〜修善寺道路(有料)〜国道414号線経由で約80km。約1時間20分
東名高速道路厚木I.C. から:真鶴道路(有料)〜熱海ビーチライン(有料)〜国道135号線経由で約113km。約2時間30分

駐車場:普通車1,000円、バイク500円、バス(大型~小型)・マイクロバス・キャンピングカー5,000円

【電車の場合】

スーパービュー踊り子JR東京駅~伊豆急河津駅。約2時間30分

直通電車:JR熱海駅~伊豆急河津駅。約1時間30分

新幹線:JR熱海駅~伊豆急河津駅。約1時間30分

 

この記事を書いた人

Ryoko Kawada

福岡県出身、名古屋の編集プロダクションでデザイン・執筆の仕事をしたあと、2004年に静岡市へ移住。出版社でwebディレクターとして勤務後、2007年に取材・執筆・撮影・編集・デザインを生業とするフリーランスとして活動開始。静岡県内各地を飛び回りながら、静岡の魅力を発掘中。

 

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