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伊豆の冬は魅力がいっぱい!冬こそ訪れたい伊豆観光スポット・グルメ・温泉ガイド

2025/10/31
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Rieko Nagai伊豆観光スポット
伊豆の冬は魅力がいっぱい!冬こそ訪れたい伊豆観光スポット・グルメ・温泉ガイド

冬の伊豆、と聞いて何を思い浮かべますか?

「夏の海」や「春の桜」に比べて、なんとなく印象が薄いかもしれません。しかし、実は冬こそが、伊豆を旅する狙い目の季節なのです。

 

混雑の少ない静かな観光、澄んだ空気に映える絶景、寒い季節だからこそ美味しい海の幸や温泉…。今回は、そんな冬ならではの伊豆の魅力を、東海バスならではの視点でたっぷりご紹介します。

伊豆の冬が狙い目な3つの理由

伊豆の冬が狙い目な3つの理由

引用:Izu Letters

 

実は冬の伊豆は、他の季節にはない魅力がぎゅっと詰まった、通好みの旅先です。ここでは、そんな伊豆の冬をおすすめしたい理由を3つに絞ってご紹介します。

 

1.混雑が少なく、静かに楽しめる

紅葉や桜のシーズンに比べ、冬は観光客が比較的少なめです。人気の観光スポットもゆったりと楽しめるため、カメラ片手にのんびり散策したい人や、落ち着いた旅を求める大人旅にはぴったりのシーズン。冬の伊豆観光なら、自分のペースで、心ゆくまで観光地を満喫できます。

例えば、修善寺温泉や堂ヶ島などの人気スポットでも、夏や秋と比べて静かに過ごせることが多く、宿も比較的取りやすい傾向があります。混雑を避けて、穏やかな時間を楽しみたい方にはうってつけの季節です。

 

2.空気が澄んでいて絶景が映える

冬の伊豆は乾燥した日が多く、空気が澄んでいるため、遠くの景色がくっきり見える日が増えます。西伊豆からは富士山が美しく望め、夕焼けや夜景、星空の観賞にも最適。特に12月から2月にかけては、空気の透明度が高まるため、写真撮影にも絶好のコンディションが期待できます。

天候に恵まれた日には、駿河湾越しに富士山を望む壮大な景色を楽しめる場所もあり、InstagramやXなどSNSでも「冬の絶景スポット」として話題になることが多くあります。

 

3.海の幸&温泉がベストシーズン

伊豆といえば、やはり海の幸。寒い季節には脂ののった魚が増え、煮付けや刺身など冬にこそ味わいたい料理が楽しめます。

また、伊豆は温泉地としても有名。冷えた体を芯から温めてくれる湯めぐりは、まさに冬旅の醍醐味。食と温泉の両方を堪能できるのが、冬の伊豆の魅力です。

たとえば、金目鯛の煮付けと温泉のセットプランを提供する旅館や、湯上がりに伊豆みかんジュースが楽しめるカフェなど、冬らしいおもてなしも充実しています。

冬におすすめの伊豆観光スポット6選

冬の伊豆では、観光スポットの魅力もひと味違います。空気が澄んでいる分、絶景はよりくっきり、混雑の少ない観光地では静けさを楽しめます。ここでは、冬だからこそ訪れたい厳選スポットを6つご紹介します。

修善寺温泉街|静寂に包まれる温泉街

修善寺温泉街|静寂に包まれる温泉街

引用:Izu Letters

 

中伊豆にある修善寺温泉は、冬の静けさが似合う癒しの温泉地です。「竹林の小径」や「独鈷の湯」など、無料で立ち寄れるスポットもあり、日没後にはライトアップが実施されます(23時まで点灯、影絵演出は20~22時)。

 

湯上がりに修善寺の温泉街を歩くのも楽しいひととき。川端康成ゆかりの老舗旅館も多く、文学的な雰囲気も味わえます。

 

修善寺温泉街

【住所】静岡県伊豆市修善寺

【TEL】0558-72-2501(伊豆市観光協会修善寺支部)

【駐車場】近隣に有料パーキングあり

【アクセス】修善寺駅から東海バス「修善寺温泉」行に乗車(約10分)、「修善寺温泉」バス停下車、すぐ

【公式サイト】https://www.shuzenji-kankou.com/

 

【修善寺】人力車で見て回る、古き良き温泉街の知られざる魅力

 

河津桜まつり|一足早い"春"を楽しむ

河津桜まつり|一足早い"春"を楽しむ

引用:Izu Letters

 

2月上旬から咲き始める河津桜は、濃いピンク色が特徴。まつり期間中は約8,000本の桜が河津川沿いに咲き誇り、昼も夜も華やかな景色が広がります。ライトアップや屋台もあり、冬の終わりを感じる風物詩です。

 

河津桜まつり

【住所】静岡県賀茂郡河津町

【TEL】0558-32-0290

【駐車場】あり(有料)

【アクセス】伊豆急・河津駅からすぐ

【公式サイト】https://kawazuzakura.net/

 

【河津温泉】「河津桜まつり」で知られる、海と山に囲まれた温泉地

 

 

 

堂ヶ島天窓洞|冬の光が創る神秘空間

堂ヶ島天窓洞|冬の光が創る神秘空間

引用:Izu Letters

 

西伊豆・堂ヶ島にある「天窓洞」は、波の浸食でできた天然の海蝕洞。海上から差し込む光が内部を照らし、幻想的な光景をつくり出します。冬は波が穏やかな日も多く、透明度が高いことからより美しく見えることも。堂ヶ島マリンの遊覧船でアクセス可能(天候により運休あり)。

 

堂ヶ島天窓洞

【住所】静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2060(堂ヶ島マリン)

【TEL】0558-52-0013(堂ヶ島マリン)

【駐車場】あり(無料)

【アクセス】伊豆急下田駅から東海バス「堂ヶ島」行に乗車(約1時間)、「堂ヶ島」バス停下車、すぐ

伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス「松崎」行に乗車(約1時間30分)、「堂ヶ島」バス停下車、すぐ

 

【堂ヶ島】神秘的な青の洞窟と幻想的なサンセット

 

 

下田海中水族館|海と一体になれる癒し空間

下田海中水族館|海と一体になれる癒し空間

引用:Izu Letters

 

下田湾に浮かぶユニークな水族館。イルカやアザラシ、ペンギンたちを間近で見られ、冬でも元気にショーを開催しています。特に「ペンギンの散歩」は冬の人気イベント。屋内展示も充実しており、寒い日でも快適に過ごせます。

 

下田海中水族館

【住所】静岡県下田市3-22-31

【TEL】0558-22-3567

【駐車場】あり(無料)

【アクセス】伊豆急下田駅より東海バス「海中水族館」行に乗車(約7分)、「海中水族館」バス停下車、すぐ

【公式サイト】https://shimoda-aquarium.com/

 

【下田海中水族館】イルカ達が海で泳ぐ姿を見られる日本でも珍しい天然水族館

 

土肥金山|歴史とロマンを体感できる穴場スポット

土肥金山|歴史とロマンを体感できる穴場スポット

引用:Izu Letters

 

土肥金山は、江戸時代に開山された金山跡を見学できる施設。坑道内の見学はほぼ屋内で、冬でも比較的快適に過ごせます。金の延べ棒持ち上げ体験や、黄金館なども人気。金運アップを願って立ち寄る観光客も多数います。

 

土肥金山

【住所】静岡県伊豆市土肥2726

【TEL】0558-98-0800

【駐車場】あり(無料)

【アクセス】修善寺駅より東海バス「松崎」行に乗車(約50分)、「土肥金山」バス停下車、すぐ

【URL】https://www.toikinzan.jp/

 

土肥金山で楽しむ歴史と体験!伊豆旅行の新たな魅力

 

伊豆パノラマパーク|天空テラスで冬の絶景

伊豆パノラマパーク|天空テラスで冬の絶景

引用:Izu Letters

 

伊豆の山上に位置する「碧テラス」からは、富士山と駿河湾のパノラマが広がります。冬は空気が澄み、富士山がよりくっきりと見える日が多く、撮影にも最適。テラスにはカフェもあり、ホットドリンク片手にゆったり過ごす時間も格別です。

 

伊豆パノラマパーク

【住所】静岡県伊豆の国市長岡260-1

【TEL】055-948-1525

【駐車場】あり

【アクセス】伊豆長岡駅より 伊豆箱根バス「長岡温泉場循環」または「伊豆三津シーパラダイス」行に乗車(約15分)、「伊豆の国市役所」下車、徒歩2分+ロープウェイ乗車

【URL】https://www.panoramapark.co.jp/

 

【伊豆パノラマパーク(碧テラス)】空中散歩で水盤を使った絶景山頂リゾートへ

 

冬にこそ食べたい!伊豆の旬グルメ

冬の伊豆観光で見逃せないのが旬の味覚。寒さが深まるにつれて美味しさを増す海の幸や、あたたかい郷土料理、旬の柑橘スイーツまで、冬に味わいたいグルメを厳選してご紹介します。

 

特に伊豆半島はエリアによって漁港や特産が異なるため、地域ごとの味の違いを楽しむのも醍醐味。下田や稲取では金目鯛、南伊豆では伊勢海老、西伊豆では地魚の刺身や天ぷらなど、地元の食堂や旅館ごとに個性豊かな料理が味わえます。

金目鯛の煮付け|伊豆の定番ごちそう

金目鯛の煮付け|伊豆の定番ごちそう

引用:Izu Letters

 

金目鯛は伊豆を代表する魚のひとつ。脂がのった冬場の金目鯛は、煮付けにすると格別です。稲取や下田エリアでは、地元の食堂や旅館でさまざまな金目鯛料理が味わえます。家庭用の土産として真空パックの煮付けも人気があります。

 

【稲取温泉】景色と料理も楽しめる、稲取漁港を抱く東伊豆町の温泉地

【きんめ処 なぶらとと】稲取漁港で水揚げされた金目鯛をいただける金目鯛専門店

伊勢海老|冬の味覚の王様

伊勢海老|冬の味覚の王様

引用:下田市観光協会サイト

 

伊勢海老の漁期は例年10月〜翌年3月。ぷりぷりの食感と濃厚な旨みは、この時期ならではの楽しみ。刺身、鬼殻焼き、味噌汁などバリエーションも豊富で、温泉旅館では「伊勢海老づくし会席」などの特別コースが用意されていることもあります。

 

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天城の猪鍋|山の恵みもお忘れなく

天城の猪鍋|山の恵みもお忘れなく

引用:味処 伊豆の佐太郎

 

天城山系では、猪肉を使った味噌仕立ての「猪鍋」が郷土料理として人気。寒い夜に体の芯から温まる一品。臭みが少なく、旨味の強い天城の猪肉は、冬の味覚としてじわじわ注目されています。近年はジビエブームもあり、男女問わず人気があります。

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冬の柑橘スイーツ|伊豆みかんの魅力

冬の柑橘スイーツ|伊豆みかんの魅力

引用:Izu Letters

 

伊豆では温暖な気候を活かし、みかんやニューサマーオレンジなど柑橘類が多く栽培されています。2月頃に出回る伊豆みかんは糖度が高く、スイーツやお土産にもぴったり。道の駅や観光農園での販売のほか、熱海のジェラート専門店などでも季節限定メニューが登場します。

 

【熱海ジェラートキング】熱海観光の定番に!?駅前商店街で味わう地元食材を生かしたジェラート新店が登場

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冬の伊豆旅におすすめ!東海バスの便利な路線・お得なきっぷ

冬の伊豆旅におすすめ!東海バスの便利な路線・お得なきっぷ

引用:Izu Letters

 

伊豆の冬旅は、公共交通でも十分楽しめます。特に東海バスの観光路線やフリーきっぷを活用すれば、車がなくても快適に移動できます。

東海バス|お得な乗車券

 

車なしでもOK!観光路線バスで移動も楽らく

伊豆エリアの主要観光スポットへは、東海バスの路線が広く展開されています。運転に自信のない人や、渋滞を避けてゆったり旅を楽しみたい人にはぴったり。特に冬は日没が早くなるため、バスでの移動なら運転疲れを気にせず、のんびりと景色も楽しめます。

 

お得なフリーきっぷを活用しよう

冬の伊豆観光にぴったりのフリーきっぷが各エリアで販売されています。

・伊東・伊豆高原エリア

・下田・南伊豆・西伊豆エリア

・熱海エリア

・三島エリア

どのきっぷも乗り降り自由なので、予定を気軽に変更できるのも魅力。2日間以上の滞在なら、さらにお得感が増します。

 

スマホでも快適!時刻表検索&路線案内

公式サイトやスマホ対応の時刻表ページを活用すれば、バス停検索や現在地からの経路検索もスムーズ。天候による運休情報も事前にチェックできます。また、主要観光地を結ぶ「観光案内付き周遊バス」など、冬の旅行者に嬉しい限定運行もあります。

 

東海バス|スマホで簡単!路線バス情報検索サービス「いまココ」

冬の伊豆観光をもっと楽しむためのワンポイントアドバイス

冬の伊豆を最大限に楽しむためには、ちょっとした準備や工夫も大切です。快適な観光を叶えるための服装や持ち物、予約のタイミングなど、知っておくと役立つポイントをまとめました。

 

服装はレイヤードで

昼夜の寒暖差に対応できる重ね着が便利。マフラーや手袋など小物も防寒のポイント。

 

運休情報に注意

冬季休業の観光施設や遊覧船もあるため、事前チェックを忘れずに!

 

予約は早めに

ハイシーズンである春夏に比べて冬季は料金が抑えめな分、週末や祝日は早く埋まりがち。人気宿は1〜2か月前から予約がおすすめ。

 

温泉グッズを持参

タオルや入浴グッズ、湯上がり用のスキンケア用品があると快適。

 

カメラやスマホのバッテリー対策

冬は消耗が早いため、モバイルバッテリーを持参するのが安心です。

まとめ|冬の伊豆は「のんびり&贅沢」が叶う大人の旅先

まとめ|冬の伊豆は「のんびり&贅沢」が叶う大人の旅先

引用:Izu Letters

 

冬の伊豆には、静けさと絶景、あたたかな温泉と旬の味覚という、大人の贅沢が詰まっています。混雑を避けてゆったりと観光を楽しみたい方、美味しい海の幸と温泉を堪能したい方には、まさに理想的なシーズンです。

 

車がなくても快適な旅を路線バスで実現

車がなくても、東海バスを使えば主要スポットを無理なく移動できます。お得な乗車券を活用しながら、気ままに伊豆をめぐる旅を楽しんでみませんか?

金目鯛や伊勢海老、猪鍋などの冬グルメに加え、富士山や河津桜など季節の絶景も!

ぜひこの冬、伊豆の新たな魅力を再発見してみてください。東海バスとともに、心あたたまる伊豆の冬旅をお楽しみください。

 

 

 

この記事を書いた人

Rieko Nagai

静岡県御殿場市出身・在住。食いしん坊で飲んべえです。趣味はヨガ、山登り、ペトロールズ。ポジションは足軽(ライター・エディター・コンテンツマーケティング・カメラマン、4足のわらじでてくてくと)。

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